笑う警官 (ハルキ文庫)
笑う警官を読んだ人はこんな本も読んでいます
笑う警官を追加
笑う警官の感想・レビュー(1337)
10点/10点 自分の作品に、新たな色を注入する為の教材として読み始めた、警察小説の第二作。 率直な感想は、「素晴らしい」の一言。道警シリーズの開幕を飾るに相応しい名作であろうと思う。 郡司事件をバックボーンに、事件の発生から二転三転する状況。目に見えぬ警備部の暗躍と、真犯人の捜査。そして、正義の為に続々と集結する警察官の熱き想いと、その内に潜む裏切り者を炙り出す為のギミック。 全てが極上。それはケツの穴の奥がムズムズするまでに。であるから、久しぶりに一両日で読了した。これは綾辻行人の「殺人鬼」以来だ。
限られた時間の中で濡れ衣を着せられた同僚の安全と無実を晴らすために自分たちだけの捜査チームをつくり事件を解決していく。スピード感があって面白かったけど、裏切り者がすぐ判ってしまったのが残念でした
★★★ 解説の西上心太氏が「実話を基にし、荒唐無稽な話では無い。」という趣旨のことを書いているがとても信じられない。タイムリミットサスペンスとしても御都合主義か。主題は人事移動にあるのかも。
最初はMartin Beckと間違って購入してしまったのだけれど、読んでいくうちにスピーディーな文章に引き込まれててしまった。私個人の警察小説ランキングでは結構上位。これはオススメです。
まず「笑う」警官の意味がよくわからなかった。「うたう警官」が元々の題名で、文庫化にあたり改題されたと言うが、どうしてなのだろう。「笑う」の方が解りやすいと言われたが、最後まで読んで、「一体誰が笑っていたのか?」と思うと、そんなの誰もいやしない。 最初に嵌められた人物も、真犯人を捜そうとする刑事たちも、裏切り者も、みんながどこかしら苦い思いを抱いた事件だったと思う。 ただ、テンポは良く、読み始めたら一気に最後まで読ませる力はあると思う。シリーズ物のようなので、次回作が楽しみ。
警察小説。そして法にふれるという意味でクライムノベルでもある。他の方も書いていたが、映画24時間を思い出しました。緊迫感がありスピーディー、問題作でありエンタテイメント。警察小説が好きな人は是非。
約二十時間が450ページ超の中に詰まってます。最後は展開が目まぐるしくてよくわかんないほどでした。されにしても佐々木さんってなんであんなに警察内部に詳しいんでしょう
展開速くサクサク読めて面白かった。特に終盤の速さは凄まじい。まぁ概ね一晩の出来事だし24的な感じでw。警察官にとって『うたう=絶対悪』である中、正義を貫き通す勇敢な人達のお話。タイトルからは何一つ連想される事はなく『うたう警官』で問題ない。
警察組織に対抗する一晩の私的捜査。しかし信頼できるメンバーを集めたはずなのにチーム内に密告者の影が。その密告をうまくはずしながら進める捜査と証人移送を緊張感、スピード感を持って書かれている。それなりには楽しめる作品だと思う。しかし、他の方もおっしゃっていますがタイトル変更は解せない。この点は組織に飲み込まれたか?
一晩で事件解決か・・・。スピード展開とトントン拍子?な展開に物足りなさを感じたけど、津久井が無事で良かった。組織内で上から圧力がかかりながらも自分の正義を貫き通すって格好良い。
前に「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」って本を読んでどうしても再読したくなった。文章・構成はもちろん言うことなし、札幌の知っている場所もいっぱい出てきて最高に面白い。それとラスト数ページのスピード感が堪らない。映画のラストはどんなふうに作られてるか気になるから映画も見てみよう。
前から気になってた作家をやっと初読。適当に借りてきたけれど、結構有名みたいだしシリーズの最初ってことで当たりだったかな。ストーリー自体もおもしろかったし!完全なフィクションのつもりで読んでたので事実が基になっていたとは驚いた。他にも関連した作品があるみたいだから読んでみたい。それにしても、犯人や裏切り者に気付くのも遅いし佐伯がそんなに優秀な刑事には思えなかった。あと、たまに文章がおかしい(下手なのか?)のが目について残念。タイトルもやっぱり「笑う」じゃ意味がわからないと思う。
この本を読んだみんなが同じような感想を書いているのかもなぁ、と思いながら今回わたしは感想を書く。 いつも文庫本は巻末の「解説」から読む。今回は解説の他に作者による「改題」についての説明が加わっていた。 わたしは、『うたう警官』という元のこの本の題名をそこで知って、こりゃどうも『うたう警官』の方がよかったのになあ、と思った。 簡単に書くと 『うたう警官』ではわかりづらいから『笑う警官』にしたということらしいが、この物語はどう考えたって、警官がうたう ということに最大の意味があると思う。 それをカドカ
佐伯がブラックバードに裏捜査本部を設置してからの展開がテンポよく、しかもスリリングで、あっという間に読み切ってしまった。途中から、情報が漏れているので、裏切り者がいるらしい展開になると、誰もがそれらしく思えてきて、結構ハラハラした。津久井を守りつつ裏切り者をあぶり出すために、いろんな形で佐伯が仕掛けるトラップが絶妙。佐伯の機転がすばらしい。
初めてこの作者の作品を読みました。噂ほど面白くなかったかな。裏切りものがいるのがバレバレのストーリーで、最後もちょっとイマイチかなと。警察内部の感情がよく投射されており、そこは作者のちからなんだとは思いました。
