キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
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キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢の感想・レビュー(187)
裏切らない面白さ。アメリカ最高!(ある意味で)これと「アメリカ人の半分は~」を読んで本当にアメリカの見方が変わったと思う。勉強にもなりました。
図書館。知られざるアメリカの姿を垣間見ることができる一冊。Vivaアメリカでもアンチアメリカでもなく、突っ込みを入れる対象として見てる距離感が好ましいです。著者のプライベートに引きつけた突っ込みが「...単なる私怨???(苦笑)」な感じで、ニマニマさせられる個所もあたりで、楽しく読了しました。 キリスト教右派については、なるほどそこまで裾野が広がってサブカルにまで影響を及ぼすくらいなのか...と少しゾッとしたり。 あとがきも今の出版事情が垣間見られ、少しだけ寒い気分に陥りましたです。
映画と絡めてアメリカのゴシップや様々なサブカルチャー的なものが知ることができて非常に面白かった。著者の町山さんの随所のツッコミも鋭く、読んでいて飽きなかった。
『週刊現代』『サイゾー』『TVブロス』等に連載されてたコラムをまとめたもの。05年頃から約4年間に渡る、映画を中心としたアメリカの時事ネタがタイトにこれでもかっていうくらいのボリュームで詰まっててお腹いっぱい。時々あけすけもないゲスな表現が出てくるのはいつもの町山節。フリーセックスに憧れるろくでもないオッサンの書いてる本だけど、悪夢も夢も笑いを交えて伝えてくれるから敷居が低く読みやすい。それにしても亡くなった人の人生を描き出す時のあの情報量の凄さにはいつも驚く。
半分近くはコラムの花道と重複するものの、渡米後のフィールドワーク(?)の成果かアメリカの明暗両面に深くツッコミを入れてい今の著者のアメリカ論の原点と言える一冊に。『アメリカ人の半分は~』ほど政治に偏った内容でも無いので気軽に読めるし。自分の目を奪った男と結婚した女の話なんかは、愛の形について色々考えさせられる。ラブストーリーというよりホラーだけれど両者は紙一重なんだろうな、と。
アメリカンドリーを見失った時、アメリカ映画の登場人物たちは大陸を横断する旅にでる。何の保証もない未来をただ信じて果てしない荒野を進んでいた祖先たちに思いを馳せるのだ。
アメリカの実体を書く本編と、日本の実体を書くあとがき。どれもまぁ、面白いったらありゃしない。アメリカの先進的なイメージを、上品な部分でも下品な部分でも覆してくれる一冊
大学でアメリカ論を受講した後、町山さんの本を3冊読んだら、アメリカとローマ帝国がオーバーラップした。気になる一文:人々を救うための宗教が今、人々を狂わせている/「私が考えるべき対象は科学研究であってモラルではない」/「テロリストを作るのは、実は政治的イデオロギーでもなければ宗教でもない。孤独や疎外感なのだ」/戦争を求めるのは普段言葉にうるさい保守的な人々で、戦争に反対するのは表現の自由を求めるリベラルな人々なんだ/「普通」という無意識の均一主義がいまだ日本には横溢しているのだ
あいかわらず面白かった。ストリームコラムの花道や未公開映画TVで聞いていたエピソードも多く、コラム枠の字数ではダイジェスト的になってしまってはいるけど、ジャンル別に文章で通して読むとアメリカの実像が浮かび上がってくる。ここ何年かpodcastやustで楽しんでいたが、作者の本をようやく一通り読んで追いつくことが出来たので、今後もリアルタイムの情報をフォローしていきたい。
米のTV面白そー!観てえー!と思った先から、こりゃ病的だ…とすぐ醒めた。この国の刺激に対する渇えっぷりは一体何なの。退屈が怖いのか、それとも満ち足りる事が嫌なのか。米国から世界を虜にするモノが生まれる理由もわかる。アンナ・ニコルを知ってこの国の精神が少し見えた気がした。アメリカは好き。でも同じ道をたどりたくはない。なのに最後の章に泣かされる。ずるいぞー。
マトリックスの監督の話に驚愕しました。なんかもう・・・自分の見る目が信じられなくなりそうです…ああ。実際の人物がどうであれ、作品は作品として切り離さなくてはならないのですね。大人って、つらい。私の心に、また小さな傷がついたよー。心が曇っていくよー。
借り物。人種差別や政治やらおかしげで雄弁な言い訳や発言に苦笑い。インターネットで出会ったヘンタイおじさんをリアルでつる番組を日本でもやったらおもしろいのに(笑)
アメリカの悪夢は日本も他人事ではいられまいが、ファニーと恐怖の混ざった事件や人々とその背景に知識欲と野次馬根性同時に満たせる面白コラム。根っこをえぐるようなシニカルな視点でも軽くて読みやすい。宗教と人種のトラブルメイカーっぷりたるやすごいわ。
軽いタッチのコラム集だが、アメリカの娯楽?作品やゴシップなど、題材は考えていくと凄く深い。今の日本の、あくまで「ただの娯楽」でしかない映像作品群(娯楽としては一級品のものもあるけれど)、政府発表の取次ぎとおばちゃんの井戸端並みの浅薄で感情的文句しかないテレビ報道の現状を見ると、こういう意味ではアメリカってすごく懐が深くて豊かなのだと思う(もちろん、日本に比してアメリカの現実の腐敗や矛盾が行き過ぎているため、批判も辛辣にならざるを得ないという現状はあるだろうが)。おもしろうて、やがて考えさせられる一冊。
日本で美談として扱われている「アシュレー」とか「Itと呼ばれた子」って、ストレートなイイ話ではなかったのか。アメリカで生まれる娯楽作品が、何故あんなにも魅力的なのかが少し分かったような気がした。そもそも、住んでいる人間が(良くも悪くも)オカシイからではないか。アメリカ人の自伝・回顧録に関するウソッぱちが多くて辟易したが、そういえば日本にも『少年H』っていう詐欺本があったっけ。
本の中で著者が韓国系日本人であることが紹介されています。町山さんの興味関心は人種や文化の違いからくる差別や無理解に向いている。アメリカってバカだなーと笑っていると、日本だって同じかもと気付かされる。
アメリカの下世話な部分を、シニカルな文章で、いやになるくらいたくさん紹介している。個人的には面白いネタが多かったのだが、さすがに最後は少し食傷気味。これだけぶっ飛んだことばかりやっていても、ベーシックな部分はしっかりしているから、大きな国として力を持つことができたとうことも忘れてはいけない。
ひとつひとつのコラムが短くて、ちょっとした空き時間に読めるのがいいね。アメリカって国は、知れば知るほど面白いんだなぁって実感できる本。中でも「やったもん勝ち!」っていうアメリカっぽさを象徴してるサクセスストーリーには元気をもらいました。町山さんはデーブスペクターなんかよりよっぽどアメリカに詳しいんじゃないかな(笑)
アメリカ評論でヒットを飛ばす著者が、様々な雑誌に掲載してきたアメリカに関するエッセイ101本が収められた本。アメリカの政治、宗教、文化、ゴシップなど、日本のマスコミにはほとんど取り上げられることのない話題が著者独自の切り口で描かれている。アメリカの実情に「うへー」となったり、素晴しいアメリカ人の話を読んでちょっと目頭が熱くなったり。これだけのボリュームと内容で、 1,197円(税込)という価格はお値打ち。
アメリカのありえない話やどんでもない人々のエッセイ集。町山さんの分析力と視点には、いつも脱帽ですね。アメリカ文化に興味あるなら、町山さんのコラムは入門書に最適だと思います。
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