硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
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硝子の殺人者―東京ベイエリア分署の感想・レビュー(240)
安心して話の中に入っていけるので、このシリーズは箸休め的に読みたくなる。こんな軽んじたような言い方をして失礼だけど、今野敏作品は登場人物たちに愛着もあるし、安定感があるわりにわくわく感もあって、読んでいて楽しい。殺人事件が起こり、怪しいと思われる人物がいて、実は・・・という王道の展開でした。それ にしても、あるときは仏様のような顔、あるときは先生の表情を窺う小学生のような表情、そしていちいち反応が芝居がかっているって須田って不思議な人だ。
安積班のシリーズ。親の苦悩、警察の苦悩(今回は憶測が一人歩き)と警察関係者が人間っぽく見えるのがよかった。相楽さんが少しだけ成長しているかな。
今まで、とにかく嫌なヤツだった相楽さんが、ちょっと改心したように感じました(笑) 村雨さん、須田さんに対する時の安積さんの気持ちが全く違うというのが、すごく人間らしいです。でも、真面目にやってるのに評価が低い村雨さんって、ちょっと可哀想かも(苦笑)
読んでいなかったので購入したら…「虚構の殺人者」と。並んでいたので間違えて隣の本に手を出したらしい…ハルキ文庫の前のケイブンシャ文庫で持ってます…って。くすん。
安積班シリーズ第3弾。今回も芸能界絡み。須田の新たな魅力発見で面白かった。相楽さんが素直に謝ったり、少し成長したようで何よりです(笑)
ドラマのハンチョウに原作小説があると今更知って図書館から借りてきましたよ。ドラマのイメージのせいか安積の性格が少々鬱陶しく思いましたが、ドラマも小悦も面白いわー。
刑事の娘が薬をしている話は、3作品読んで初めて、ドラマの話と似ている話でした(ドラマでは名取裕子の回)。今までわだかまりのあった相楽警部補との関係が変わってきたのが、読んでいてちょっと嬉しかったです。そして相変わらず須田さんは登場シーンが多く、それって安積さんの好みが影響しているのかなと思いました。須田さんといえば、ドラマでも見たことがない気がする、車の運転をするシーンがありました。ドラマと小説は違うけれど、どちらもやはり楽しいですね。
このシリーズ、事件の方はホントあっさり。安積が有能とかそういうのは関係ない気もしてきました。同期の鳥飼のために珍しく前面に出てみたり、相変わらず部下や自分にぶつぶつと(笑 湾岸署メンバーの中ではさらに須田が一歩リード?となってきた感もあり。
若干『隠蔽捜査』の原型と取れるネタが……と思いつつも今回の安積さんはよく喋るのでびっくり。村雨が殆ど出番ないけど安積とちょっと心通わせてるところはほのぼのした。それより相楽が(今までと比べて)超いい奴で感動したww 相楽も十分にプロの仕事してるよ!! 一気に好感度アップしたわこれはw 鳥飼と安積の微妙に重なる立場、でも迎えた結末の違いが重いなあ……特にラストの空港のくだり以降を読むと。ホントこの人の作品はおっさんと中間管理職の悲哀と人物配置がうまいと思う。然るべき場所に然るべき人物が綺麗に収まってる感じ。
今回も安積班はじめ登場人物たちの人間ドラマが面白いです。前回は病理医でしたが、今回は鑑識の安積さんへのエールが心憎い。また旧友の逆境にもやはり正義を全うしようとする安積さんの苦悩も切ないような気がしました。
『隠蔽捜査』と重なるエピソードが出てきて、そういうのってどうなのかなと思ったけど、安積班の方が先でした。たぶん、作者自身がこのラストに納得できなかったのかなとか。
ちょっと「隠蔽捜査」を思い出すエピソードも。安積班初期の作品だけど、小さいやりとりのいちいちが既に安積班ぽくて楽しかった。この頃はまだ車を普通に使ってるなーって思ったり。事件の背景の真相が出てきた時はちょっと意外だった。いつにない展開。しかしこの頃から復縁するしないって言ってるねえ・・・。
読みかけて放置していたのを一気読み。虚構を読み飛ばしてしまったのを巻末の解説で知る。本作は、安積班だけでなくベイエリア分署、そして捜査本部の一体感が感じられる作品になっていると思う。とくに、微妙な立ち位置にあるベイエリア分署での、鑑識班とのやり取りがよかった。自分の立場を受け入れながらも理不尽な出来事に際しては部下や仲間を気遣う安積は、やっぱり理想の上司。そんな安積のプライベートを気遣う速水小隊長は出番が少ないわりにいつも印象的。スープラ大活躍(笑)それにしても村雨、妻帯者だったんだねぇ… しみじみ。
安積警部補シリーズ三作目。相変わらず部下の事や対立する刑事についてや他人にどう見られているのか思い悩む安積は人間臭くて良い。
安積班シリーズ三作目。今回の事件はカバーからもわかるように『麻薬』が関わってきます。復刊により順序が変わっていますが、物語としては『二重標的』『虚構の殺人者』の後になります。敵対していた相楽警部補とゆるやかな協力体制になるため、順に読んだ方がより面白いかもしれません。余談ですが、このシリーズが始まったのは、『太陽にほえろPART2』の放送が終了したばかりの事。そんな時代にこういう組織としての警察に取り組んだことは、やはり画期的だったと思います。
安積班 虚構の殺人者⇒○⇒蓬莱 東京湾岸の片隅で、TV界の大物脚本家の絞殺死体が発見され、目撃者の証言から暴力団員の奥田が逮捕された。犯行は認めたものの動機を語らない奥田。焦る刑事たちの捜査線上に、人気アイドルタレントと麻薬の密売ルートが浮ぶ。
遡ってみたら、知らない人が村雨さんとコンビを組んでいる?順番は大切かもしれない。どこから読んでもいいのだけどね。時代を感じさせますが、最後まで読みとおせる安心感はある。
さらっと読めた。事件の結末はあっけないものだったが、安積の心理吐露が上手く挟み込まれていて面白く読むことができる。事件そのものより、安積の心情の描写が面白く感じる。
いっつも思うんですが、村雨が・・・。何故あんな屈託を持たれているのか><そして作中で気になったのですが、「覚醒剤をやっていたと・・・」「ヘロインですか?」「いえコカインです」って、この三種は全部全く別物!
★★★ 久しぶりの安積班シリーズ。いつもながらの手堅い面白さであるが、この厚さ(薄さ)ではいささか起伏に乏しい。長ければ良いというものでもないが、価格に見合った厚さにすればもっと面白くなると思うのだが。それにしても、ドラマ『ハンチョウ』は結局一回も見なかったのだが、どうしても安積=佐々木蔵之介、須田=塚っちゃんになってしまうなぁ。(^^;
ウーン、読みながら「どうも間に別の話がありそうだな」と思ったら、解説を読んだら案の定3作目でした。まぁ、2作目をトバしていても、問題はないのですが(笑)。「隠蔽操作」を思わせる場面もあり、なかなか面白かったです。
安積さんの心理吐露が好き。だいたい間違ってて、だいたい自分を過小評価で。いい人を超えた何かがあるんだろうなーって感じさせる描写がうまい。
硝子の殺人者―東京ベイエリア分署の
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感想・レビュー:48件














ナイス!





























