送り雛は瑠璃色の
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送り雛は瑠璃色のの感想・レビュー(14)
野暮を承知で全パラグラフを読んでみた。制限を取り払えば分岐からじっくり探索して情報を把握できるし、むしろそのほうがばらばらに置かれた意味の総体としての作品を楽しめた。すべて読んた上でもまだ全体像が確定せず解釈にゆらぎが生まれるのがこの作品の奥深いところでしょう。
ざっと一巡。復刊前に有志によるADV版をプレイしたときは気付かなかったのだけど、パラグラフを行き来したりパラメーターを管理するというのはずいぶん面倒だなぁ……。図書館で借りたので改悪版とはいえ買い直したい。
「------以上。では、しばしさようなら。レイカをよろしく見守っていてほしい。心から頼むよ ------君の友人、カズより」(二○二)。/純和風、民俗学なゲームブック(ゲームブックの記念碑的傑作と言われているらしく、やってみるとそれも納得)。謎の多くは和歌で示され、しっかり読み解けないと、三分岐する結末でとても悲しいことに。ただ、その大団円でない結末の中での幽神(カスミ/カズ)の、あるいは幽神として語るものの言葉(「後日談 その2」)は哀しくも魅力的で、忘れ難い。
相楽(twitter:sagara1)
追記で適当なメモ1。二七〇で初登場かと思ったら、七十四の履物を探している人形がアレか。/二十四「"イーグレット"って何?」(中略)「Egret」よ」このegret=白鷺。で、飛鳥の形にして大白鷺を成すとなるとヤマトタケルで、"最も因縁深い"のが牛頭天王ということと、剣を通じてスサノオに連なって八岐大蛇退治=治水なんて関係なのかといい加減に思ってみたら、一六九では「それは七尋白智鳥」とのこと。死したヤマトタケルが変化したのは「八尋白智鳥」なので、一つ足りない?
ナイス!
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05/06 18:46
追記で適当なメモ1。二七〇で初登場かと思ったら、七十四の履物を探している人形がアレか。/二十四「"イーグレット"って何?」(中略)「Egret」よ」このegret=白鷺。で、飛鳥の形にして大白鷺を成すとなるとヤマトタケルで、"最も因縁深い"のが牛頭天王ということと、剣を通じてスサノオに連なって八岐大蛇退治=治水なんて関係なのかといい加減に思ってみたら、一六九では「それは七尋白智鳥」とのこと。死したヤマトタケルが変化したのは「八尋白智鳥」なので、一つ足りない?
ナイス!
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05/06 18:46
相楽(twitter:sagara1)
メモ2。「後日談その2」関連。/「"ササキ"って"ススキ"という音に似てるね」南蛮煙管はしばしばススキに寄生して生きる。/「あるいは孤独そのものかもしれないな。いい迷惑だね」創る方はそれで良くても、創られた側は、と。/「あなたたちを助けた因縁」"わたしたち"ではなく。/「今、僕は嬉しいような、哀しいような変な気持ちなんだ」これも勿論凄いけれど、その前の「ちょっとだけ複雑な表情で笑いかけた」の「ちょっとだけ」も凄い。
ナイス!
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05/06 18:47
メモ2。「後日談その2」関連。/「"ササキ"って"ススキ"という音に似てるね」南蛮煙管はしばしばススキに寄生して生きる。/「あるいは孤独そのものかもしれないな。いい迷惑だね」創る方はそれで良くても、創られた側は、と。/「あなたたちを助けた因縁」"わたしたち"ではなく。/「今、僕は嬉しいような、哀しいような変な気持ちなんだ」これも勿論凄いけれど、その前の「ちょっとだけ複雑な表情で笑いかけた」の「ちょっとだけ」も凄い。
ナイス!
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05/06 18:47
12/16:K子
--/--:赤速
--/--:ぐや
--/--:Luftkopf
--/--:フェイ
ジャパニーズホラーとしても、ゲームブックとしても名作。昭和の香りのする、中学生達のどこかコミカルな導入部の裏で、万葉集の呪歌から始まる不穏なストーリーは絶品。出口の見えない困惑すら甘美。エンディングは三つあるが、なかなか難度が高い。読後は、何とも言えない切ない気持ちになる。青春よりまだ青い、そんな年代を思い出す。是非夏の夜に遊ぶことをオススメする。創土社版は内容が改訂されていて、誤植や収録作の少なさなどで不評もあるが、挿絵が非常に不思議な雰囲気を醸し出しているのがとても良い(たぶん表紙とは別の絵師)。
--/--:k_yohsuke
--/--:yureru
--/--:Unbekannt
--/--:さわわ
送り雛は瑠璃色のの
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感想・レビュー:5件

















