戦場で出会った子犬の物語
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戦場で出会った子犬の物語の感想・レビュー(4)
10/22:柴モモ
「ラヴァのおかげで、わたしはきょう正気でいられた」。これが悲惨な戦場のすべてかもしれない。「声帯をもつゴムまり」という表現がユニークで笑ってしまった。子犬を表現するさまざまな言葉が、常に愛情に満ちている。
イラクの戦場という非日常な場所にいた子犬。軍規に違反しているとわかっていても、この子犬を国外に出したいと、作戦が練られる。子犬の命を助けること、ひとりの海兵隊員がみつけた子犬を、多くの人間が愛情を注ぐ。いたたまれない戦場の描写とともに語られる子犬の愛しさが、なぜ助けるために多くの人が力をかしたのかがわかってくる。
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