青空のむこう
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青空のむこうの感想・レビュー(884)
素直に感動できない自分がいた。ありふれたストーリー…。生きている間に仲直りしなくちゃ!って強く思う。病気で入院した友人の、お見舞いに行くと決めた1週間前に友人が亡くなったり、危篤になり意識不明で結局会えなかったことが2度ある。死んだら終わりなんていう死生感は持っていないけれど、死後の世界を美化したようなのも何かしっくりこない。後悔しないように生きようというのも何かしらじらしい。思い残すことなく旅立つなんてありえないとも思う。必ず訪れるものではあるがひとつひとつの死にどれだけの思いがあるかと思うと切ない。
表紙がすごく素敵で購入しました。 突然死んでしまい、死後の世界にア然とする少年。 喧嘩別れしたお姉ちゃんに会いに行き、本当にお姉ちゃんが大好きなんだと伝えるところが泣けました。 これを読んで、出かける間際に喧嘩だけはしてはいけないなぁ~と思いましたね。 再読したい本の1冊です。
このような自己啓発っぽい意味合いを投げかけてくる本が正直苦手です。最初の出だして、「死とは何か、どう生きるか」というメッセージがぐいぐいくる本だろうと読み進めました。そんな中で、私が気になったのはいじめっこのクラスメイトがハリーに向けて書いた作文をハリー自身が幽霊となって読む場面です。「人との擦れ違い。」これは死と同じくらい避けることのできないことであって、これこそ今を生きる人間が死よりもどのようにして受け入れるか考えるべきことなのでは?と思いました。ほかの読者さんほど感動せず、さらーーっと読み終えてしま
命の尊さや日々生きてることが幸せなことなんだなと感じました。 喧嘩別れしたお姉ちゃんに会いに行くとこらはすごく感動しました。最後のページはほんとうに印象的です。
ある意味でオーソドックスな死生観を、やさしくやわらかく語ってくれる。死を扱う物語としては、なんでもないありがちなストーリーのようにも思うのだが、読後感がどうしようのなく良い。突然死んでしまった子どもが、彼の死後に身の回りの人たちが過ごす生活を体験していくくだりは、普通に身近にありそうで何とも自然なのにどうしようもなく胸にシンと響くのだ。そして、死後に向かう「彼方の青い世界」が、「葉っぱが土に帰るのと一緒」で「生命をつくるすべてのものの一部になる」という表現はとってもわかりやすく、受け止めやすい。
友達が「めっちゃ泣けるから!」と押しつけてきた一冊。 半信半疑で読み進めたものの、終わる頃には友達に感謝しないと、と思えるようになっていました。 アーサーの強い思い。あばれんぼうジェリーの素直な作文。エギーのやり場のない後悔、悲しみ…。 時に笑い、時にすっと淋しくなり、主人公に感情移入しやすく、一気に読み終わってしまいました。 私もいつか、そんな体験をするのかな。でもできれば、やり残したことがないように生きていきたいなと、改めて考えさせられました。
友達から勧められ読みました。一瞬一瞬を大切に過ごそうって思える一冊です\(^O^)/
何年か前に読了。今でも心に強く残ってるお話で、とても大好きです。死んでしまった後、喧嘩別れになってしまった姉に必死になって言葉を伝えようとするシーンで思わず涙が出てしまったのを覚えています。読み終わった後は家族をもっと大事にしたい、という思いがもくもくと。近々再読したいです。
すすめられて読んだ。私は死を経験したこともないのに、自分がいなくなった後も生き続けている人たちを見たハリーの気持ちに、なぜか共感に似たものを感じた。悔いのないように生きるのはむずかしいけど、明日が必ず来るとは限らない。小中学生の時にこの本を読んでいたら感じ方がまた少し違った気がする。
急な事故で死んでしまった子どもが、心残りを果たしにちょっと生者のくにに戻ったりするお話です。学校で自分の席やロッカーがわりとあっさり別な誰かのものになってたり、家では父母姉が毎日悲しみに暮れていたり、そんな様子を見るしかできない死者の残念さが胸を打ちます。非常に爽やかに結末まで進むのですが、どんなに淡々と書かれても、毎日墓参りに来ている様子の父親と、もう手をつなぐことができなくなったけど並んで歩いて家に帰るシーンはこう、胸に目にしみるものがありました。
7年振りくらいに再読。ジェニーとは分かち合えなかったけど、ジェニーもハリーもホントに憎しみ合ってたら口すらきかないよね!エギーとは仲直りできて良かった。アーサーもお母さんと出会えて、ハッピーエンドで嬉しい!!
