おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)
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おやすみラフマニノフの感想・レビュー(767)
ドビュッシーより先に読んでしまったけれど、おもしろかった。演奏してるシーンは彼らの緊張感とかが伝わってくるようで、ドキドキした。終わり方はちょっと物足りなかったな…。早くドビュッシーの方を読みたい。
音楽ミステリー山積みしてしばらく読まなかったけど、もっと早くに読んでおけばよかった、ドビッシーとは違った味わいの音楽ミステリー、最後に予想のできなかった展開。主人公をサポートするドビッシーに引き続き出演の岬先生がこれまたすごい。楽しかった♪
前作からの先入観で大どんでん返しを予測して深読みし過ぎな読み方をしてしまったが、こちらは前作とはまた違った展開のミステリーだった。音楽小説としての迫力も更に増して、雨の体育館のシーン、交代したピアノとオケのシーンなど、主人公の鼓動が聞こえてきそうな描写に打たれた。読者であるこちらも脈拍が上がりそうな高揚感は見事。ただ、最後はちょっと唐突な終わり方で、主人公のその後を見せるエピローグが欲しかった。
ドビュッシーよりもミステリー感があったように思うけれど、岬先生の味をあまり感じられなかった気がする。あくまで謎解きの為のキャラクター感が強かった。 人間のエゴとか、見栄とか、が音楽描写の中に違和感なく溶け込んでいて、さらっと読めたけど、最後が「ここで終わってもいいのかなぁ」と思うラストだった。 ドビュッシーもだけど、謎解きの後の余韻を味わう最終章的なものが欲しかった。
★★★★☆ ちょっとのだめを彷彿。音楽描写は相変わらず素敵で一気に読める。ドビュッシーとのリンクもにやり。でもドビュッシーの方が完成度高いのでは?脇役がかがやききれてない印象。あとあじがいまいちな分の減点。
「さよならドビュッシー」とリンクした部分がところどころにあって面白かったです。この作者は楽しそうに演奏している場面を描くのが本当に上手だと思います。読んでいてとても引き込まれます。特に避難所の体育館での演奏のシーンがよかったと思います。ドビュッシーの主人公よりもラフマニノフの主人公の方がところどころに性格の悪さが出ていて、わたしはドビュッシーよりもラフマニノフのが好きです。犯人は目星がついていましたが最後の晶くんの秘密には少し驚きました。
今回の話も結末を読んでビックリさせられました。他のミステリー小説にない新鮮さを感じさせられます。前作に続いてすごく音楽描写が豊かで、小説を読んでるのに実際に音楽を聴いてるような気持ちにさせられました。
やっぱり中山七里先生の音楽ミステリーは面白いね。演奏シーンが相変わらず素晴らしかったし、『さよならドビュッシー』と微妙にリンクしている点も面白かった。あと岬先生かっこいい。さらに好感度アップした。
前作のドビュッシーにリンクする内容も出てきてニヤリ。やぱ演奏の描写が良い。それとちょいちょい人生哲学みたいなんも出てくるのも悪くない。続編が出るとしたら、初音さんが主人公になりそう。
音大生の晶がかっこいい!登場人物の全てに個性があって素敵でしたー。のだめでラフマニノフを知ってたまたま図書館で見つけたから読んでみたけどこういう小説すきです。デビュー作も音楽小説みたいやから読んでみよーっと♪
文章はとにかく上手くて一気に読ませる!けどミステリ部分は凡庸以下だった。伏線とかは綺麗に貼ってるんだけど、要介護探偵みたいな短編のほうがずっと読み応えがあった気がする。相変わらず音楽描写はすごいの一言。しかし岬先生は欠点(?)含めて完璧人間すぎやしないかと思ってしまうのですが。全てにおいてパーフェクトで人間くささを感じない、一昔前の正統派探偵っぽくてちょっと違和感。続きが出たらまた読みたいです。
