世界屠畜紀行
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世界屠畜紀行の感想・レビュー(174)
おもしろい!自分の食べてる豚肉や牛肉がどうやって生きてる状態から店頭に並ぶのか?知りたくてもこれを読まないとわからないってことがたくさんあると思います。
興味深い1冊でした。私も屠畜見学してみたい(でも実際見たら気分が悪くなってしまうのかもしれない)。読んでる最中ものすごく肉が食べたくなって、ガッツリいきました。しかし、著者のウチザワさん、自腹でようやるな~彼女のあまりの情熱にちょっとひいて…いえいえ驚いてしまいました。今年読んだ中で1番面白かったかも。
大変なボリュームで、しかも同じような話がつづき、イラストだけで読み飛ばしてしまったりした。もし嵐が起きずに元寇が日本に攻め込んでいたら、違っていたかもしれない、残念。のくだりはびっくりした。筆者の言わんとすることはわかるけれど、それでもびっくりした。
世界中の屠畜場を取材しイラストと文章で紹介していく構成。一見、聖餐な現場の様にも見えるが家畜を解体していく工程は、どこの国も極めて複雑かつ機能的で無駄の無い作業をしているのかが良く分かる。これを読んだ後で映画「いのちの食べ方」を観たら、映っている映像は機械化されていたものの、全く同じ工程で処理されているのに驚いた。
終章に海外の屠畜場の取材が少ないわけが書いてあるとおり、日本と韓国の屠畜事情にページを割き過ぎなのはご愛嬌だった。願わくばこの本が売れて、著者にガバガバ印税が入って、続編の取材費用が捻出できれば良いな、と思いました。 僕は図書館で借りて読んだのですが。
「と場」という題名のスライドトークで直接作者本人からサイン付きで購入。自分が食べているお肉が生きている段階からどうやって食卓まで運ばれてくるのか、興味はあっても絞めて解体する現場に行くだけの勇気も行動力もないけど、内澤さんは凄い。世界中の屠畜現場に赴いて、綿密に取材して緻密なイラストと共に本にまでしてしまったパワフルウーマンである。本人は飄々としていて、格好いいお方でした。余りに生々しいので読むのにかなり時間がかかりました。
世界中の屠畜場のイラストレポ。精密だけれども人間味ある柔らかい線で描かれたイラストと、読みやすいエッセイ調の文章の組み合わせで、読む前の身構えていた態度は、簡単に乗り越えることが出来た。私たちは肉を食べるのだから、それがどのような道のりをたどって自分の口元にたどりつくのか、知っていてもいいはずなのだ、確かに。
すごい女性がいるもんだ!その好奇心、探求心に感服した。肉を食べるなら、その命がどのようにして食卓にのるまでに至るのかちゃんと知るべきという考えは分かるが、多分自分には現場は見られないと思う。でも少なくとも、携わっている人が差別されるべきではないと思う。
興味深い。なんといってもイラストが素晴らしい。著者はあまり納得いっていないようだが、テンプル・グランディンの著書とかを読むとやはり、屠殺する前にはそれなりの動物に対するケアは必要ではないかと思う。とにかく、タルバガン・ボトーグが食べてみたい。
現場主義の著者によって屠畜をあますことなく描いている。線が細いイラストなのだけど、文章もイラストも内容が濃くて読むのに時間がかかってしまった。多分、本当に差別されているかどうか知りたかっただけなんだろうけど、私にはどこに行っても忌避されてるのか?差別されてるのか?と聞くことにより、余計に差別しているように感じてしまった。アメリカの「リベラル」なおばちゃんたちを黙らせたのはおもしろかったね。牛さん、豚さん、鶏さん、羊さんすべての家畜さん、私に命をくれてありがとう、おいしくいただきます。
「私たちは何を食べているのか」作中の言葉だが、これを知るために世界の様々な国で屠畜現場を訪ね歩いた記録集。テーマはもう一つ、なぜ屠畜という行為とそれをする人々は日本で差別されるのか、世界の他の国でもそうなのかという疑問の回答を訪ね歩いた記録でもある。といっても、眉間にしわを寄せ、高所大所から論じるのではなく、あくまでも記録に語らせるというスタイルであるため、全体的に明るい。また、作者の好奇心と情熱と肉に対する愛が伝わってきて、微笑ましい。
普段、口にしている肉類がどう捌かれているのか、いろんな国を取材し、イラスト付きでわかりやすく説明されている。読んでいてドキュメンタリー映画「いのちの食べかた」を思い出した。魚を捌くのは抵抗無いのに、何故か肉類になると抵抗あるよなぁ。焼肉が食べたくなる本w
国も屠殺対象の動物も多岐にわたっていて面白かった。肉だけじゃなく革なめし(豚)、BSE検査(牛)、内蔵業者(牛)のルポもあって興味深い(ただし取材が2002年~2006年なので、今は変わっていることもあるかも) 大規模屠畜場の工程など想像しにくいところもあったので、図解ありで良かった。ほぼ線画のみのイラストなのであっさりして見えるけど実際はどうなんだろうか。
屠畜のことは知らなかったので面白かった。私自身は、屠畜業への差別はなく、みんな肉食ってるから当然の仕事だという感じだ。本書でこれでもかと出てくる差別ないのかという追求には違和感を感じたが、わたしの知らない差別が世の中にはあるのかもしれない。犬肉食べてみたくなった。
魚はTVでも直でも見られるけれど肉は容易に見られないし面白い。(ちょいちょい“屠畜業差別は仏教の殺生戒から”って出てくる度になんか違和を感じた。そもそもその前提、事実なの?)