懐かしく思わず手にとってしまった本。 ハリーのいない新しい学校に文句を言っていたのにも関わらず、事故の後から時間の止まったままの家族を見ると早く僕を忘れてくれ。と言わんばかりで、ハリーの複雑な感情がよく出ていると思う。 昼間の映画館は想像すると少しぞっとした。 いろいろな事があり、そのひとつひとつでいろいろな事を考えることができた。 死んでしまったとき、後悔がない人はいないと思う。だから、十分生きた。と思えるまで生きていきたい。
読み終えて『死』よりも『愛』を感じた。私たちは『死』と直接触れ合う機会が少ない。メディアから発信された『死』は数字や文字でしか捉えられない。しかしこの本は『死』をより身近に捉える事ができるのではないだろうか。私も、皆から愛されていたこと、皆を愛していたことを思い出せるような人生を送りたいと思った。
児童小説っていうのはどうも苦手なんだ、子どもの思考がそのまま地の文に出ているからかもしれない。 大体小説に出てくる子どもは生意気で、いたずらっ子で、周りを見ない、だからかもしれない。 なんにせよ、しんみり終わる作品だった。ちょっと物語に入りにくかったけど、読み易かったのでスイスイ読んだ
後悔するなという優しい警告/死が軽く描かれている。最初から死んでいるし、受け入れている。その割にとある心残りに関しては、死者の世界をこっそり抜け出したり、友だちを先に返して自分は残るなど、主人公にとって重いものとして扱っている。死んでも死に切れぬというが、死んで地球に還り、また新しい命の一部として生まれ変わるなら、やっぱり心残りなく次へと踏み出したい/それは最後の描写に表れる。彼方の青い世界へは、純粋な気持ちで出発したいのだ。そのためにはいまが大事なのだ、これを読んでいる、つまり、いまを生きている皆さん。
主人公から語られる口調は素直さと暖かさとユーモアを含んでいる。誰もが経験する死を子供の視点から優しく描写した作品。このぬくもりは心を包み込んで、きっとあなたを勇気づけるだろう。
今ある悩み不安苦しみは山ほどある。それを乗り越えて私たちは生きてかなきゃならない。悔いなく日々を過ごそう。起こりうる全てのことは、きっと全ていい方へと向かってるはず。ハリーのおかげで前向きな気持ちにさせてもらえた。あと、家族の大切さも教えてもらった。あっという間に読み終わりました。
久しぶりに再読。この本に出会って、初めて死の向こう側について考えた。亡くなった人、そして残された人。遠いようで、とても身近なことだった。たくさんの感情がストレートに響いてくる、優しいお話だと思う。
とても読みやすいくて2日ほどであっという間に読んでしまった。ハリーと喧嘩ばかりしていた姉のエギー。喧嘩別れになってしまったけど無事に仲直りでき、ハリーはちゃんと成仏できてよかった。アーサーもあの世でもお母さんと巡り会う事ができてよかった!なかなか感動する作品だった。
泣きました。姉へ謝るために下界に降りるハリー。いつか死ぬのだから悔いのないように生きたいです。そして、ハリーのように、ちゃんと死を受け入れたい。
すごく真っ直ぐな本だと思った。
主人公であるハリーが子ども(大人が思う子どもでは無く)としてきちんとえがかれていることで、悲しい位真っ直ぐに現実に直面している。だからといって、無理に感動させてやろうという意図は全く感じられない。自分の心と向き会うきっかけになる本だと思った。
幼いながらに亡くなった少年。
それでも死をうけいれている。
しかし、死ぬ直前にお姉ちゃんに自分が言った言葉を謝るたもに現世にもどってきて、自分の通っていた学校に行ってみると自分が思い描いていたのとは違った…
重い題材ながらすがすがしい感じもする作品です。
死者目線でこの世を覗くと、自分自身のことや大切なものや生きていることの素晴しさなど、今まで気付かなかったことに気付きます。愛する人のために、頑張って生きよう!そんな勇気がわいてくる。
評価が高いのがよくわかります。突然の事故で命を落としてしまった幼い少年が、その幼い瞳で心で言葉で、死を受け入れ過ちを正し旅立つ準備をする。その様子が健気で胸を打つのです。自分がいなくても続いている世界に一度は失望するが、ジェリーの気持ちや友人たちが自分の為にしてくれた事、悲しみに沈む家族の姿を見て感じて、愛しむ気持ちが生まれる。ジェリーの拙い、でも一生懸命に書いただろうハリーへの手紙、エギーの後悔、ハリーの独白が本当に泣けました。児童書ですが大人に読んでほしい本だと思う。
死んだ少年が、家族に一言メッセージを伝えてむこうに行くだけの話しなのに、とても面白かったです。残った人に、いつまでも悲しんでいて欲しいという気持ちが、もう悲しまないで楽にして欲しいと変化していくのが自然で、最後のシーンは感動でした。
子供なのに事故死に会い、不公平・不条理と葛藤しつつ、ジェリーの作文を読み仲直りして、ケンカ別れした姉のエギーに言葉を掛けに行く。映画館にたむろしているバカ幽霊どもと違い、やることをなして、サクッとこの世に別れを告げて去るハリーの生き様(死んでるけど)に胸を打たれた。
小夏の読書感想文のために頼まれて買った本。彼女は、なんとか宿題は終えたようだ。30年ほど前に今は亡き桂枝雀さんが、死んだら命の塊に戻って、また、生まれる時を待つんだと新作落語をした。飯田史彦氏は、「生きがいの創造」で生まれ替わりを説き、浅田次郎氏は、「椿山課長の7日間」で浮世での心残りを描く。シックスセンスは、心残りの死者が見える少年の物語。魂魄この世に留まりて、エギーに一言伝えけむ。家族と友達の落差が、現実。その家族を捨てて、自殺する3万人以上の気持ちやいかに。ジェリーの作文もハリーの思いも両方真実。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 10/03
アレックス・シアラーの思いがけない設定、息づまる展開から言えば、これは地味な方。でも、幽霊って何か?ってことのひとつ、本や物語のアイデアは、死者の国からメッセージだというのは、ふむふむと思った。また、猫のオルトだけが幽霊のハリーを感じることが出来るという箇所は、確かに猫は、何もない宙を不気味に睨んでることがあるなあと、納得した。今ある存在としての自分は、いずれ消えなければならない。それが次の命につながる可能性があると思えるのなら、納得したくはないが認めよう。
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