夏の塩 (SHYノベルズ)
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夏の塩の感想・レビュー(362)
再読。BLというカテゴリに置いておくにはもったいなさすぎる。特に後半は重い。一番泣きたくなるのはメッセージだけど、個人的に印象に残ってるのは月下のレヴェランスだったり。
最初は描写が淡々としていて、とっつきにくい作品の印象を受けてしまったのだけれど、中盤あたり、久留米と魚住がお互いへの気持をなんとなく自覚するあたりから俄然面白くなってきた。「メッセージ」は切なすぎる。
初期の作品とは思えない程に素晴らしい作品です。主人公の魚住がページを一つ捲るごとに愛おしい存在となっていきました。久留米やマリ、サリームの脇役達がこんなにイキイキと書かれている文章も心に強く惹かれるものがありました。いつか人は死ぬのであって、それは人間の摂理であり覆せない事実なのは頭で理解していても、実際大切な人との別れは心に薄くくっきりと刻まれた傷が残ります。今まで死に別れても飽和状態で泣くことの出来ない魚住がやっと久留米の前で声を上げて泣くことができた。今まで埋まってきた感情の渦をこれからは素直にあり
これかなり深い。さまざま人との出会いと別れがものすごく濃いし一生懸命。魚住くんを取り巻く【生と死】そして久留米を愛してからの身近な【生と死】久留米を愛することによって悲しみ苦しみ痛い怖い、と言う気持ちが芽生え魚住くんは変われたんです。泣くことが出来た。久留米を愛したから人の死が怖くなった。いつも魚住の大切なひとたちが死を迎えてしまう。けれどそれをどこかしまいこみ泣き叫ぶことができない。無自覚に心が悲鳴をあげる。でも無自覚たから魚住にはわからない。苦しいはずなのになけもしない。久留米がいてくれて良かった。
†つばき†アイコンチェンジ
悲しみも痛みも恐怖も解らなければ良いってものではない。久留米を好きになって大切さに気づいて、失いたくなくて、失ってしまう恐怖にパニックな行動をしてしまったけど、魚住くんも少しずつ人らしい感情が持てるようになって行くのかな。BLジャンルとしてじゃなく色んな方に読んでほしい本です。つづき【夏の子供】読みます。
ナイス!
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01/29 04:31
悲しみも痛みも恐怖も解らなければ良いってものではない。久留米を好きになって大切さに気づいて、失いたくなくて、失ってしまう恐怖にパニックな行動をしてしまったけど、魚住くんも少しずつ人らしい感情が持てるようになって行くのかな。BLジャンルとしてじゃなく色んな方に読んでほしい本です。つづき【夏の子供】読みます。
ナイス!
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01/29 04:31
友人に勧められて借りた御本。ただただ、人が生きるということを追ったお話なのだと感じました。魚住くんの不運も、久留米の不器用さも、周囲の人たちの優しさも強さも、全てが愛しくなります。人には誰にでも、泣ける場所が必要なのでしょう。それを手に入れられたから彼には、今だけではない未来が見えてくると、感じられるようになると、願いを籠めてそう思います。
読み進めていくにつれて主人公の魚住くんがなんだか痛々しくて危うくて可愛くて微笑ましくてとても愛おしいと思いました。読み終わって胸がいっぱいになります。特に最後のメッセージは泣けます。今までに読んだことのない小説でした。切なくて悲しくてだけどとても温かいお話です。
潔い真っ白な装丁にそそられて手に取りました。 あと別名義の作品が楽しかったので。 感情表現の希薄な登場人物なこともあって淡白な印象だけれども、設定展開共に強烈なお話。淡白な文面だからより一層強烈なのかも知れません。 メッセージとハッピーバースデー1が物語としては好み。全ての短編で世界が形成されていることを考えると、この世界が好みというのが正解なのかもしれません。
BLでくくるのが勿体ない。こんなに生死について考えさせられるとは。。色んな人に読んでほしいなぁ…。「メッセージ」は号泣必至。個人的に響子ちゃんがすごく好き。
死についてこんなに掘り下げて考えさせられるとは…ほんまにこれbl?(笑)てくらいシリアスでびっくりしました。魚住がほんとに病んでる時期はこっちまで引きずられそうなくらいの重さでした。しかし2人の関係がもどかしい…続刊をいそいそと読みたいとおもいます(^ω^)
あまりにも痛々しい描写が物語の節々にあって、一作の読了にかなり時間がかかりました。途中から放棄した位。重すぎて、思わず怒りが出てきた時もありました。これ程身近に死について考えたBL作品は他にないんじゃないだろうか…。ある意味子供で、虚ろのままに育った魚住に想い人が現れて良かったと思いました。コメントがしずらいけれど、かなり衝撃的な作品でした。次もあるけど、また時間を置いて読もう。
初BL本。とてもいい!と聞いたので。魚住くんのまわりの人達があたたかくて素敵。初めは「うわっ」と思ったるみちゃんさえ好きになってしまった。「メッセージ」は予想を裏切る展開で、胸が痛かったです。
名作と知りながらなかなか読めなかったけど、やっと読破。榎田先生の死のテーマ本は神ですね。死のテーマの名作はいくつもあるけど、重すぎたりイタすぎたりと読み終わるとズドンと来るけど、榎田本は何だろう?変にサッパリ感があるし、やっぱり愛があると思う。魚住くんのお母さん可して読んじゃうから、BL的萌え本じゃないのかな?
