WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)
WATCHMEN ウォッチメンを読んだ人はこんな本も読んでいます
WATCHMEN ウォッチメンを追加
WATCHMEN ウォッチメンの感想・レビュー(279)
中身も重量も(値段も)重い一冊。結構前に見た映画版が面白かったので読んでみた。大体映画と同じだけど、作中作の黒の船やら資料やら記憶違いでなければ映画に無かった部分がより世界の感じを出していて良い。他のアメコミも読んでみたくなった。
あまりに緻密な超重量級グラフィックノベル。色彩を対称にした章とかほんとキチガイ染みた緻密さ。例にもれずロールシャッハとコメディアンが好き。さておき、終末によって全てが終わると信じられていた時代に投げられた最大級の冗談は、終末に慣れ切った現代には寒いんだろうな。
非常に面白かった。最初は入りにくいし話を理解するのにも時間がかかるが、読めば読むほど引き込まれる。作り込まれた世界観、綿密な描写、ストーリー展開、どれをとっても完璧に思えた。読むのに時間はかかってしまったけど時間をかけるだけの価値があった
☆☆☆☆映画を見てから読んだ。まず情報量がすごい。ざっと読むだけで2日かかった。映画で??と思った点が補完されると同時に映画の忠実さに驚いた。読みやすくはないのに引き込まれる。面白い。映画見てから読んだ方が取っつきやすそう。どちらも人間的には微妙な点があるのにロールシャッハとコメディアンが切なくて好き。ナイトオウルは良くも悪くも良い人なんだな。どうしてもローリーとジョンは好きになれないが登場人物全部が計算された歯車という感じ。
購入してから2年積んでて最近読みました。サンドマンほど邪悪ではないと思ったのですが、多分登場人物の一途さにぐいぐい引き込まれるのだろうと思います。4回ほど読んだのですが情報量が多すぎて海賊船のシーンをついいい加減に読んでしまいます。いやな話だなと思いつつ雪のように美しい話だとも思います。
「フロム・ヘル」はウィリアム・バロウズのカット・アップ的な感じの話で結構読み難かったけど、案の定ウォッチメンでバロウズの話が作中に出てくるので、やっぱり影響受けてるんでしょうね。絵柄とかコマ割は大友克洋の漫画と似ている気がした。というより、大友がアメコミやメビウスから影響を受けているからなのかな。ウォッチメンが連載されていたのが1986年~1987年、アキラが1982年~1990年と年数が被っていて、両方とも核爆弾レベルの破壊力を持つ「何か」と超能力を扱っている、そして群集劇な点が共通しているのも面白い。
映画が好きだったので読みました。映画以上にDr.マンハッタンが狂っていたので面白かったです。Dr.マンハッタンが全裸で「君はあの男と寝ていることを話すだろう」と予言すると、女が「え?知ってたの?」と驚くのだけれど、そのあと実際に女が「あの男と寝ている」という話をしたら「え?!君はあの男と寝ているのか?!」と驚いていたので笑いました。
Hmm 再読に回す、今の印象だけ。
ロールシャッハが魅力的すぎて他のヒーローはあまり印象に残らない、不器用だからだろうか
あんまり銃とか出てこないな
子供の読んでるマンガは何を暗喩してるんだろうか
イカは狂気を振りまくとかクトゥルーっぽい
アメコミを読んだ事が無かったけど評価が高いので手に取ってみたら凄かった。一冊の本の中に構築された世界にどっぷりハマれるのは伊藤計劃さんと読後の気分が似てると思う。ヒーローものはヒーローが活躍できる安全な世界に常にあるのに、これはヒーローをメタリアルな状況設定に置く事でその欺瞞から抜け出している。そして、ロールシャッハは近代的ヒーロー像(正義)として描かれていて、あの結末は近代ヒーローの終わりとも読める。それにしても細部まで情報量も仕掛けも多くて読み応えのある、再度読んだら違う面白さがあるような本。
再読。気軽に再読できない圧倒的ボリュームが心憎い。初めて読んだとき、もっとアメコミに精通していればさらに楽しめたのだろうか、そんなこと考えたことを思い出す。しかし、知れば知るほどウォッチメンがアンチヒーローものとして異質にみえるのではなく、普通のいわゆるスーパーヒーローの方が自分にとっては異質にみえてくる。リアルにこだわったとされるウォッチメンが初アメコミだったせいなのか、どうしても日常に平然と紛れ込む彼ら彼女らスーパーヒーローたちが異常なものにみえてしょうがない。そろそろ映画もみてみるか。
これは凄い。現実世界のヒーローの悲哀の描写と、そして終盤の「世界を救う」アイデア、それらの具体性に衝撃を受けた。1コマ1コマに秘密があり、のちのち解読しながらも楽しめる。
