小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)
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小説・秒速5センチメートルの感想・レビュー(636)
「自分のことを分かってくれる誰かがこの世界にひとりだけいるということは、僕たちを強くした。」/貴樹にとって明里は恋愛対象だけじゃなく、唯一の理解者だったのかな…だからずっと心に残っていたのではないかと。失恋の経験がある人は、ぐっとくるものがあると思います。
映画では描かれなかった明里と貴樹の手紙の内容が描かれています。小説と映画両方読んで観て感じてほしい作品だと思いました。 人々のすれ違いはなぜおきてしまうのか、やはり初恋はうまくいかないようです。
数年前にアニメとして見ていたが、大まかな内容だけしか覚えていなかった。なので新鮮に感じ、また細かな心情描写と映像として浮かんできそうな風景描写に思わず引き込まれる。アニメ映像は風景がとても綺麗だが、話も、別れ、喪失、失恋のテーマでありながら美しく感じてしまう。読了後は悲しさや虚しさや寂しさの裏にほのかな暖かさを感じる。登場する人物が優しく真っ直ぐであるからかもしれない。その場で直接見ているような気になる風景描写や、微かな心の動きも繊細に書いてある心情描写。新海さんの表現力や文才に思わず驚きを隠せない。
好きな人どうしが、仕方なく離れ離れになって、何時しか思い出となっていく・・・。そしてふとした拍子に思い出し、切ない気持ちに駆られる。忘れたくても忘れられない、忘れたくない大切な思い出。たとえ自然消滅的な別れであっても、とりあえず頭では区切りができる、「僕たちは終わったんだ」って。でも心は残ってしまうんですよね。もしかしたら大切な人の死より難しいのかな。だって、亡くなった人のことをずっと胸にしまって前向きに生きていくことはできても、別れた人のことをずっと胸にしまっていたら後ろ向きになっちゃいそうだもの。
昔、初恋は絶対にうまくいかないと誰かに言われた。そんなことはないと強く願ったむき出しな青い日々を思い出しました。真面目に生きればそれだけ傷付くこともあるけれど、そういう人にしか感じられない繊細で淡い切なさってあると思う。匂いだけで胸が切ない、刹那い
映画の方を薦められたのだけど、借りたBDが再生できず先に小説を読んでみた。甘酸っぱい恋ともいえない感情、どうにもならない状況でただ募っていく焦り、好きな人と一緒に帰れるだけで感じられる幸せ、相手が自分のことを見てはいないとわかるときの哀しさ…色々共感できました。貴樹と花苗のエピソードは拒絶するしかない貴樹の気持ちも、好きな人が自分の方をみてはいないとわかったときの花苗の哀しさもわかるだけに辛い。でも「秒速5センチメートル」の貴樹が何人かの女性と付き合って別れた体験は自分にはないだけに共感できない(苦笑)
映画とほとんど同じで読みながら数々のシーンが蘇った。映画では見られなかった主人公や周辺の人物の心理描写も知ることができてよかった。言葉に出来ない気持ちが最後の手紙にあらわれていてそれが妙に切なかった。
映画を見たのは3年前くらいです。見終わった後、しばらく放心してしまったことを思い出します。この本を読み終わった後もしばらく感傷に浸っていました。映画では描かれていないストーリーや心情描写があり、より深く理解できたと思います。人の想いと距離がそっと近づき離れ惹かれ合う。 「あかり」とは呼ぶけれども「水野さん」と呼ぶ主人公。その差だったんだろうな、と思います。
映画、マガジンを読んでから最後に小説を読みましたが、最高でした。(笑) 映画で明らかになっていなかった部分が小説で文章という形で明らかになっていて、特に、最後にお互いの渡せなかった最後の手紙の内容が明かされていて切なさで心がいっぱいになりました。本当に感動です! ありがとうございました。
映画版のあまりの切なさに打ちのめされつつも、小説版と相互補完の関係になっているとのことだったので、ある種救いを求めるような気持ちで読んでみた。 結果、救われた。原作では語られなかった第二章から第三章にいたるまでのエピソードや、二人の手紙の内容、それぞれの心情を読んで、「秒速5センチメートルは主人公の心の再生の話」という触れ込みがやっと理解できて、同時にあのラストは決して鬱エンドなんかじゃなかったんだと知った。 自分の中では映画と小説、両方併せて一つの作品。名作。
映画も見たけれど、あかりの手紙が見れる分だけ小説の方が好き。 というか全体的に第三章、秒速5センチメートルは小説の方が圧倒的に良いと思う。
<図書館>せつない。もどかしすぎる・・・。映画・漫画でも思ったけれど、誰でもこんな感情を、誰かに一度は抱いたことがあるんじゃないかな。