ようやく道警シリーズ第一弾を読めた。図書館ではなかなかお目にかかれなくて、以降のシリーズを先に読んでいたので、それらを絡めて楽しんだ。佐伯の決断力が醸し出すスピード感がよかった。「北海道警裏金事件」という実際の事件に発想を得ているとのことだったが、「事実は小説より奇なり」なんてことが今後起こらないことを願ってます。しかし、タイトルについては確かに違和感あるなぁ。
『うたう警官』っていうタイトルの方が良かった気がする。スピード感あって、なかなかの警察小説。佐々木節は健在だねvv好きな人が内通者でちょっとショックだった、、、、。
警察ものは数々あるけど、私はこれ好きだなぁ。ストーリーはやや出来過ぎ感もあるし、途中で結末もなんとなく読めちゃうけど、それでも緊迫感とスピード感はあった。佐伯警部補、ちょっとカッコよすぎ!でも許す!この道警シリーズ、続けて読んでみよう。
他の警官シリーズは面白いと思ったのだが、これに関してはあと一歩というところか。ご都合主義的な展開がなあ。題材としてはいいと思うんだけど。映画も見たけれど、ちょっとチープで本当に残念。
つまんない2時間サスペンスドラマを見ているようでした。 設定がつまらないです。「そんなアホなー」的展開が最初から最後まで続きます。 ラストの真犯人の会話と描写がチープ。読後感も悪し。 同じ警察小説なら横山秀夫の方が、文体もシンプルで無駄な表現がなくていいですね。
えっとー…、都合よく話が進みすぎです。佐伯が超人的すぎます。まぁ、まぁ、それはそれで。オチも大分手前からうっすらわかるけれど(笑)舞台が札幌だったので、地理はばっちり。イメージしやすく読みました。
殺害事件の真相自体は驚くほどのことはなかったけれど、それに絡めた警察内部の事情や最後のコウモリ探しは引き込まれるところがあって面白かった。
冒頭は誰が主人公かわからず取っつきにくかったが、テンポが良くハラハラする展開、わかりやすい警察の仕組みや用語解説、と面白く読めた。いろんな方が指摘しているが、「笑う」では意味がわからないので、「うたう」の方が適切だったなと思う。
【笑う】というタイトルの意味がイマイチ解らなかったが展開はそれなりおもしろい。ただ、終わり方がちょっと釈然としない
★★★ 初読み作家。 テンポが良くて読みやすかった! こんなに自分のことを信じて動いてくれる人達がいるって羨ましい限り。 一番の読み所は佐伯の頭の回転の速さ! 道警シリーズ、読み進めていきたいです。
最近、映画を観て原作を再読。映画版でのくだらないアレンジが無く、佐伯がいろいろな人に指示を出しつつ、仲間内のスパイをあぶりだしていく場面が、小説では一番の見せ場かな。実際にあった北海道警察の裏金問題がベースにあるだけに、それをエンターテイメントにするには、ありえない設定も出てくるのかも。警察小説は様々出ているので、好き嫌いも分かれそう。
いち刑事が警察組織から射殺命令を出されるってのはちょっと現実味が・・・。展開は先が読みやすくできているのですが、それでも最後まで読ませてしまう勢いがありました。佐伯さんの鮮やかな指揮ぶり、お見事(´ω`)
誰が話しているのか丁寧に説明してくれるおかげで、とても読みやすい。犯人や動機よりも、佐伯バンドの津久井救出作戦そしてバンドの中でうたってるのは誰なのか?がスピーディーで面白い。シリーズ2作目も読んでみようと思う。
★3.5 関連:[北海道警裏金事件・稲葉警部事件]
「新宿鮫」の単独と対比をなすチーム捜査に光を当てたスピード感ある作品。
シリーズ始めの為か、今後中心になりそうな人物描写が多く書かれ過ぎているきらいあり。
実際の事件を知っていると読み易い。
佐々木譲と言えば、私の中では冒険小説作家と言うイメージが強い。前期の代表作が89年の軍事モノ『エトロフ発緊急電』で、その後歴史小説の方に移っていったと記憶している。本作の執筆を機に警察モノを書き出したらしい。登場人物が多くなりがちな警察モノは感情移入が難しそうで避けて来たが、書店で表題に目が行く。作家生活30年を超すベテランによる達意の文章。私立探偵モノばかり読んできたが、チームプレーもたまには良いなと思う。次作に取りかかる前に、本作の背景をなす事件を描いたノンフィクション『北海道警察の冷たい夏』を読む。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 08/30
いきなり警官自殺かよ!って思って期待してなかったけど読んでくうちに面白かった!北海道舞台だし♪でも最終的に警官自殺2人になって、やっぱダメだこりゃ‥ってなりました。物語全体的にテレビドラマっぽい!!私の中で、北海道出身の作家さんの小説は面白くない説が‥
道警の腐敗を告発する警官を殺人犯にしたてあげ、射殺命令を出す。現実ではありえないとは言い切れない感じが怖いわ。一部の良心が組織全体の腐敗に飲み込まれていく。良心で在り続けることのなんと難しいことか。
佐々木譲さん初読み。 緊張感とスピードがいい。逆にテンポがよすぎるくらい。最後まであっと言う間に読んでしまった。
展開の速さが素晴らしい。警察組織の葛藤がよく表現されていて、よくできた小説だなぁと思った。この人の警察系小説は上手いね。
笑う警官の
%
感想・レビュー:341件














































