カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep (MF文庫ダ・ヴィンチ)
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カクレカラクリ An Automaton in Long Sleepの感想・レビュー(312)
SFチックな感じのミステリーなのかな。最後までどんな仕掛けになっているのか考えを膨らませていた。この本に登場するような集落は日本に存在しないかもしれないと思っていたが、以前これに近い町があると聞いたことを思いだした。最後のとってつけたような人にまつわる謎が不要に感じたことを除けば、スムーズに話は進み、比較的情景が目に浮かぶ作品だった。こういう本を読む機会に恵まれていないのか、もっと似た系統の本を読みたいし、ドラマがあることを知ったので、観たいと思いました。しかし問題は、DVDのレンタルまだないようだ。
ドラマを観た記憶はあったけれど、本作を読み進めている最中は「森博嗣キャラクター」で上書きされて、いつもの会話が展開されてしまう。しかし、主演女優の解説(談)を読んでしまったが最後、キャラクターが脳内固定されてしまう恐ろしさ。小説版では、彼女とは結構イメージが違う気がしていたのだけれど、もう駄目だ。恩田陸「六番目の小夜子」はもう完全に彼女で脳内再生されてしまう。ともあれ、ドラマが前提だったせいか森博嗣にしては簡単、親切すぎるヒントだった。こんな感じのモリ・ライトももっとあってよいかも。
あっさりとしていて、いつもより軽く感じたが、隠れ絡繰りの謎を解いていくシーンや哲学的な話などは、森ミステリィらしさがあって楽しめた。
S&MやVシリーズなどのミステリィでは、犯行の動機に付随して"人間"が語られているため負の面が前面に出てくるが、今作はしがらみや確執といった負の面よりも、人間の意志の凄さや素晴らしさといった明るい面が前面に押し出されており、読後感は爽やかだった。
登場人物に魅力はたっぷりあるのに、いかしきれてない印象が…。謎も意外とあっさり。本格ミステリーを望んだら拍子抜けだが、軽い気持ちで読みたいならありかも。
実写化を念頭において書かれた小説であったせいか、ミステリーとしての部分は単調で浅かった。(もっとも森博嗣にしては、ということだけど)ただ、ところどころに著者の思想、メッセージのようなものが入っていたので、楽しく読むことができた。カラクリに関する著者の愛情も良かった。さすがは理系作家という感じ。
田舎の村でのお宝探し。ジュブナイルな印象を受けます。ドラマ向けに作られたというのも納得。 4つの模様の謎は見た瞬間わかってしまった。
何とも感想が上手くまとめられない作品。森さんの作品は数多く読んだが、カクレカラクリはふわふわしていて軽く、しかし密度は濃いという矛盾した感じだった。
特に事件や盛り上がる部分がないのに飽きずに読み続けられるのは、やはり森さんの書く話に魅力があるからなのだろう。
いつも同様、止まる事なく2時間くらいで読了。舞台は田舎の村、120年の歴史ある仕掛けと、エンターテイメント性あふれる作品だった。天才的な人物の難しい独白とかもなく(笑)、割とスラスラと読めるような作品だったと思う。また、読み終えた後各章冒頭の前書きを読み直したが、中でも1章のがとても印象にのこった。絡繰りも、動力や材料が限定されている点以外は現代のいわゆる機械であり、作者の工学に対する考えが感じられた。総じて、著者の作品の中でもかなり好きなものになった。
森博嗣の作品はいくつか読んだことはあったが、これは結構爽やかに作られていると思った。ごく普通なオタクな大学生っていう設定も、彼の作品の中では珍しい。
★★★☆☆120年後に作動すると言い伝えられているカラクリを5人の男女が探し求める森ミステリィ。ミステリ要素はかなり薄く、どちらかというと青春小説に近い。森博嗣らしく工学の知識を活かした理系ミステリィは健在で、特に5人がそのカラクリの仕組みを考える場面はなかなか。いずれのキャラも特徴的で気に入った。しかし、やはり長編小説のわりに謎解きが小振りなのはやや残念。青春小説として読めば楽しめるかも。
思わせぶりなタイトル、思わせぶりな設定。伏線、サイドストーリー、何かの盛り上がりが欲しかった。淡々とただ謎解きをしていて、斜め読みした部分も。
購入:森作品にしてはかなりライトというか解りやすい内容でした。児童向けとまではいかないけど、謎解き初心者向けかな。森作品を読んだ気はしないけど、普通に楽しみました。
理系としてはやはり、このそこはかとなく作品に漂う理系感が安心する。私はもともとこの人の作品には、話自体の面白さを求めているわけではないので、いつも通りすーっと読み切れて楽しめた。
久しぶりの森作品。他の作品とはだいぶ色のちがうものでしたが、読み始めたら、思ったよりもさらさらと読み進めることができました。話の盛り上がりというか..個人的には若干の物足りなさを感じてしまいましたが。しかし軽めに楽しめる作品といった感じで、またほかの森作品を読みたくなりました!★
ミステリーというよりは、普通の謎解きかな~?宝探し的な感じ。本の厚さの割りにさらさらと読めていいけど、ラストがさっぱりと終わってしまい、なんとなく物足りなくもある・・・カラクリが動いた時はちょっと感動だった。
★★★★★☆☆☆☆☆
突然、謎が解けたね(笑)って感じでした。『呼吸困難』や『貴方ボトル』とか言葉遊びが初っ端に出てきたから、続々とくるのかと思ったらあんまりでず…。スラスラっと読めるので、軽く読んでみては!!?