同名映画の監督本人のノベライズ。第3話「秒速5センチメートル」は映画ではかなり端折った感じだったので、この小説で貴樹が高校出てから成人して会社を辞めるまでに何があったのかがよく分かる。水野との関係については、漫画版の方が良く描かれていますので、そちらも読んでみる事をおすすめします。
自分にとって人生のバイブル。 言わずと知れた名作の小説版。 映画には映画にしか、小説には小説にしか描写されていないところがあり、映画とは相互補完の関係にある作品ですがどちら単体でも面白いです。 小説を読んだなら是非映画を、映画を見たら是非小説を読んで欲しいです。 秒速5センチメートルという作品をまた違った角度から見れるのですごくオススメです。 とくに、『桜花抄』の映画では描かれなかった手紙の内容は必見です。
再読。文章を通して五感を感じられる小説を読むのは、とても心地がいい。そしてその感覚が、自然に心情に(あるいはその逆に)連動してゆく。小説としても素敵ですし、また映画を見直したときに補完できる作品です。
面白かった。正直な話、これを読むことによって映画の印象が大きく変わる。反転する、といっても過言ではない。こちらが新海の描きたかったテーマなのだと考えると、映画は少し不足か。なんにせよ、非常に狭い層に、非常な感動を与える作品であると感じた。映画を見て感じるものがあったかたは是非
新海さんの作品が好きで、映画も繰り返し観ました。あの素晴らしい映像とまさやんの曲がないのは物足りないけど、それぞれのキャラクターの心理描写が補完出来て良かったです。小田急線沿線の住民におすすめしたい話。
映画を何度も見た後で小説を読みました。登場人物の息遣いまでも伝わってくるような心の描写がとても上手くて、思わず引き込まれてしまう感じがしました。恋愛小説のなかでは最高峰だと思います。
題名に心をつかまれました。本を読むなら「One more time, One more chance」を聴きながらがベストかと。映画は、映像が綺麗という言葉では足りないくらい実に精密に描かれています。おにぎりのシーンにグッときたりと、どのシーンも印象的。とにかくおすすめです。
文章に人柄がでますね。舞台挨拶や対談など見に行きましたが、非常に頭が良くて感性豊かな方でした。内容も、映像の延長線にあるものとなっております。故に、読み終わった時にホッとできました。良作!
やっぱり恋愛は女性より男の方が引きずるのかな。しかし話自体は面白かったけど読ませる文章ではないと言うか…この人の別の小説を読んでみようと気はしないな
叶わなかったけれど、きっと一番大切で、忘れられない初恋。切ないけれどこれはこれでハッピーエンドな印象だったので、お互い良い意味で心には残っていくんじゃないかな…。
映画を見て作品の美しさに惚れて読んだ。映画の感想はとにかく綺麗だという印象で、それは映像美や音楽によるものだと思っていたけれど、これを読むことで、新海さんが作り出す世界観そのものが綺麗なんだと実感した。切ないけれど、最後に胸に温かいものが残るところ感覚が好き。この本は映画をしっかり補完していて、秒速に魅入られた人にはたまらない一冊かも。ただし、やっぱりあくまでも映画の美しさありきだと思う。
映画観たくなった!漫画版も読んでみよーかなー
相変わらず、切ないお話。 貴樹くんは明里ちゃん以外の人は社会人になってからの人だけだと思ってた。 貴樹くんは無意識的に明里ちゃんをずっと求めていたのだろうけど、明里ちゃんはどこかでケジメをつけたんだろうと感じた。 あたしは先輩を幸せに近づけることはできるのだろうか?一緒にいられる時間の全て、先輩を大事にしたい。 「この人は自分じゃない他の誰かのことを考えているなんていう不安を、相手に与えない人間になろう。」
一回目流して読んだからしっかりと読み直してみた。 やっぱり一番映画と違ったのは三話だね。映画だと大学時代のあれこれとか入社してからのあれこれとかたくさんのカットをどんどんかえて表してたけど小説版はかなり詳しくかかれてて補足としてはかなりおもしろかったし、交際してた相手についてもこっちのほうがわかりやすかった。ただ二人目の子だけは結構あいまいになってはいたけど。。。 それでもあかりと別れてからの15年間での決心がしっかり表されててかなりよかった
大学で教授がアニメの上映会を始めたので購入 小説版と微妙にちゃうとこあんのな 基本うつになる展開。。。でもすごい同意できちゃうのがなんだか、、、こんなまじめな中学時代をおくりたかった、、、、
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感想・レビュー:180件














ナイス!
































