ちーちゃんは悠久の向こう (新風舎文庫)
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ちーちゃんは悠久の向こうの感想・レビュー(367)
「ひなあられ」で日日日さんに魅せられて、図書館にあった日日日さんのほんを読みました。「ちーちゃん~」もその一冊です。 非日常的な日常。良い意味でわけわかんない。良い意味ですよ! すごく不思議というか、非日常な世界なのに、混乱せずに読めるのは、さすが日日日さん!!ってかんじです。 おもしろかったです。突飛な世界なので上手く説明できないのですがおもしろいので、いろんな人に読んでもらいたいです。 ただ、最後のところ今後の3人についてどうなるのかが心残りというか若干の気がかりなので、何か行間から読み取れた人がいた
平凡な日常と、非日常の境界なんて曖昧で。ちーちゃんは幻想の世界に倒錯するあまりに、こちら側とあちら側が重なって、現実を知ったとしてももう戻れなくて。魅入られたまま堕ちるしかなかった。どこまでが本当だったんだろうね。最後の桜の木の下のアレは、ボロボロに傷つき果てた彼が見た幻だったのかもしれないとも思う。幽霊なんか信じない彼にも耐えられない程、そこにあった日常は壊れてしまったのだから。
読んでて嗚咽が漏れました。なんだこれぇ……モンちゃんはいったいどうすればよかったんだ。ちーちゃんにどう接してあげればよかったんだ。最後まで読んでも答えが見つからない。モンちゃんの日常を傍観している側の人間として、いたるところで声をかけたり助けたりしてあげたくなった。でも実際にそういうことができたとして、はたして彼や彼女の助けになるようなことができただろうか……と自問してしまう。もどかしさを味わいつつ迎えたラストは、誰かにとって幸福だったのか。もどかしさを感じるほどの危うさに、ぐぐいっと引きこまれました。
ピーターパンからのちーちゃん読了。キャラクターやストーリーがこの2つでリンクしていて「おおお!」って思いましたが、ピーターパンよりは流れもオチも入ってこなかったかなぁ…という感じ。私の想像力のせいかな…(笑)映画化されているそうなので、観てみなくては!そしてお次はうそつき読む!
日日日の処女作ということで、読んでみました。日常を壊したくないモンちゃんと、非日常を求めるちーちゃん。曖昧な人間性を残した破綻した二人は引き合い、そして容易い事で崩れる。日常はそういうもの、微妙なバランスが保つ繰り返し。それを繰り返せなかったとき、破綻したとき、自分が非日常に居ると気づく。でも彼等は気づけなかった、きっと今も日常にいると言い聞かせた。怪異を受け入れる、最後にちーちゃんが現れたということはそういうことなんだろう。
おばけを見たい女の子とそれに振り回される男の子の話。虚構が現実となって日常が壊れていくさまが上手いなぁ。最後のちーちゃんの行動には思わずゾッとしました!
一見非日常な世界を表現したいが為と思われた設定・要素が全て伏線として生きており、無駄がない。生かされる迄に至る経緯が完全に整理され(徹底的に省かれており)、物語は終始主人公とちーちゃんに一貫している。世界の差異を問う必要がないといった体を全面に押し出しており、一面では完全体、一面では疎外感を表す話だと思う。ある種、登場人物達に感情を感じづらい。ただのパーツのように整理整頓されすぎているのに、文章はそれらしく揺らいでいる。客観的に見ると人工の気味悪さがある。日日日はこれしか読んでないけどそれが味なんだろうか
日日日さんのデビュー作。一気に読んでしまいました。文はやや粗削りなところがありますが登場人物の個性が強くて読んでいて楽しかったです。そしてこんなに、主人公たちのその後について考えてしまう作品はあまりないと思います。とても読者を物語に引き込むのが上手な作家さんですね。
これを17歳で書いたとは。人がだんだん壊れてゆく様子や、最初から壊れてましたけど何か、とでもいいたげな危うげな人達。もしかしたら、17歳だから書けたのかもしれないなぁ。
うっかりホラーでした★ ……いや、侵蝕されていく日常が怖くもあり、どこかコミカルでもあり、そして同時に胃の腑に氷水を突如流し込まれたような怖気たつようななんともいえぬ作品です。すぐに読めました。でもこの悠久の向こうに立ちたくなる、食われていく感じは私にも覚えあるところだったので、そういう別の意味でも怖かったです。武藤先輩がいい味だしてた。というか、このお話をすごく冷静な第三者視点で見てみたいです。