世界の屠畜の現状について女性ライターがルポ。とかくタブー視されがちだが、アジア圏では意外に屠畜の現場に出会うことがある。どこかバックパッカーが物見遊山で、職人のわざを拝見するおもむきもあり屠畜に対する認識も変わるかもしれない。個人的にはものすごくアジア的な本で面白かったです
妹尾河童さんの本をイラストエッセイをちょっと思い出す。味のある挿絵でわかりやすくと畜のもようをお届けします。ためになる。今日も肉食った。と畜してくださる皆さん、ありがとう。
ブタの毛は焼かれたり剃られたりなのですが、ブタ毛の歯ブラシなどの毛はどうしているのだろう。 タルバガンを上野動物園に見に行きたい。パンダ人気が落ち着いてからかな。
普段みることのない屠畜の世界をのぞき見られて面白い。しかし分量がおおい。半分くらいで脱落しかけました。くだけた語り口でそれがとっつきやすくもあり、受け付けない人もいるかなあ。
屠畜現場そのものも興味深かったが、各国のライフスタイルが何とも興味深かった。特にバリの「好きな事しか職業にしない」「働ける人が働く」という環境がうらやましかった。互いの違いをおおらかに受け入れる。あの風土は日本人も見習わなくてはならないと思った。
「屠畜」は忌避すべき対象ではない。すごく健やかな営みだと思う。生物はみな円環となって生き死にを繰り返している。「屠畜をして生きる人間」をその円環に組み入れることで、私たちは「人間」という救い難いモノから、明快で単純な「生物」へ変わることができる。健康な行為だ。晴々しい。密事を行っているかのような暗さは不要だ。堂々と明るみに出せばいい。普段日常的に口にしているものの全貌を知らないでいる方がよっぽど不健康だ。内澤さんのレポは本当に心から楽しんでいる様子が絵からも文章からも伝わってきて、「屠畜」のイメージが変わ
かわいいイラストの屠畜レポート。「家畜を愛することと、家畜を食べることは相反しない」ビシビシっと胸に突き刺さることばです。これまでは、「何となく」可哀相という、気持ちを持ったり持たなかったりでしたが、今後の「いただきます」の姿勢が確実にかわったと思う。出会いな1冊でした。
高級焼肉店で牛の個体識別番号が書いてあるとちょっとだけしんみりした気分になってしまう自分ですが、これはおもしろかった。日本に住んでいるのに一番日本の食肉加工について知らなかった。ひどい差別発言する奴らがいるということも知らなかった。今度肉を食べるときは肉になる前の動物や食べ物に加工する様をしっかり考えて食べたくなった。惜しむらくは日本にページを割きすぎて他国のサンプルが少なかったことか。日本編と世界編で読みたかった。
ミノにタン、レバーにセンマイ。最近、草食男子化しているのであんまりカルビだ!豚トロだ!とは行かなくなりましたが肉を食べている私。当たり前の事ながら確実にどこかで「牛さん」や「豚さん」が「牛肉」や「豚肉」になっているわけで、このイラストリポは分かりやすかった。差別との問題はこの本では、まずはさておいて、知らない世界の知らない技術や事情を知ることができた。まずはそういう“入り口”。しかし相当時間をかけて取材している本だ。びっくりしてしまった。
普段なにげなく食べている食肉。当たり前のことながら和牛などの国産肉などは国内で加工されている。知らなかったけど東京のど真ん中品川駅すぐ近くの芝浦と場が食肉加工がもっともされているらしい。こちらに興味がある方は『いのちの食べ方』をご覧あれ。ちょっとショッキングでした。メインは世界各地の屠畜についてもイラスト入りで入念に調査されていて読んでいて面白かったです。実際の作業者とのふれあいなども興味深かったです。
肉は日々口にしているのに、知らない世界でした。屠畜について何も知らなかった自分に少しショックを受けました。都市化された中で生きていると、知らなくてもすんでしまうことですが、知るべきというか、私は知っていたいと思いました。bk
私も屠畜を見てみたい。そして、新鮮な肉をその場でいただいてみたい。世界各国の屠畜事情がわかって面白かった。命を屠るのだから、私達は感謝していただかねばならない。
屠畜に拒否感を持つ日本人は多いとのことだが…私はむしろ、大食い番組、芸人が満腹した上にイヤイヤ物を食わされる番組に強烈な不快感を覚える。
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感想・レビュー:65件














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