1コマ1コマの情報量に圧倒される。既存のヒーロー観を鮮やかに倒錯させたアンチヒ-ローであり、人間の業を冷徹に告発した衝撃作。ヒューゴー賞を受賞したのも納得。
読み始めると止まらなくなり、深夜4時までかけて読了。映画はかなりこの原作に忠実に作られているが。重層的な語りと、各章ごとに主要登場人物たちの過去を掘り下げていく見事な構成は、アラン・ムーアならでは。
映画は意外と忠実に筋を追っていた。急ぎすぎだったが。性行為を極端に嫌うロールシャッハがコメディアンの死に大いに動揺しているのが面白い。白になろうとしているから黒になろうとしている人物には興味があったのか。
全編とおして、キーイメージが随所で効果的に使用されています。ヒーローが人間くさくて、とくにコメディアンの「俺が仕事を始めたガキの頃は、波止場にタムロしてるヤクザ連中を叩きのめしてりゃ、それでよかった」(p62)という言葉が生々しい。
映画とアンチマジカルを先にみていたことによる影響を差し引いても面白かった。映画でウエットに処理されていた部分は、本来よりシニカルで醒めていたのだと確認できたのは収穫。ただし、世界はすでにこのヴィジョンを超える混沌に投げ込まれている。
久しぶりに「ハマった」マンガだ。コメディアンとロールシャッハは現実主義者だった。嘘偽りの無い信念に生きるというのは、人間の悪の面を徹底的に肯定するか、否定するしかないという対照。そしてオジマンディアスは嘘偽りの中に平和を見出す。それすらも危うい橋の上の「対症療法」でしかなくとも。青い肌のスーパーヒーローは人間をその外部から眺める。二人の二代目カップルは、愛という俗な、しかし人に欠かせないものを示してくれる。多様な視点と人間の生き様を刻んでいる紛れも無い傑作。
抜粋(p.202)世界は偶然の塊だ。パターンなんて、見る者が自分の空想を押し付けただけだ。本当は、意味なんかありはしない。この最低の世界を創ったのは、形而上学的な超越力じゃない。子供を殺したのは神じゃないし、その死体を犬に喰わせたのも運命なんかじゃない。俺たち人間だ。人間の仕業だ。きな臭い煙の中で俺の胸に残っていた最後の希望が凍りついて、粉々に砕けた。俺は生まれ変わり、無意味な白紙の世界に自分の考えを記そうと決意した。それがロールシャッハだ。
kojima_pothos
抜粋(p.347)朝食シリアルのCMにおいてすら、CGアニメが未来の素晴らしさを吹聴する。音楽番組は合理的な説明を避け、情報の選択肢をほのめかす。こうして様々な観測点を結んでいくと、メディアのホワイトノイズの中から不意に新たな概念が出現するのだ。このパズルの断片に相当する個々の観念は様々な分野に散在し、系統的な収集を困難にしている。しかし、それらを広く受け入れて整理してやれば、全体を予測することができる。時代の雰囲気を想像し、心理を推測することができる。そうして得た流動的で歪んだモザイクを、加速する科学技
ナイス!
-
09/15 00:18
抜粋(p.347)朝食シリアルのCMにおいてすら、CGアニメが未来の素晴らしさを吹聴する。音楽番組は合理的な説明を避け、情報の選択肢をほのめかす。こうして様々な観測点を結んでいくと、メディアのホワイトノイズの中から不意に新たな概念が出現するのだ。このパズルの断片に相当する個々の観念は様々な分野に散在し、系統的な収集を困難にしている。しかし、それらを広く受け入れて整理してやれば、全体を予測することができる。時代の雰囲気を想像し、心理を推測することができる。そうして得た流動的で歪んだモザイクを、加速する科学技
ナイス!
-
09/15 00:18
Hmm. さすが会内でも評判だっただけあって、重厚で濃密な世界を堪能できた。「日本の漫画で近いのは『火の鳥』」という意見にもおおむね賛成。(でもブバスティスの顔と死に様はもっとどうにかならなかったのk(ry)
登録1000冊目。この本だけで独立した世界なので、他のアメコミのような事前知識がいらないのがステキです。内容はすごいSFです。9のグリッドレイアウトの単純なコマ割りがスタイリッシュです。名作。
人類の恒久的平和の実現。その手段は狂気の沙汰。というよりもたちの悪いジョークだ。この世界よりも遥かにたちの悪いジョーク――でも誰もが思い描いてみた手段だろう?そういう風に語りかけてくるようなタチの悪い傑作。
ヒーローが実際にいたら...彼らの対峙する悪なんて,麻薬や売春程度のもの.しかし,周囲には核の脅威が.無力な一人の人間に人類を救うことができるのか.面白いが,字が小さすぎ.おじいちゃんにはきつい.
WATCHMEN ウォッチメンの
%
感想・レビュー:102件










