読み始めたらあっという間に終わってしまいました。ちーちゃんとモンちゃんの掛け合いが読んでて楽しかったです。 物語としては夜に読みたい感じでした。なんとなく怖いんだけれども、夜の静かな世界で読んでいると引き込まれてしまう。そんな物語。 うそつき〜でも思いましたが、日日日さんの他のお話を読みたくなりました。うん、はまりそうです。笑
新感覚のジュブナイル・ホラー。勢いがあって熱量があって、物語の最後まで予想が付かなかった。これがデビュー作だというのだからスゴイ。整理整頓されている物語じゃないからこそ、狂気があったと思う。簡単にいうと中二病的な小説。でも大好きだ。
わたしが読んだのはこちらでは無く、角川の方ですが、見つからないのでこっちで。日日日さんの作品は好きなのですが、この話は後味が良くなかったです。気持ち悪い。人が壊れていく危うさ。悠久の向こうに行く不安定さ。いつバランスを崩すか分からない。今回は特殊な人たちばかりでしたが、普通に過ごしていてもそうなんだろうと思います。モンちゃんもちーちゃんも、傾き過ぎた。
展開とか設定とかすべてがバランスを欠いているが、それゆえに最後まで予測がつかない。それも含めて中二病小説と呼びうる、残酷な傑作。天才と呼ばれていたのは伊達ではないと見直した
角川からも出たけど、あとがきとか選評は変わってるんだろうな。あとがきも含めて物語だと思うから、やっぱりこっちが手に入ってよかった。武藤先輩の半生とか、日日日氏の夢に対する考え方とか、他にもいくつか自分に重なる要素があって、ちょっと泣きそう。自分を物語の登場人物に投影させて読めるのって、幸せなのかどうなのか。
ジュブナイル・ホラーでなくてラブでいいよ。設定から不穏な感じでドキドキしながら読む。なんにも言えないな。青春記にしてはあまりにもエグい気がする。タイトルイメージじゃ、もっと爽やかなはずだったんだけど。人はもっと怒った方がいいのかな。感情を表に出すべきなのかな。
ちーちゃんの最後のアレは体を張ったギャグなのか?それとも白先輩に渡したくないが故の行動なのか?モンちゃんの感じ方とは逆で、ちーちゃんは変わったのだと思う。もっとも「死んで変わった」のではなく「変わったから死んだ」のだろうけど。
僕らを縛り付けてくれるかけがえのない不快な何かが破壊されてゆく物語。詰まらない規範と煩わしい規律だらけの日常の中じゃ何かと息が詰まるだろうけどその安っぽいガムみたいな仕合わせがどんだけ安穏かだなんて当たり前の幸福論、一線踏み越えて悠久の遥か彼方までカッ飛んで行かないと実感出来ない凡そ滑稽な一般論。気付いた時にはいつも遅過ぎる。そんな益体のない在り触れた仕合わせを今日も僕らは無自覚に喰い潰して、そして素知らぬ体で死にたがる。
すごく衝撃的な、ホラーっぽい結末でした。中盤あたりからハラハラドキドキの展開で、怖いんですが物語に引き込まれていくような感じです!決して後味が良いとは言えませんが、思春期の学生のどうしようもない感情や衝動がズシンと伝わってきました。読みやすかったので他の作品も読んでみたくなる感じです
内容については「すげー」としか言えないけど、あとがきですよあとがき。そして解説。実際、小説を書き上げたこともない自分としては出る言葉もなく、ただただ、頑張りたいと思います、と言わせてもらいたい。と、思った次第であります。
日日日先生のイメージが180度変わった。他の人も書いてたけどみーまー好きのぼくとしては良い意味で予想外の作品。まあ、あらすじで暗いのは予想できてたけど。ラストがホラー的な終わりかたですっきりしない感じがいい。狂乱家族日記先に読まなくてよかった・・・。
狂乱家族日記から作者買いして読みました。読んでる最中になんか違和感というか既視感というか・・・ 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんとなんか雰囲気被るんですよね。 みーまー好きにはいいかもw で、壊れた主人公と壊れたヒロイン。最後にたたみかけるように壊れゆく日常と最後のシーンにどっきりです。 狂乱とは違った感じでびっくりしましたよ。 調べたら映画化もされてるみたいで。ちょっと興味あります。
ちーちゃんは悠久の向こうの
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感想・レビュー:81件














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