私―谷川俊太郎詩集
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私―谷川俊太郎詩集の感想・レビュー(19)
「一語の深度を辞書は計れない/知性の浅瀬に語彙が散らばっている」 「夕焼けと別れて/ぼくは夜に出会う/でも茜色の雲はどこへも行かない/闇にかくれているだけだ」 「気化した夥しい涙は綿雲となって/瀕死の青空の片隅に浮かぶ」 「黙って昼の月を眺めていると/始まりも終わりももっと遠いということが/少しずつ腑に落ちてくる」
01/03:ちのり@ひきこもり
月に一冊は詩集を読もうと思ってなかなか果たせない。「海は遠くから語りかけてくるが(改行)その意味を悟るには老いねばならぬ」18歳の春、すべてを知り尽くした、もしくは知り尽くすための方法論を身に付けた、と感じたことを思い出した。当時の自分を決して笑わないが、今海の語りかけてくるものに謙虚に耳を傾けている自分も微笑むべきものと静かに評価している自分がいる。
08/04:tapestry
04/05:じんぐうじ
03/05:saopauloyeah
06/25:komamono_rimi
「自己紹介」という詩は、まさしく名自己紹介だと思う。自分をこんな風に紹介してみたい。他にも『18歳』という詩集の「午後おそく」という若い頃の自分の作品を変奏曲風にアレンジしたり、作風もいろいろ、面白い詩集だ。老年の域に達してからも「少年」という題の詩群を書く谷川さんは、いつまでも年齢を超越している気がする。
小学校の教科書を思い出しました。透き通ったような言葉ときらりと輝く欠片を集めるような詩、という形式。全ての詩を理解して読めたわけではなかったけれど、はっと心に響く言葉を見つけることが出来たのがよかったです。
03/08:君吉
01/24:TKGT
少年という言葉が似合う谷川先生が、老いを感じる瞬間を切り取った本。そこに在るものは美しさあるいは真っ白な灰、あるいは死への準備と許容と深み。
04/09:Rio
07/27:いづみ
07/12:れのひと
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