交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)
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交錯―警視庁追跡捜査係の感想・レビュー(210)
久しぶりの堂場さんでした。面白かったです。ネタとしてはかなり偶然が重なったし、本人たちは手詰まり感があるように書いてあるけど読み手としてはうまいことすすんでるじゃん、て感じだったけど。でも、話の運び方がうまいし、人物描写もよかったのでとても楽しんで読むことができました。最後、もうひとひねりあるかとちょっとドキドキしましたが、あれか、って感じでした。でも、続きはどれだろ、とこれから検索して絶対読みます。
うーん、やっぱりかっていう感じ。事件のオチは読めました。単純でしたね。刑事二人の絡みや、人物それぞれの背景は深く描かれていてとてもおもしろかったのですが。個人的には捜査が大きく動き出すまでか長かったように思いました。だらだら、みたいな。もうちょっとスピード感が欲しかったなぁ。でもシリーズ読みたいと思いました。二人の付かず離れずの関係(ちょっと違いますが、)が好きです。
ストーリーテリングよりも、2人の刑事のキャラクターに重きをおいた作品。だと思います。今後、2人のそれぞれのスピンアウトストーリーとか、期待しちゃいます。若かりし沖田とか、出世した西川とか。
題名からして、主人公二人の「交錯」は予測通り。そして、二人が追っている事件の「交錯」も予測通り。と、書いてしまうと、なんだ~、ひねりの無い面白味のない刑事ものか…と思割れるかもしれないが、そうでもない。大筋は予測がつくが、どう絡み合っていくのか局所にそのヒントはちりばめてあるものの、こんな風につながったか~と思いいたるまでは、ワクワク読めた。堂場作の刑事ものだんだん軽くなっているような感想は否めないが、単純な刑事ものではなく、必ずそこに人間描写があるところが好印象。
対照的な二人の刑事のやりといが面白い。事件のスケールが変に大きくなってないところも臨場感があってよかった。ちょっと詰めが甘い感じもするけど。
昔気質でガサツで口の悪い沖田(独身)と捜査で外出することはなく捜査記録の精査に才能を発揮する几帳面な西川(妻子有り)同期の同僚ながら犬猿の仲の40代中堅刑事。反発し合っていたのが最後には(一応)協力して事件解決という一種のパターンなのだけど何かもうこういう関係ってある種の女子は萌えるのですよ。ところで解説にある〈特命捜査対策室〉通称・特命係…なんてね(笑)
無差別殺人犯を刺して逃走した人物を追う「沖田」…強盗犯を追う「西川」…全く性格も捜査方法の違う同期の2人の事件が交錯する時…迷宮入りと思われる2つの事件が動き出す。何だかんだ言いながら、2人は良いコンビですね☆
数年前に筆者の作品である「雪虫」に出会いました。「久遠」まで読み終えて、しばらく遠ざかっていたのですが、今回、何気に手にとってみました。 作品は、事件と人物の2つの側面から構成されていると思います。事件に派手さはありませんが、タイプの違う2人の会話や仕草が面白く感じられました。あれこれと想像しながら読み進めるのですが、数ある伏線が一つずつ消えていく中で、結末の予想は出来ます。ただこの作品は、事件の解決よりも、2人の刑事のやりとりを楽しみたいと思います。個人的にはラストのちょっと前が一番楽しめました。
はっきり言って、2つの事件の「交錯」も「犯人?」も早い段階で読めてしまう。でも2人の同期刑事の関係性が面白かったです。テレビドラマのような軽さが良い意味で楽しめます。堂場さんの警察小説、好きかも。
神の方の犯人は途中で何となく分かりましたがなかなか出ないので?と思いきや、最後の最後でバタバタ解決、生田の方も何だかな~・・・ではありましたが、二人のやりとりで楽しめました。
行き詰まった2つの事件が追跡捜査係の再調査によって、意外なところから繋がってくるのが面白かったです。始めは反発しあっていた沖田と西川が、捜査が進むにつれて息のあったコンビになっていくところも良かったです。たまには若い刑事が主人公の話も読んでみたいですが、これはこれで楽しめました。
同期の資料読み解く刑事と足で捜査する刑事のコンビの作品。最初は別々の行き詰まった事件を捜査をして、ひょんな事をきっかけに2つ事件が結びついた時は、なるほどと思いました。最後が呆気ない気がしました。
2009年1月〜12月「ランテイエ」に連載。警視庁捜査一課に新設された「追跡捜査係」は、捜査本部が解散し未解決になった事件を追う係。アメリカのコールドケース捜査班を手本に警視庁に実際に未解決事件捜査の専門部署、警視庁捜査一課特命捜査対策室が発足したのが2009年11月2日、この小説はその前年以前に構想されていたので時代を先取りしたと言えるのでは。コツコツデータを分析し行間を読み家庭を大事にする西川、現場第一主義で考えるより先に体が動く独身の沖田。顔を合わせると喧嘩ばかり、がどこかでお互いを尊敬している
