あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)

あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)
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あまがみエメンタールの感想・レビュー(146)

刺激的で、今の私が欲してた作品に出会えた気分です。無自覚的になりがちなラノベ独特の歪な設定を、この作品では批判的な視点で扱っていて、ページをめくるたび、まるで深淵に向かうような体験が堪らない。ラストが共依存状態かどうかは、莉子の身体性の獲得と成長から私は共依存とは少し違う何かに転じたのだと解釈してます。

ラストは賛否が分かれるところかもしれないけど、俺はこういうハッピーな感じのエンドが好きですね。お互いにお互いでなくてもいいという依存性っていうのはどきどきしますね。どきどきはカタカナで「ドキドキ」よりも「どきどき」の方がどきどきしていて良いと思います。良い百合だった。

結局の所、共依存という籠から抜け出せなかった。という結末は二人にとってはハッピーエンドでありつつも、どこか悲劇的な想いが交錯してしまうと感じた。

久しぶりに再読。はじめて読んだときは百合という言葉自体知らなかった気がする。タイトルの「あまがみ」が莉子の依存症的行為と心音の快楽=甘さの二つを表すように、ふたりの欲望の絡み合いが読んでいるこちらにまで不思議な感情を引き起こす良作。

登場人物たちのおっぱいへの執着がすごい。本文の実に7割超はおっぱいの話であった。俗世から隔絶された小中高一貫の全寮制女子校の生徒ともなれば、おっぱいが恋しくなる、…のか?母性への飢えなのか? 先生の愛車超カッコイイ。でもココちゃんのシートベルトの掛け方はないわ…

これは、本当に"あまがみ"なのか!? と、元来のイメージに囚われているとツッコミを入れたくなっても過言じゃない。 全編通して、百合らしさと雰囲気を持ちつつ展開される儀式の数々。 ある一定の領域を保っているといえば、あまがみに他ならず。 それでも生半可ではない本気の噛み応えを表してくれる。お互いがお互いを必要とする共依存の関係。 何人もの侵入を拒むかのような完成された空間。 最後はとうとう一線を越えてしまい、流血生臭い幕引きだったが、代理母のモラトリアムを脱して、あおむしはアゲハチョウになったということか。

すごい良い。閉鎖的な学校の設定があるからなのか、心音と莉子の痛々しいやりとりが綺麗に感じられる。最後で莉子を愛してた事に気付き、噛まれ続けそして死んでも良いと感じるまでの心音の心情の描き方が良くてぐっときた。キャラとしては綺南ちゃんが一番良かったなぁ

2人の儀式は両者依存し合ってて最高に百合だったし、女の子の成長期、思春期が細かに表現されてて面白かった。どんどん読むにつれてどんな展開になるかドキドキした。綺南ちゃん派に分かれる人がいそう。

主人公のキャラクター造型の時点で木ノ歌詠名義の『幽霊列車とこんぺい糖』とよく似ているし、愛情の欠落から来るような心の飢えを倒錯した関係と行為に向けてやがてそれが爆発する……という筋立てにも近い精神性を感じられる。ラブコメ百合が根底にありつつも、常に痛々しさ携えたストーリーは作者の個性なのかな。如何にも『マリみて』を突き詰めた舞台ながら逆にそれをダウナーな閉塞感と密室的な官能描写で魅せたのは面白かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/28

最初から最後まで百合百合だったから満足、最後の方の展開は薄々感づいたけどよかった ありがちなキャラだけど各々可愛い、傍から見りゃ変態ばっかのような気がしなくもないがそれがいい

むらむらっとくるエロさじゃないあたりが、”あまがみ”なんだと思う。きっと、心音がエメンタール。心音が処女を莉子に捧げた時点で、彼女は莉子のものになったのだと、気づかないといけなかった、かな。

再読。

とりあえず一言、「どこがあまがみなんだ!」 これは読めば分かると思う。 途中で出てきた脇役が魅力的だったので、どこかで後日譚として入れて欲しかった。とはいえ、面白い。きわどい描写に読んでいるこっちが、どっきんどっきん。百合好きなら是非御一読を。

☆☆☆☆☆百合?舞台設定であるお嬢様学校の設定を一ミリも生かせられなじゃったタイトル。これで百合と呼ばれるのか・・・ちょっと悲しい
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/06

non
あま がみ? 共依存からエスカレートして命まで奪われそうになり、それがきっかけで莉子は自立した。綺麗? に終わってて良かったと思います。いい百合でした

ちょっと強引かな?と思うところもありましたが、良い終りでした。肉食。

病的を通り越してもはや狂的 甘い糖衣に包み隠したトウガラシみたいな作品

ひたすら自立を拒否して、共依存に徹底したところが甘美でいっそ清々しかった。まさに「どこが”あまがみ”だ!」。

目出度し?

よい共依存だった、以外にあまり言うことがない。(否定的な意味ではなく)読後感が存外に軽い。

倒錯の極致。「あまがみ」どころではない。肉体的に深く鋭く繋がった二人が精神的にはすれ違いの部分を残している描写とかたまらない。お互いに自己本位な当初の共依存を乗り越えてさらなる共依存へと没入していく二人の行く末は、救済でもあり、堕落でもあるのだろうか?とにかく読んでいる最中に「いいぞ!もっとやれ!!」と思った自分も十分に変態だな・・・。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/28

○<共依存、甘美な響きだね。読む人を選ぶかもしれないけど、閉鎖世界での青春物語として、わたしは好きだな。莉子ちゃんより心音の方がずっと病んでて、ずっと酷い。そして、そんな心音に初恋を捧げた綺南が一番好き。心音も好きだけど。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/21

甘いだけど痛い歪んだ愛の物語 あ、どこがあまがみだっ!

冒頭数ページ…、やたらえろいと思いながら読み始め、進むに連れて歪んだ関係に釘付けになった。

好きだと食べたくなるのはなんとなくわかってしまうんだよなあ。それと描写が妙にえろい。

なにこれえろい。

各所で言われているとおり百合もの。タイトルはあまがみではあるが、確実にそういうレベルではない! 二人の歪な関係を許せる人にはおもしろいと思う。私はとても良いものに思えた。

百合百合でちょいエロ。歪んだ二人の過度な依存関係がたまりません

予想以上に凄かった。あとがきで作者自信も言っていたがあえて言おう、『どこがあまがみだっ!』と。

きなちゃんいいよきなちゃん ロリィタファッションについては作者さん分かってんなーという感じがしました

REV
巨乳が世界を救う話、じゃないか。

初っ端から関係が歪な二人だけに、どんな展開を迎えるか心配したがエピローグは安心して読むことができた。共依存万歳。

少女二人の歪んだ依存関係。百合としてきちんとまとまりを見せているのが好印象ではあるが、痛々しさを延々伴っていくのがなんとなくだが苦手。

究極的なまでのエゴ、百合かどうかは人次第かもなぁ。

これはすばらしい百合。

★★★★☆ 閉鎖的な学園の中で密に続いていた歪んだ2人の依存関係。暗い作品なのかなと思いきやそんなに暗くもなく。いい百合でした。脇役もいいキャラしてた。綺南のキャラがまたいい。

歪な共依存関係がたまらない。

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あまがみエメンタールの 評価:77 感想・レビュー:56
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