犬たち
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犬たちの感想・レビュー(41)
02/12:まぁ
12/22:アイカワ
12/16:とうろう
11/15:boooook
09/10:bagpuss
このところ何冊か続けて読んだ村上春樹作品でできた「溜まり」的なものをリセットしようと、しっかりとスタンドアローンな物語が読みたくて読みました。あと犬が好きなので、というのも理由。でもそれには適さなかったです。良い本。けど物語ではなく、これは詩だと思う。装丁、アートワークとても良いです。芥陽子さん装丁。DiJiTさん画。要チェック!
08/10:nami_dayawati
06/20:mitch
05/14:蟹す
ある女性が、自分の部屋に犬が住み込み始めたことをきっかけに数奇な運命を辿る。数ある動物の中でも「犬」の置かれたポジションはかなり特異で、その働きは限りなく人間に近い。しかし、当たり前だが根本的に人間とは違う、野生の動物である。この「犬」の特性とも言うべき立場によって、人間に内在する隠された「野生」の部分を明らかにしていく。副題に"a modern bestiry"と書いてあるように現代寓話として書かれたらしいが、成程、圧倒的な本能と暴力によって人間世界の価値観を壊していくのは、実に寓話的。私は犬派。
12/28:ばすら
09/11:(・ω・)
08/17:paraperi_
幻想小説とひとくくりで語るのは乱暴な気がするし、ファンタジーというには、その痛みや表現が生々しい。寓話や風刺としてとらえることは、なにか大事なものを取落してしまうことを意味している気がする。生まれなおすことを必要とした魂をさがすもの、あるいはおとしめるものとして、存在する犬たち。読んだ人の数だけその正体が存在するであろう犬たち。読み手であるわたしはそれに圧倒され、自分の肩や首に食い込む彼らの牙を感じるような心持ちにさえなった。この圧倒的な呪縛力をもった文章だけでも、読む価値があると思う。
孤独な女性の住むアパートにある夜突然現れた一匹の犬。犬は彼女に服従することもなく、さも当然のように彼女の部屋に居座る。やがて犬は態度を大きくしていき、数えきれない程増えていく。犬たちに愚弄され、嘲笑され、陵辱されてもただひたすら耐え忍ぶ彼女。淡々と綴られる陰鬱な世界。わたしは犬=引きこもりの子供を想像しながら読みましたが、最後の章を読み、犬=親かも?と思いました。
☆☆つかれる、、、読んでいる自分自身が「読みたい」と「読みたくない」に分裂し始める。もちろん多面的なんだが皆が言う「暴力的」という表現は微妙。ワタシ的には、精神的な檻から出れずにモガク感じ。または、MじゃないのにSな行為に曝されて息をするのがツライ感じってトコ
12/27:にゃろめ
11/14:claran
始めは犬が男?と思ったのですが、読んでるうちに家族の暗喩に思えてきました。最後の子供は彼女自身なんだろうなぁ。解放された自分を俯瞰で見てる感じかな。正直あまり好みの話ではありませんでした。
09/29:ゆりっぺ
緻密で抑制された文章なので口当たりは良いのですが、内容は…悪夢のようです。思考がどんどん内側に向かっていく。ラストに光が見えたのがせめてもの救い。なのか?
