要介護探偵の事件簿
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要介護探偵の事件簿の感想・レビュー(203)
玄太郎氏がアクが強すぎて苦手だったけど、最終的には大好きになってた。「四人の署名」で少年たちに説得(という名のお説教)してる辺りはジンときた。みち子さんも結構毒舌だし。ただ、全体的に犯人とその動機が読んでてツラくなる。お金が全てですか…。中山さんて、ものすごく博識。音楽描写だけじゃなく、プラモデル描写もすごかった。
読んでいて痛快でした。不自由な身になってもそれをハンデとせず活動的な玄太郎さん。あの毒舌っぷりは見事です。喝采を送りたい。今の世の中、他人を真剣に怒れる人ってそういないですからね。玄太郎さんみたいな人は本当に貴重な存在。傲慢だけならだれも慕わないし好かれもしないから。最後、岬先生が出てきてちょっとビックリしたけど、そこからさよならドビュッシーに繋がるんですね。どうなるか知ってる身としては切ないですね・・・・・・
このひとドビュッシーに出てたっけ?なんか覚えてないですが、岬さんがこっちに出てたのはびっくりしました。今時珍しいタイプのこうるさいじっちゃんが主人公ですが、筋が通っているのではちゃめちゃな言動もなかなか楽しく読めます。老人の星だね。ドビュッシー復習しないとなあ。
昔ながらの雷親父の玄太郎さん。超毒舌、横暴なふるまいばかりするけど、何故か憎めない。体に障害を抱えていても、それをハンディだと感じさせないパワフルさが小気味よいです。さよならラフマニノフを再読しなきゃ。
切ない気持ちで読みたくなかったので、「さよならドビュッシー」はまだ未読です。この小説は、口が達者で毒舌な、パワフル過ぎるおじいちゃんが事件をスパンと解決していく、エンターテイメントですね。キャラクター小説として楽しめました。このおじいちゃんを増殖させて、日本各地の公共機関に派遣したら、日本という国自体が ガラッと変わるのではないだろうか、そんな妄想をしてしまいました。(殺人事件は起こりますが、)これだけ明るい小説だと「さよならドビュッシー」をこれから読むかどうか悩みますね…。
玄太郎さん、いいですね。「ドビュッシー」でもとっても気になるおじいちゃんでしたが、やはりいいですね。ラストから「ドビュッシー」へ繋げなくても独立した短編集でも良かったと思います、哀しいから。
最初はなんて口の悪いじいさんなんだろーって思いながら読んでたけど、ぐいぐい引き込まれた キャラ勝ちなんだろうなー 基本的に間違ったこと言ってないもんなー
いい意味でスピンオフとは思えない作品ですね。高齢化社会や介護など現代の問題についていろいろ考えさせられるシリーズだなと思いました。
謎そのものは、それほど大したものはない。しかし、まっすぐで、パワフルで正しすぎるほど正しい玄太郎のキャラクターでぐいぐいと読ませる。ハッキリ言って、まっすぐすぎて、最後のエピソードの犯人の「自分の気持ちなどわかるわけがない」という言葉に妙に同意するほど(笑) 良いキャラクターである。それだけに、本作単独で読むと、スカッとする部分もあるのだが、『さよならドビュッシー』との繋がりを考えると切ない。玄太郎たちのその後がああだと思うと……
全く期待しないで読み始めたんだけど、面白かった! 最初は玄太郎のアクが強いキャラに閉口していたけれど、段々慣れたのか(^_^;)、痛快に感じられたりもした。極端なことだけど、間違ってはいないしな~。だから、敵も多いけれど味方も多いのでしょう。介護の現状や要介護者のことなどもかなりしっかりと書かれているので、身内に要介護者がいる身としては唸ってしまうことも多かった。読み進めていくうちに玄太郎に好意を持ってしまったので、今後彼に降りかかる惨劇のことを考えるとつらくなる・・・。
中山七里さんの小説の中で内容的には1番楽しんで読めた本!頑固で皮肉屋ででも自分の感情に正直な玄太郎じいさんの活躍は、読み手にスカッとした気分を味あわせてくれる最高の探偵でした!それ故にその後の彼を思うと複雑な気分。わかっちゃいたけど『さよならドッビュッシー』に繋がる5話のセリフを読んだ時には思わずひとり呻きました;;あとは全力で行動する岬先生がちょっと意外で新鮮な気分。
車椅子が手放せない程度に障害を抱えているとは言え、精神的には健全過ぎるくらいの愛すべきガンコジジイであるところの香月氏が持ち前の真っ直ぐな傍若無人さと猪突猛進の行動力を発揮し、力技で難事件を解決していく様が小気味良い。先にドビュッシーを読んでいると複雑な気持ちになるかも。このガンコジジイはあんな形で失われるべきではない。