読んだ、少女と出会い、せっかく新しい世界の1歩を踏み出すのかと思いきや、違う方向に行ってしまい唖然・・・というか、そういう運命なのかと思い込もうにもハードル高すぎて私には感情移入無理。客観的に読めば、BLにカテゴライズされるのはどうかと?読書感想文にしてもよいくらいな出来、さすが榎田先生。
再読だょ。やっぱり「彼女のWine,彼のBeer」が一番好き。安心して読めるから。魚住くんの表情も一段と緩くなってるんではないでしょうか。
文庫版既読。楽しいだけの話ではない・・・というよりも(なんでこんな)と思ってしまうほど辛いことがあったりするのに 登場キャラの行動や思いや言葉たちに和む。不器用に一生懸命生きていく彼らが愛おしい。
サリームやマリ達と一緒に魚住の成長を見守り、そして一緒に自分も成長させてもらった感じ。読み進めるうちに魚住が愛しくなります。不幸体質から脱出か?と思いきや、最後は衝撃を受けてしまい、立ち直るのに苦労しました。今もまだズルズル引きずったまま・・・。多分今迄で一番衝撃的です。同時にたくさんいろんな事を考えさせてもくれます。ラブ要素が皆無に近いので、BL読んだ事ない方のも読んで頂きたい素晴らしい作品。それにしても、よく噛み締めながら読んだ為に読み終わるのに時間がかかりました。
榎田さんの初期作にしてBL界の名作傑作といわれる夏の塩を初読。身近な人の死が常に傍らにある人生を歩んでいた魚住が、様々な感情を持ち始めて成長していく話といったところでしょうか。嬉しい、楽しい、面白い、といったことから涙を流して悲しい、辛いという痛みを知り、失いたくない、そして恋愛感情を持つという人間らしさを身につけていきます。私は身近な人が死ぬという体験は今までなく葬式にも出たこともないので死をあまり意識したことがないです。それがみんなも当り前だと思っていたけど、それって凄く奇異なことなのかもしれない。考
新装版を買っての再読です。文庫ではリアルタイムに読んでいたので、物語の記憶が薄れていました。再読し、やっぱり魚住くんシリーズは最高だと再認識しました。
★4.5 新装版になったので再読。じわじわと魚住君たちの世界に引き込まれる。キャラクター全員が個性豊かで好き!そしてできればサリームの御飯食べたいです。(笑)
この1冊を読み終わるのに、かなりエネルギーを消耗しました。泣いたし、苦しくなったし… でも、人間ってすごいんだなぁ…と思った。普通に生きてる事に感謝しなきゃ
大きな不幸を背負って生きてきた美青年魚住真澄が学生時代の友人久留米のアパートに転がり込んできた。二人を中心に動き出した人間関係を描いた辛くて切なくて、やさしいおはなし。生きていくことは辛いことも多いけれど、人に出会って変わることも、誰かに支えられ前を向くこともできる。魚住くんにふりかかるたくさんの厄災は時に抱え切れなくなることもあるけれど、彼を心から心配して、そばにいたい、見守っていたい、と思ってくれる人もたくさんいるから、魚住くんは不運であっても不幸じゃない。そうだといいな、と思いました。
読み終わりました。辛かったです。読むと、へんに魚住くんに感化されちゃうし、きついシーンはあるし、やるせなくなりました。そうは言っても、そこかしこに出てくる日常的な場面や魚住くんの周りにいる仲間たちに心があったかくなったりしました。彼は一人じゃない。みんながいる。これは、私もかなりの救いになりました。読んでよかった( ´△`)=Зちゃんと最後まで。
お借りしました。読む前の予想通り、すごく好きだ!!!!ツボのど真ん中すぎて悶えてしまうくらい好きだ!!!魚住くんがちょっとずつ人間らしくなっていく過程が見ててほっこりした。
食べる事は生きることに直結する。食べる物の味が分からなくなったら生きている意味が希薄になってしまうということはすごく、虚しい。魚住君のように辛いことがあったとしても純粋なままで居られることは羨ましいと同時に嫉ましいと思ってしまう気持ちも分かる気がします。でも大切な人ができてその人の死を感じながら生きていくということが辛いという気持ちも理解できて遣る瀬無い。だからこそ、最後の話のラストは心に染みました。
幸せとは言い難い人達が次々と出てくるのに、読んでいて和んだ。これは無理!という人物も、魚住と接した事で浄化されていくのか、章の終わりでは嫌悪感が無くなっていた。魚住像が掴みにくかったけど、自覚も無いまま久留米に恋心を抱く様子が可愛くてしょうがなかった。魚住に好かれるだけある久留米もなかなか良い。最終章は、いろんな痛みが一気に押し寄せ、読んでいて苦しかった。エピローグであり、プロローグのようなエンディングまで涙が止まらなかった。一つ殻を破ったことで、捉え所の無かった魚住像に色が着いた感じ。続きが楽しみ。
非常によかったです。人間観がうまくて、話しもぐいぐい引き込まれました。 最後のは、辛い話ですが あの幸せな時間が本当によかった…です。
初期の作品って聞いてたのですが、やっぱりこの人初めから凄い先生なんだと思い知らされました。生と死をいやらしくなく読ませてくれます。登場人物もよく練ってあり自然に動き感動させてくれました。重いテーマで容量も多いですがあっという間に読めました。これから夏の子供に突入。魚住くんの成長が楽しみです。
初榎田尤利さん。魚住を見ていると守ってあげたくて、幸せにしてあげたくて・・・私はきっとマリや響子ちゃん的な魚住の愛し方なんだろうなぁ~。だから久留米に「いつまでもわかんないふりしてんじゃないわよっ!」と発破かけたいです^^ 2人の周りの人々もそれぞれの優しさを持っているし、不穏な登場の仕方の脇キャラも結局はいい人たちでどのエピソードも優しい気持ちになれた。 「メッセージ」だけはやっぱり辛いけどね・・・泣いちゃいました;; 「夏の子供」で魚住と久留米が幸せになれるといいなぁ~。
夏の塩の
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感想・レビュー:133件
















