一人暮らしの女性のアパートに犬が一匹現れたところから、次々に増殖するその犬たちが彼女を奴隷のように貶め、抉り出すような「残酷さ」で彼女を傷つけていく。幻想的に描かれているからこそこの残酷さが際立って表現されている。結末の収れんに少し救われつつ、すっきりしない気持で本を閉じた。
08/04:かまわない
うわ。なんじゃこりゃ。最後に読んだのが「体の贈り物」だったから忘れていたけど、そうだ、レベッカブラウンって暴力を描く作家だったんだよな…。犬に支配される無力感がもうどうにも堪らなく、読んでいてぎゃ~と叫びそうになった。もしかしてこれは犬じゃなく親なのか?とか、自分の子どもなのか?とか、考えれば考えるほどわからなくて、もやもや~。
犬との生活。はじめこそ、ペットと暮らすというのは、そうそう、かしずくことなのよねぇ・・・と微笑ましく思っていたが、凄惨を極めていく暮らしに気分が悪くなってきた。変な小説。でも読みやすくはあったけど・・・
犬に陵辱される妄想小説。なんて、ひとことで言ったら怒られてしまうかな。寓話として見れば、犬はまちがいなく、ダメ男。ヒモ状態で働かず、それでいて金とメシをせびり、時に暴力を振るう。そんな男となぜか別れられない女。深みにどんどんとはまって……。などと、妄想して読んでも楽しめた(そういう意味でも妄想小説だ)。各章ごとに、雰囲気が変わるので、読書の楽しさを存分に味わえました。
各章が掌編としても成り立つ、私にとっては掌編集。
各章の副題が大きな意味をはらんでおり、最後の3章へ飛躍する足掛かりとなる。これは私がキリスト者ならより深く理解できたのだと思う。本当は感想を書く気がなかったが、最終3章で書かなくてはならなくなった。恩寵、まさに恩寵。
レベッカ・ブラウンの幻想性を愛するものとして、嬉しい一冊。
支配、権力、暴力、どれも関わりたくはないもの。それらが唐突に進入してきたとき、混沌と化していく環境の中、その混沌を秩序だと思い込み、その力に依存し、抜け出せなくなっていくことのおぞましさ。欲しくはないのに求めてしまう矛盾を抱え、自ら抜け出す方法はひとつしかなかったのか。心身の疲労時に読むと、ひどくダメージを受ける。
06/03:毬
かつて共に暮らしたわたしの犬を想い何度も泣いた(わたしの犬は黒でなく白いふさふさだったけれど)。犬を知るともう追いやれない。ここにあるのが真の愛情で、それは痛々しくも暖かい。
05/25:ことり
私の読み方がおかしいのかもしれない。読み手によっては全然違う顔を持つ物語なのだろうとも思う。そう思いつつも言わずにはおれない。本当にこわかった。恐ろしかった。ページを捲る手が震え、全身で叫びだしそうだった。孤独の闇に埋もれて窒息するかと思った。愛の歪さに胸が押し潰されるかと思った。己が壊されてしまう危機すら感じた。「私」が誰で「犬」が何であるのかさえも次第に分からなくなり、現実と幻想と真実と虚構の境界が崩れてゆくのが見て取れた。物語に侵食された私はこの痛みと恍惚を忘れることができないだろう。
05/08:benjamin
ハートウォーミングな出だしとは裏腹に、どんどんいびつになっていく私と犬たちの関係。身体的に痛いのに、すごく切ない愛と憎しみの物語はときに霊的で、ときに精神的に崩壊しそうなほどあやうい。……が、結末はどことなく救われる。それがいい。また、張り詰めた、端正な文体はレベッカ・ブラウンの魅力のひとつだが、『犬たち』もまた最高度にぴりぴりしている。/09'/05/13 著者・訳者からサインをいただく。感謝。
ぱぴ@既読~10'+マンガ
[05/14 21:18] ぱぴ そうです! はじめにブラウンさんが英語で朗読し、それから柴田さんが日本語で朗読する、そんな形式でした。質疑応答は多岐にわたると言うべきか、編集者が、外国人が、全作読んだ方が、戌年生まれが訊ね、結果、時間が押してしまう盛況ぶりでした。水曜・日曜・月曜の対談はどこか雑誌が数ヶ月後に取り上げるはずなので、具体的な内容はそれをご覧になるが一ばんと思います(・∀・)ノ
ナイス!
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01/01 08:41
[05/14 21:18] ぱぴ そうです! はじめにブラウンさんが英語で朗読し、それから柴田さんが日本語で朗読する、そんな形式でした。質疑応答は多岐にわたると言うべきか、編集者が、外国人が、全作読んだ方が、戌年生まれが訊ね、結果、時間が押してしまう盛況ぶりでした。水曜・日曜・月曜の対談はどこか雑誌が数ヶ月後に取り上げるはずなので、具体的な内容はそれをご覧になるが一ばんと思います(・∀・)ノ
ナイス!
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犬たちの
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感想・レビュー:21件