要介護探偵の玄太郎さんに心の介護を受けてるような感じで、痛快で豪快、そして優しい!読んていてスッキリとした気持ちになれます。みち子さんとのコンビネーションこそ介護に必要な要素がたくさん詰まっている気がします。ただ、『ドビュッシー』を読んでるから最後は何とも言えない気持ちでしたね。
「さようならドビュッシー」の前日譚。介護士のみち子さんの目線で書かれた玄太郎おじいちゃんの活躍が書かれています。ドビュッシーと要介護探偵のどちらから読んでも大丈夫です。ドビュッシーがお好きな方は是非。こちらを読んで面白かった方は、ドビュッシーも是非。
まさかドビュッシーの面々に再会するとは予想だにせず気づいて驚愕。彼らの今後を知っているだけに、ちらりかいま見える孫娘たちに心が痛んだり。とはいえ、テイストはまったく違う。こちらはもう痛快そのものの武勇伝。金と権力とコネとそしてなにより気骨にモノをいわせて、身近な悪(にしてはスケールが大きいが)をバッタバッタとなぎ倒す小気味の良さ。「要介護」のタイトルから受ける弱々しさなんてどこにもない。それにしても最終章ラストシーンのもどかしさ。行っちゃだめ!と引っぱり戻したくて。玄太郎でもう1~2冊書いて欲しいのに。
「カエル」と「魔女」を読んだ後だっただけに、和まされる表紙絵と愛すべきキャラの玄太郎に、面白い作品の予感大♪玄太郎とは全く別のタイプなのに、メカ&プラモ好きということから、「こち亀」の両さんを連想し( ̄ー ̄)ニヤリ しかし、早くも22ページで、彼らの未来を知っていることに気付き、玄太郎に惹かれれば惹かれるほど内容は面白いのに読むのが辛くなる(T_T)そしてラストを読み(やっぱり…)と嘆息。岬洋介シリーズの外伝になるのかな…?四人の銀行強盗たちのその後も知りたかったので別シリーズに出来なかったのかと悲しい。
豪快、豪傑な玄太郎おじいちゃんが、かっこよかった。出すぎる杭は打たれないを地でいくようで、スカッとした。これがドビュッシーに続くのかと思うと、つくづく残念。この続編はないんですね~。
「善ではあるが良ではない」を貫徹した翁に惚れました。卓越した洞察力に裏打ちされた頑固さって、こんなに痛快なんですね。いえ、家族にいたらそれはそれで大変なんですけど。このシリーズはこれっきりなんでしょうか。何とも残念で寂しいです。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」のシリーズ。 なんというか、単体として面白く、一番ミステリーらしい短編集だと思う。さよならドビュッシーの時間に向かっていくのがわかっていながらよんでいるので、胸につまってくる。 さよならドビュッシーでは、ひたすらリハビリのすさまじさに圧倒され、この作品でもリハビリ場面はかなり鬼気迫る。自立求めすぎ、厳しすぎと思わんでもないけど・・・ さすが、岐阜の作家さん、名古屋弁や気風が自然で、名古屋生活が懐かしくなる。
「さよならドビュッシー」を読んでからだいぶ日数経ってるので、玄太郎おじいちゃんはこんなにアクの強い人だったのかと驚いた。こういう口うるさいタイプのおじいちゃんは実際身近にいると疲れそうだけど、とても魅力ある。あと玄太郎おじいちゃんの言動から個人的に思った事。よく「お年寄りに冷たい社会になった」と言うお年寄りがいるけど、じゃあ自分が若い頃はどれほどお年寄りに親切にしていたのか聞きたい。
要介護の社長が難事件を解決する短編五作。事件解明は変化球のような展開で楽しめました。社長の頑固さとキレ味は何とも気持ちよかったです。特に銀行強盗犯への説得(説法?)とラストはグッときました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/12
『さよならドビュッシー』のスピンオフ作品。玄太郎おじいちゃんは、介護者のみち子さんをお供に今日も元気に周囲を一喝しています。周囲を振り回す様が見事で、言いたい事をズバッと言う姿に胸がスカッとしました。しかし事件はどれも不条理で今の世の中を反映したようなものばかりーー。ラストはドビュッシーへと続くようで、岬先生との別れの挨拶にも悲しくなります。おじいちゃん…。
面白かった! お爺さんの切れ味のよさ。でも、最後ではみちこさんが活躍できなくて、しかも、この話の跡では……だし。みちこさん、もっと出してあげてほしかった。一話目のあのセリフなんてなかなか言えるもんじゃない。女傑。