典型的な足で稼ぐ刑事と机上の資料から見落とされた証拠を探し出す刑事。同期であるものの全くタイプが違う故にライバル関係にあるでこぼこコンビのバディもの。非常にオーソドックスな捜査の過程を追う警察小説。堂場さんの警察小説は鳴沢シリーズを一冊目で挫折してるので(主人公の鳴沢に感情移入できなかったから)、どうだろうと思いましたがこちらは素直に楽しむことができました。ただ最後に登場した犯人は…。ちょっと偶然が勝ちすぎてるようにも思う
【再読】策謀を読んでの読み返し。犯人捜し(その人が犯人だとできすぎだろう、とは思いますが)より、主役・脇役それぞれの心情描写が、この小説の醍醐味かな、と思います。
良くも悪くも手堅い警察小説、って感じ。刑事の矜持や心情描写、主役二人のキャラは面白いし警察小説を読んだ満足感がある。でも伏線や犯人が分かりやすく、もう少し捻って欲しかったり。
最近、警察モノを読みまくっているせいか、先が読めるようになって「これは伏線だな」とか思ってしまう自分が可愛くない(苦笑)それでも少しずつ全貌が見えて来てじわじわと普通に楽しめた。たまに誰が話したのかわからなくて読み返したりすることがあり、そこが気になった。今野作品の場合はそれがない。沖田と西川のキャラ設定をもう少しきっちり見せて欲しかったかも。沖田の恋が上手く行くといいな〜…続編も読まなくては。
最近の警察小説はおもしろいものが多い。多分に誇張されたきらいはあるが、日本で命をかけて人を護る存在が実質的に警察組織しかないからだろうか。この本の著者の警察小説シリーズはこれで3作目だが、それぞれに個性的な人物や配属部署があり興味深い。鳴沢シリーズや失踪課シリーズでは一匹狼の主人公を中心にストーリーが展開されるが、このシリーズは相反する性格の2人の男が追跡調査という言わば他人の後始末的な捜査の中、反目しながら真実を追い求める。ご都合的な展開もあるが人物描写の巧みさのほうが目立つ秀作。
予想通りの展開で、いいんだか悪いんだか・・・・・でも次が出たらきっと読むわ。二人の刑事にその上司、どんな事件を絡めてくるのか楽しみです。
正直いまいちでした。理由は多々あります。まず、主人公二人がこれほどまで確執する要素が薄い、さらに、沖田が響子に惹かれていくのも説得力に欠ける。文体的には、「~だが」の多用が目に付いた。法律的には、このケースの場合普通に緊急避難が認められ、傷害罪の罪責は負わないと思うので、後半部分の殺人罪にならせないために被害者の生を願うのは理解できなかった。さらに、時計を売却した人に対して、その時計は盗品であるから、後日現金が必要になると指摘しているが、この場合即時取得が認められる余地があるように思えた。
追跡捜査係と扱う事件の設定がまず無理矢理。ストーリーもご都合主義で進み、犯人も最初の方ですぐに分かってしまう。主人公の二人も作為的に描かれ共感が持てない。ダメダメづくし。でもこれシリーズ化されるとのことですので、堂場さん儲ける気は満々ですね。
話の展開はありきたりだけど予定調和的な面白さがある。ミステリーとしてはあまりいけてないけど人間ドラマとしては悪くない。
内容的には普通な感じ?警察小説読みすぎてるからかもしれないけど・・・でも堂場さんの小説は人間味のある登場人物が多く、普通に読んでても楽しめる。
それはないぜ!あまりにもありきたりだ。犯人が素人でも分かってしまったよ・・・なんか堂場作品にしては、つまらないよ~!
★★★★☆考え方の全く違う2人の刑事とそれぞれが追っている2つの事件がまさに「交錯」していくストーリーにはとても引き込まれた。ただ、堂場作品は総じてそうな気がするが、最後の30ページくらいで一気に展開が進み過ぎる気がしてしまう。
図書館:刑事ドラマっぽい設定で楽しく読めた。著者の警察小説は事件を追う猟犬のような刑事って感じが強いけれどこの二人は結構人間くさくて所々クスっとする部分もあったりなんかして・・・テンポの良い感じがイイ。事件の展開もまさに『交錯』って感じで上手かった。
実は失踪課シリーズと間違えてた。高級腕時計の世界はついていけないものがある。個人的には主人公の1人と同様、正確な電波時計で良いかもと思う。未解決事件と言う割には昔の話ではない気が。あとは微妙に偶然過ぎかな。まぁ良いか…。
交錯―警視庁追跡捜査係の
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感想・レビュー:58件














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