迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫)
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迷宮街クロニクル2 散る花の残すものの感想・レビュー(202)
なんというか、部分的にはすごく面白くても全体的にはそこそこ、というか。群像劇ということもあってSSの積み重ねで一つの物語が出来ており、web小説として読むなら問題ないと思いますが1冊の本として読むとちょくちょく盛り上がりが分断されてしまって勿体ない。今回だと恩田部隊のあれとか相当面白いんですが、その盛り上がりがそのシーンのみのものでしかないのが、なんだかなあ。相変わらずの容赦のなさはよいですが。しかし、登場人物が多いのでP数以上に気力消費するわ……。
二巻。この本を書いてる人は、どんな相手と酒の席に臨んでも、相手を惹きつける話のタネに事欠かない人なんだろうな……という印象は変わらない。というか強くなった。地の文章がおもしろい。地下に潜って怪物を切り殺しまくる生活を送るという、ある意味登場人物(ほぼ)みんなスーパーマンな小説なのだけど、それでもこれだけのリアリティがあるのは、同じ状況の中でもみんな別々の事情で別々の事を考えているのが伝わってくるからだろう。三巻に続きます。しかし倉庫の返品の場面が地味につらかった。
人名事典が欲しいというのはともかく、女帝・真城雪が突出したキャラクターになってきたのでその点は魅力。一方、主人公は戦士としてはともかく女性扱いの上手さばかりが目立ってちょっとどうなのって気がしないでもない。それが個性なのは分かるけど。
覚え切れないほどの登場人物の多さと、それに対する配慮が少ない(例えば主要人物の名前に「真壁」と「真城」が居るとか)のとで、ストーリーを追って行くのが精一杯な気がします。題材は面白いし、キャラクタ達も魅力的なので読み進めるつもりですが…。
「地下迷宮でモンスターと戦う」というアクション物的設定を持ちながらそこをメインには置かず、「死亡率14%の迷宮を持つ街に、どんな人々が集まり、どんな日々を過ごし、どんな想いで迷宮へと降り、そしてどうなってゆくのか」を多視点で描いてゆきます。
攻略物ではなく群像劇かな。
誰がどうなってゆき、主人公の真壁はどうしてゆくのか。
気になります。
早く続き読まなきゃ。
ものすごいストイックな日常と、普通の日常が違和感を伴って同時進行してる感じ。そのアンバランスさが面白い。下巻早く出ないかな。登場人物の名前と特徴が一致しづらい部分が読みにくいところ。
様々な視点でエピソードが語れるのは作品世界を膨らませる意味では有効に働いている。ただ、登場人物が多く、地味な(現実味がある)名前が多いというのは刊行間隔が空くと、ちょっと誰が誰のことか区別が付きにく忘れがちになるので、早目に下巻を出して欲しいかも。
表紙の空疎な明るさが空恐ろしい第二巻。真壁は、生というものに対してどんどん草食系になっていくというか、貪欲さをどんどん失っているように見える。他の人は、生死を賭ける中でどんどん生に対して貪欲になっていってるのに。うー、どんな結末が来るのか、楽しみだけど怖い。
自費出版本よりも、かなり加筆されている。とても面白く大好きだ。その上で言いたいのが、出てくる登場人物たち、主人公と街を説明するのに必要な人間だけを描写しているから偏るのかもしれないが、町の性質からすると不思議な程によくものごとを考える人間が多い。頭の中で色々延々こねくり回す様は、皆根っこは同じ人間(作者)から生み出されたものだな、という事を感じさせられてしまう。キャラが全部似てるってわけじゃ全然ない。なんだろう。気配?
Web版では真壁の視点を通してしか知ることのできなかった他のチームの状況や登場人物の内面が、加筆によってしっかりとフォローされていて群像劇としての厚みが増した感じ。おまけのサイドストーリーも良い。
探索者たちと業者の時間感覚の違いがおもしろかったな。探索者は最長で数ヶ月程度でしか考えられないのに、後藤さんは年単位で計画を立ててる。これが現場とバックの違いなのかしら。
「恋の祭典」---キリンジや!!とか思ったらまんまでほくそ笑んだ。 分厚さからいっぱい死んでまう! と思ったけど重きのシフトがあって、今回はあんまり・・・いや、結構そうでもありませんね!!さあ、あと一冊!!
容赦なく人が死ぬシリーズ第2弾。短いエピソードが全て良く考えられて作成されている。主人公が日記を書いているという設定が非常に良く効いていると思う。
和製WIZ小説2巻。面白すぎる。久々に450Pとか分厚いのを一気読みした。恩田部隊壊滅は予想してたけどテレポーターとは。あの恐怖感と絶望感、理不尽な死はまさしくWIZでした。 繰り返し書かれる「探索は正義ではなく侵略・虐殺なのだ」というスタンスや、友の死の後に吐き出す綺麗とはいえない自分の内面や、死が身近になった事による変化など、勧善懲悪を良しとしないある意味ネガティブで暗い方向性がたまらなく好きだ。
めニクロ!Wizなので、縦穴=EVが頭に浮かんでいつ来るのか期待してたら、先延ばしされた。そして、あっさり死にすぎる物語ですね。そこがWizらしさなのだけれど。
面白かった。1巻も面白かったけど、Wizardryっぽさを意識してしまったためか、登場人物が今一つ頭に入ってこなかった。多くの登場人物が断片だけ描かれるんだけど、その切り取り方が上手い。なんとなく薄い布を何枚も何枚もパッチワークして描かれた絵のように感じられる。
迷宮街クロニクル2 散る花の残すものの
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