第1章までの設定を読んでふとタイトルに立ち戻ると、あら結末がなんとなーく想像が、できませんか。とは勿論読了後の感想です。今回の作品では岬氏のパーソナリティにもっとスポットがあたるものだと勝手に予想していたので、裏切られました。シリーズとしてまだ続くんだろうな。演奏部分の描写に興奮した。楽器もできて文章もかけて、そして専業でない中山さんってなんなのちくしょう。次作も楽しみにしています。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番をBGMに読んだ。最後の最後でタイトルの意味がわかった。体育館での演奏、学祭の演奏をはじめ、躍動感のある描写についページをめくってしまう。そんな小説。音楽は職業ではなく、生き方のこと…。音楽×ミステリーなのに、人生についても考えさせられるから不思議。
ラフマニノフが好きでタイトル買いして出会った本です。最後まで読み終わってからドビュッシーの存在に気づきました。そちらも読んでみたいと思います。
さよならドビュッシーと展開が似てるので
途中、オチがよめてしまいました。
洪水のとき、体育館で岬先生と主人公が
協奏する場面では感動してしまいました。
ですが、岬先生以外の登場人物は
魅力がなくて好きになれません。
ドビュッシーからラフマニノフの順で読むと、
物足りないです。
ドビュッシーで留めておくのがおすすめです。
今回は犯人がわかったつもりだったのに裏をかかれてしまったようです。主人公が話の中で努力をしても報われるとは限らない、というような事を話していてなんだか切なくなりました。前作よりはちゃんとミステリーをしていたと思います。
最後100ページくらいは急き立てられるように読んだ。信じてたひとに裏切られて、そんなはずない、そんなはずない、はやく種明かしを、と。冷静になったら見抜けたのかもしれないけど、あんなにまじめで誠実な主人公に騙された気がして、最後の演奏もおちおち読んでいられなかった。すべて読んですっきり。途中までは音楽青春小説だけど、最後はしっかりミステリー。トリックというよりも、動機がおもしろい。トリックがもっと良かったら最強だったとはおもうけど。 かわいい顔より腕を選んだ気骨がすばらしい。音楽やってるひとって、素敵だなあ
面白かった。クラシックをベースにしたミステリーは初めて読んだからどんな展開になるかも気になったし。しかも、のだめを通じて好きになった、ラフマのピアコン2番が主題歌として書かれていたし、読んでいて楽しかった。途中、これはいるか!?という下りもあったけど、全体的に面白かった。
ミステリー色よりも岬先生の演奏シーンに胸が熱くなります。特に大雨の体育館でのシーンは目に浮かぶようでした♪『ドビュッシー』とのリンクも良かったし音大生達の様々な葛藤が印象的です。岬先生シリーズはまだまだ続くのでしょうか??耳の具合が気になります。。クラシックに詳しければ面白さ倍増ですよね~ ラフマニノフを聴いてみたくなりますわ~♪
ミステリーとしては前作のどんでん返しの方が衝撃的でしたが、ストーリーはこっちの方が好きです。就職云々の話が身にしみました。芸術の世界の厳しさも…。岬先生は相変わらず「こんな完璧人間いるか!」とつっこみたくなりますが、プチ子の人間臭さには親しみを感じました。こんないい子だったんだ…
前作を読んでると楽しい。岬先生の考えにも慣れてきたし。共通して、将来に対する不安に立ち向かうテーマはすごく感じた。作者が花園大学出身で名古屋が舞台で主人公が音楽家ってのが親近感。前作を読んでたからこそ、最後の推理前で危うくミスリードさせられるところだった。ミステリ部分がいまいちだけど、ミステリによる不安をうまく音楽小説の中に取り込んでいてすごいと思った。
前作未読のまま、ラフマニノフを先に読んでしまいました。前作未読でも十分楽しめる独立したストーリーで安心しました。確かに読み終えた後は、無性にクラシックが聴きたくなった。
要介護→ドビュッシーから。冒頭の方で前回とかぶってる場面、岬先生の演奏に前作主人公が立つことができずスタンディングオベーション出来ないのが可哀そうと思う場面がある。その時点で少しコイツ好きになれねぇなと思ってしまう。案の定最後まで今回の主人公は好きになれなかった。プチ子が出てきて少し嬉しい。シリーズが続くとまた違う登場人物が違う面を見せてくれると思うと楽しみ。
さよならドビュッシーに続く作品。
