銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎の感想・レビュー(731)

とにかく壮大(大風呂敷?)。必ずしもきちんと検証されたことのみで論理が展開されるわけではないが、アイヌ民族のことにまで触れられているのは驚いた。個人的には「現代のプリニウス」と呼びたくなる博物的要素を感じる。下巻もすぐ読む予定。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/11

農耕史から探る大陸史観のアプローチはなかなか良い。ドーキンスのくどい書物の後で読んだせいか薄ぺらい論点が気になったけど、もう少し突っ込んだりしたら売れない書物になるのかと思えば、バランス取ってこんなものなんだろうか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/01

You
人類誕生から、農耕民族の発生、病原菌の発生まですごく合理的に説明されて驚いた。はたして銃は?鉄は?まだ多くは語られていない。農耕の延長線上なのか?下巻が楽しみだ。

感想は下巻で

病原菌が新世界の侵略を推し進めた要因となっている、というのは目からウロコ。

我々がどこから来たのか、なぜ現在があるのかがロジカルに書かれている。全てに理由があり、現在があることを再考させられる一冊。

ちょっと今の自分には合わなかったかもしれない。ヨーロッパ人は神に選ばれたから発展したのではなく、生まれ育った環境が良かったって仮説なのは理解できましたが、それ以上の説明にどうもついていけなくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/15

狩猟採集生活にとどまった民族と、高度な農耕社会を築いた社会。その違い・格差の成因を気候と大陸の形状の違いから論じています。徹底的に主観的な価値判断から離れた科学の視点が素晴らしい。賢さが3上がりました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/14

研究分野を縦横無尽に駆け回ることってかなりの知識がないとできない。この本をそれを行っているという点で、知の深みへと到達しようとしている。人間という存在を理解するためには必読であるような気がした。すごいなーこの筆者。では下巻に。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/13

aki
大陸が横に長いか、縦に長いかで、その後が決まる。

3連休を使って上巻3日で読破。あまりの面白さに時間を要せず読むことができました。ダーウィンが進化論で個体の優劣ではなくより環境に適したものが後世に子孫をつないでいく、といっていますが、「こういうことか!」と思います。 世界はなぜ今日のようなかたちになったのか。なぜ西欧諸国が世界における中心的な存在になったのか。誰しも一度は疑問に思ったことがあるはずです。それは確かに「偶然」ではありますが、どのような「偶然」であるかを解き明かしてくれます。世界史や文化人類学が好きな人におすすめ。下巻も読みます。

読もうと思い立って早十年。この年始にようやく読み始めましたよ!この本を知ったきっかけは山形浩生の書評だったなあ。名著の誉れ高い本書だけどそれも頷ける面白さ。世界はなぜ今日の姿になったのか?そんな問いに鋭く迫ってます。

◎:現代の世界構成になった理由を解き明かす.文章の書き方,物語の作り方がロジカルでとても参考になる.

ダーウィンの『種の起原』、マルクス『経済論』、ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義』などと並んで、数年後には岩波文庫となって本屋に並んでいそうな姿が想像できる、後世に残る社会科学の名著であろう。その視点、論点、発見の素晴らしさもさることながら、根底に人間への愛があるところが、マルクスやウェーバーに近いと思った。間違った知識に基づいた偏見、人種差別、社会格差をなくそうとする著者の強い意志がそこにあった。早く文庫になってあまねく読まれてほしい人類の財産。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/21

大学の先生に勧められて読んだ本。ヨーロッパが成功した理由として、銃を持ったこと・病原菌に強いこと・徹を利用したことの3つをあげることで文明史を解読しようとする面白い本であった。内容が難しく上下巻で量も多いが充分に読む価値のある一冊であろう。

「ヨーロッパ台頭の理由」何故ヨーロッパ社会が地球上の覇者となり得たかの壮大な考察。歴史学は勿論のこと、考古学や文化人類学や生物学など様々な学問を駆使してこの難題に挑む。とにかくスケールが大きくて面白い。10年代最大の名著と言われるのもむべなるかな。

再読。わたしにとっては知的好奇心を刺激する、本。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/04

自分の興味があるとこ以外は全く頭に入って来なかったが、色んなことに深い知識をもつ著者の文章は、興味深く面白かった。世界不思議発見とかが好きならきっと楽しめる内容だと思います。

長年なんとなく疑問に思っていたことを、納得のいくように尽く説明してくれた。高校の歴史はこういうことも教えていいんじゃないか。あくまでひとつの視点としてだが。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/18

現在の地域の格差や植民地時代における西欧の勝利の原因が、人種優劣の差ではなく自然環境にあることを論じたもの。狩猟から農耕へや食物の改良等初期の違いだけでこれほど差がつくとは思いもよらなかった。しかしこう見てみると文明とは結局強いものが弱いものを喰うものであるなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

何故、ヨーロッパ諸国は世界各地を植民地とできたのか。アメリカ先住民、アフリカの人々、オーストラリアのアボリジニがヨーロッパ系やアジア系の人々を殺戮・征服・絶滅させるということが何故起こらなかったのか。その何故を追求する本。途中飽きるところもありましたが、面白かったです。下巻も読もう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/15

面白かった。第8章、第9章あたりの農業や家畜の話は読んでてあまり興味がわかなかったが、第11章で一気に全部繋がって良かった。どうしてアボリジニやインディアンが栄えなくて、ヨーロッパが栄えたか・・・早く下巻が読みたい。ただ、少し冗長の部分が多くて、途中少し飽きた。もう少し簡潔にして良いかも。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/11