久しぶりの森博嗣さんの本。推理・謎解きっていうより、探索って感じ。面白いは面白いけど、なんかもの足りなかったなぁ。心情の変化がすごいってわけでもないし。趣味で書いたんじゃないかってかんじ。
久しぶりの森作品。他のシリーズ作品に比べると、かなり読みやすい作品だと思います。とある田舎の村を舞台に、廃墟フェチの大学生二人がその村出身のマドンナとその妹とで、村に伝わるカラクリの謎に挑みます。なんとなく、さらっと読めてしまうので、従来の森作品を期待すると肩透かしかも。
はじめて読んだ森博嗣作品でした。カクレカラクリの謎解きに引き込まれました。120年の時を経てカクレカラクリが動き始めた時、自分ももしその場にいればきっと感動しただろうな。日本人が、今忘れかけている大切な継承すべき日本の伝統文化と技術のすごさが描かれていたと思います。そんな目線で読んだ作品でした。
120年の時を超えて、どういう仕掛けでカラクリが動き出すのか・・。120年前の天才カラクリ師に思いを馳せて、思考する工学青年達と共にわくわくしながらの謎解きでした。
あまり森作品っぽくなく、かなり「一般向け」を意識した小説だといえる。トリックも他の森作品に比べると分かりやすく、森ファンとしてはもう少し作品にパンチが欲しかったというところではある。
自分もカラクリに思いを馳せながらじっくり読みたい、と思っているのに止まらない。あっという間に読み終わってしまった。夏がちょっと待ち遠しい。ドラマ知らなかったけど、これってコカコーラがスポンサだったんだw飲みたくなったよ。うまいなぁw
映像化前提という出自もあって、そのあたりの描写に難もなくはないコカコーラ小説(笑)。だけどある種の森先生らしさは小説というメディアでしか出ないもので、この一見何も起こらないような本作における静かな情熱が感じ取れるひとには超オススメの作品でしょう。
森博嗣作品だからと思って、以前のドラマは見ました…。が、やっぱり本で読むのがいいなぁ。暗号自体は比較的さっくり解けますが。隠れ絡繰りの120年後の生きている姿を見た2人の感動に、こちらまでじーんと来てしまいました。
廃墟マニアの大学生と、旧家のお嬢様が繰り広げる、夏休みの大冒険。舞台となる村には旧家のいがみあいがあったり、田舎独特の閉鎖性があったりするのに、メインの登場人物がそういうのはどこ吹く風といった感じで暗くなりすぎずに読める。こういうワクワクした冒険、してみたいなあ。この世に謎は多い方が絶対楽しい。
途中のカクレカラクリの謎を解こうといろいろ思考するくだりが非常に楽しい。冒険と思索の楽しさがすごくよくわかる。ただ主人公の男二人のパーソナリティが良くわからなかった。二人とも同じようなキャラ付けで途中まで区別がつかなかった。それと全体的にさっぱりした感じだったけど、ラストのラストまでさっぱりという感じ。
廃虚も好き。 カラクリも大好き。 決して理系ではないんだけれど、この夏休みの冒険は同行したかったなぁ。 なんかその瞬間が見たくて奮闘しているその場で一緒に走っていたかった。 そんな爽やかなお話でした。 そういえばずいぶん前にテレビドラマになると言って大々的に宣伝していた作品だったんだぁ。 結局ドラマは見てないけど・・・
カクレカラクリ An Automaton in Long Sleepの
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