おもしろかった~。主人公の玄太郎は「さよならドビュッシー」に登場しているのね…まだ読んでない。でも読んでなくても十分に面白く読めた。玄太郎の筋の通った言い分に納得できる。私は「生還」が一番好き。玄太郎がリハビリに通って、口の達者な玄太郎に戻るまでの過程かと思ったら、ちゃんとミステリーが盛り込まれていました。いや~面白く、続編が読みたいと思ったけど「最後の挨拶」で何か思わせぶりな終わり方。ドビュッシーの冒頭で亡くなるんですね…。寂しいなぁ。
『さよならドピュッシー』のスピンオフ小説。 始めは玄太郎の物言いに辟易して読むのに日を置いてしまいましたが、慣れるとあの怒声も小気味よいですね。トリックも多彩で色んな知識が増えました(笑) さよドピュに繋がるラストはその後の展開を思うと切ない気持ちになります…。岬先生が好きな人は「最後の挨拶」だけでも読んでみてほしいです。
【図書館】さよならドビュッシーに登場した遥の祖父、玄太郎が主人公。ドビュッシーのときも感じた芯の通った物言いがますますパワーアップしていて、敵にまわすとこんなに恐ろしい人はいないかもしれませんが、そこがまたかっこいいです。このスカッとさせてくれる玄太郎節がこれっきりかと思うと残念ですね。
豪傑というか、老獪というか、なんとも気持ちの良いジイサマ!確固たる信念に基づく怒鳴りがカッコイイ~ それぞれの事件の謎はわかりやすくて○でした。あと、各分野の情報がパナイっす!M先生登場のおまけつき~ でもってあのラスト・・・嗚呼・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/07
★4 とっっても面白かった!ラストのこの後、あのお話につながるかと思うと、とても悲しい・・・
『さよならドビュッシー』の冒頭で亡くなった香月玄太郎じいちゃんが活躍。介護が必要な身体ながら、次々と事件を解決。最期を知っているから、元気な姿はなんだか寂しくもなるけど、あんな頑固じじいに叱られてみたいと思ってしまった。そして最後に登場する岬先生はかっこいい…。
図書館本。いやー、面白い!脳梗塞で下半身不随で車椅子生活になりながらも、いまだ血気盛んなおじいちゃん・香月玄太郎。どこかで見覚えが、という方は正解。「さよならドビュッシー」で自宅の火災により亡くなった、遥の祖父だ。そのおじいちゃんが様々な事件に巻き込まれる(たまに進んで関わる)。安楽椅子探偵ならぬ、車椅子探偵、いや、要介護探偵の活躍眩しい連作短編。最終編がお気に入り。中山七里さんの代名詞と評していい音楽ミステリーに、ファンに嬉しい彼の登場で・・・。続きはネタバレの可能性なのでコメへ。
「さよならドビュッシー」の冒頭でいきなり火災に巻き込まれて死んだ香月家の祖父、香月玄太郎が数々の難事件を解決していくというもの。でも安楽椅子探偵ではなく、下半身不随ながらも自ら事件現場に出向き、また弁が立つという面白さw。ただ、玄太郎の未来を知っているからこれはもうシリーズ化されることはないんだよねえって思うと寂しい。岬先生が、この作品で初推理ってとこだね。
今度は要介護探偵?と読んでみたら、ドビュッシーのあのお爺さんだったんですね。権力には権力、な玄太郎さんはどうも好きになれなかったんですが、読んでるうちに実は一本芯が通っているんだなぁ、とちょっと見直してみたり。でもやっぱり好きにはなれないんですけどね(笑) ミステリとしてはそう目新しくはない話ばかりだったけど、岬先生も登場してるし、岬先生好きは読んどけ、な本かな。
傲岸不遜、唯我独尊。善ではあるが良ではない香月玄太郎の活躍が楽しめる連作短編。密室・毒殺・銀行強盗…ミステリとしても楽しめるが、おじいちゃんの一喝が気持ちよく、スカッと痛快にさせてくれる。これ単体で読んでも十分楽しめるが、「さよならドビュッシー」を一緒に読むと、ラストでまた違った気持ちを味わえるだろう。ほんとは、この痛快な気持ちのままシリーズにして欲しかったくらいなんだけど…両方、面白いので、まだ未読なら一緒に読むといいかもしれない。
読むにつれ主人公である爺様がとても好きになりました。ここまで矍鑠としていて、歯に衣を着せない言動、とても素敵すぎる。是非僕も叱って欲しいとすら思いました。それに事件にまきこまれつつも、確りサポートするみつ子さんの存在も良かった。でもコレが「さよならドビュッシー」に繋がるのですよね、そう考えてしまうと少し哀しくなってきました。もっと岬先生とコンビ組んで事件を解決して欲しかったかな。ともあれ面白い物語でした。
要介護探偵の事件簿の
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