世界史の教科書なんてこれだけでよい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/11

この本を読んで世界の歴史についての面白さを大いに感じた。読んでる途中から世界史をもっと知りたいと思い今勉強しなおしている。そのため読み終わるのに時間がかかってしまったし、前半は内容がうろ覚えなので再読する必要がある。今の世界の国々の国力は自然環境の無作為さから発したもので、ある民族が優秀である民族が愚鈍だからという次元の話ではないとわかるだけでも読む価値があると感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

世界史を文化の広がりから追っているのが読みやすかった。なぜ地域によって文化の発達に差ができたのか。興味をそそる。

国や地域の格差はなぜ発生したのか?膨大なデータを用いて壮大なテーマに迫る。進化には環境が重要な影響を与えている可能性が高いことに合点。下巻が早く読みたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/27

人類が宇宙に進出したら、同じような議論が惑星系単位で出来たりするんでしょうか・・・。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/23

ほの見えるオリエンタリズムとパターン(帝国主義へのカウンターおよび学術的な方法を取っているから仕方ないけど)。周到さは「言葉と物」を思わせるが確実さはこちらに軍配(資料が確かだから元から有利ではあるとはいえ)。

一日1章程度のペースでゆっくり読んだ。急性感染症の多くは人々が食料生産を始めて人口が稠密になってから生じ、感染力の強い病原体ほど重症化しやすい、というのは言われてみれば納得できた。薬剤を使って病気を治療することが、より強い病原体を生む自然淘汰の原動力となっている面は間違いなくあると思う。下巻も楽しみ。

ネイティブアメリカンの人口がコロンブス以後天然痘で95%失われたこと、そしてそれがアメリカであまり教えられていないという事実。怖いが、西欧の「勝利」が西欧人の努力でも才能でもなくそれこそ大陸の向きのような「環境」によるものだ、というのは向こうの人には衝撃だろう。そして日本人にとっての衝撃は、「日本人は農耕民族だから平和を好む」という浅はかな日本人論が、農耕民族のほうが残虐、という事実に打ち壊されること。時間的にも空間的にも広くて長い著者の視点は、歴史を見ることをとても自由にしてくれてうれしい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/18

色々複雑な要因が重なってスペインは制服を成功させたのだなと思った。その中でも病原菌が大きな要因となっているのには驚いた。

popに惹かれて買った本。なぜ人類発祥の地であるアフリカよりも、ヨーロッパや東の方で文明が栄えたか、という単純だけども答えにくい疑問を考察した本。ここまで深く考察しているとは思わなかった。読み応えがある。文明を発展させるためには、専業の職人を養えるだけの農耕技術が必要という話のくだりに関して言えば、ヨーロッパ=狩猟民族というのは古い考え方なんだなあと認識を改めさせられた。農耕や鉄に関して言えば、ある程度予想がついてはいたが、病原菌というファクターが生きてくるのも面白かった。

★★★☆

先史時代からの環境の違いがその後の歴史にどう影響したのかを,確かな論理をもって明らかにしている. ピサロのインカ侵略は一つの転換点として描かれており,印象的.マイケル・ムーアは『ボウリング・フォー・コロンバイン』で,アメリカ銃社会は,白人が過去に行ったネイティブアメリカンの虐殺に対するの報復を恐れ続ける狂気によるものではないかと推測していたのを思い出した.

配分された初期パラメーターの違いで文明ごとの勝敗はもう始めから決まっていたようなもので、100回歴史を繰り返しても100回新世界の文明はユーラシアの文明に負けることになるのかもしれないと思わされます。それにしても、歴史の成り行きに病原菌がこんなに大きな影響を与えていただなんて知らなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/29

圧倒的な世界観で、人類になぜ文明の発展に「差」が生まれたのか、歴史は環境要因なのか民族の優劣なのかという根本的な疑問を、ひとつひとつ考えて行く本。長い間、疑問だったなぜ現在の世界はこのような秩序のもとになりたっているのかという疑問に答えを与えてくれる。筆者が言いたいことは明確。それがほんとうに全て正しいのかはいずれ分かってくるかもしれないけれど、考えうる中でかなりの正解な気がする。とても読んでいて楽しいし、薄っぺらい様々な論理をぶちこわしてくれる。もうちょっと前に読むべきだったなあ。

人類史という観点での解説は素晴らしい。が、もう少し出典を書いてくれると、自分なりにより深く調べられるので嬉しい。野蛮と洗練との間には様々な要素があるが、それらはある程度連動して生まれているという点が特に重要であると思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(2) - 09/06
DWAT
たしか山形浩夫のブログに参考文献のリストがあったはずです。日本語版では略されたのだとか。
ナイス!ナイス! - 09/07 08:41

DWAT
山形浩生でした・・・http://cruel.org/diamond/ にFurther Readingが公開されています。
ナイス!ナイス! - 09/08 00:28


47
まるで資料集を読んでるみたいで所々退屈。狩猟が絶滅を呼び、絶滅が農耕を生み、農耕が文明を生み、文明は病原菌を生み……という進歩の足跡を辿る、という点において興味深い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/04

上巻を読み終えて,世界感が少し変わった.いわゆる先進国と呼ばれる国々と,後進国と呼ばれる国々についた差の原因は何なのか.先史時代から地形,気候,生態系的な要因によってその差が付き始めていたことが分かった.その地域ごとの人間の能力に原因があったわけではなく,あくまでその置かれた環境によって農耕牧畜,文明の発展がしやすかっただけであること,その理論展開に納得できた.最後に,この本を読む限り病原菌というのは銃よりもよっぽど怖ろしい武器だということがわかる.医療がなければ世界の構図はいくらでもひっくり返るだろう.

夏休み自由研究気分で。農耕と伝染病が人類に果たした役割。下巻は文字の発明から。

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