今回は主旋律に、音楽の道に迷いながらコンマスとして奮闘する男の子、副旋律に消えた名器、ストラディバリウス、何者かに破壊されたスタインウェイ。前作もそうだけど、岬先生がかっこいい。設定では自分と変わらない世代なのに、なんて厚みがあり穏やかで、やさしく暖かみのある人柄なんだろう。岬シリーズがこの先続くことを期待したい。
【★★★】今回も迫力の演奏描写でした。盛り上がりは前作『さよならドビュッシー』に比べて抑えめ。ミステリに関しても私的には前作のほうが衝撃的でした。前作の終わり方が好きだったのですが、こちらの終わり方も好きです。
感想は『さよならドビュッシー』とほぼ一緒。演奏シーンの描写が濃すぎて飽きる。聴衆の反応がドラマチックすぎて寒い。言葉選びが古くてださい。それを差し引いても、種明かしが気になって最後までおもしろく読めたのだからミステリーとしてはまずまず合格なのかな。作者は岬先生というキャラをずいぶん気に入っているんじゃないかしら。岬先生に関しては人物像をよく練ってから書いているように感じるけど、主人公含むそれ以外の人物に関しては作りこみが甘く、印象に残らない。
岬シリーズに完全にはまりました。さよならドビュッシーのような衝撃的なラストではなかったけど、楽しめました。ラフマニノフのCDをききながら読みました。
★★★:トリックは……。ただ伏線の張り方は面白かった。動機はなんとなく推測していたのが(偶然にも)あっていた。なので少しにんまり。そして相変わらず文章表現がすばらいしい。的確に読者の内臓をえぐる、現実に即したことば。それはぬるま湯生活の私には痛く、そして有用だ。この作品も引き込まれたが、個人的には、前作『さよならドビュッシー』の方が衝撃的だった。
続編。今回も音楽の描写が、すごい。でも、くどいかなぁ。という気がした。後半になって、やっと面白くなってきた感じ。岬先生に会えたのは、嬉しいけれど、お腹いっぱいって、感じかな…
定期演奏会を前にして、密室から消えたストラディバリウスのチェロ、そして“破壊”されるスタインウェイ──。ミステリ部分や謎解きはわりと序盤で読めてしまったけれど、前作同様、音楽描写がとにかく凄くて、クラシックが恋しくなる。音楽へ対しての愛が強く伝わってきた。生き方を問われ、教わるような本。
時価2億円のチェロが密室から消失に続く一連の謎よりも、音楽に身も心も捧げる音大生の物語に惹きこまれた! 晶が苦学生の現状や先の見えない将来を嘆いたりする場面は、暗くて重くて私の心まで折れそうになった。 そんな晶の心を心機一転させ、事件の真相を見抜く岬先生は相変わらずスゴイ人♪ やっぱり演奏場面は凄かった! 文字を追って読んでいるだけで音は聞えないのに、心が音を感じてるみたいでドキドキして胸が高鳴った! すっかり心奪われて事件の真相のことなんて忘れたけど犯人は予想通りだった~
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/14
前作の「さよならドビュッシー」よりはミステリー色は薄れたものの、演奏部分の描写はあいかわらずすごかった。ただ、クラシックに疎い私としては、描写についていくのが大変でした。
ストラディバリウスが密室から盗まれる冒頭部分。ミステリーかと思いきや、その後は音大での日々が描かれる。演奏シーンの描写は細かくも読みやすく画が浮かぶ。専門用語に精通してるともっと鮮明になるのにとクラシックに疎いことを惜しむ。曲名を聴いてもメロディが即座に浮かばない。気になって曲を探して聴く。超絶技巧を括目し、奏でる音に嘆息する。より深く音楽の世界に入れた。そして密室に続く事件。そして繋がるアレやコレが真相へと導く。音楽に酔いしれました。ラフマニノフが好きでタイトル買いしたが満足した。
ドビュッシーよりもより劇的になっているし、音楽の流れるような、痺れるような感覚を文字で訴えかけられました。最後のラフマニノフピアノ協奏曲2を動画サイトで聴きながら読んだのですが、見事に嵌まっていて感動しました。文字だけ追っていてもその緊張感が伝わる筆力には改めて驚きました。曲の選別も素晴らしいと思いました。お話の流れもどきどきしてドビュッシーよりも更にステキになっていて、もう、是非とも音楽系の次回作をと望みたいくらいです。
おやすみラフマニノフの
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