“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)

“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)
382ページ
2216登録
amazon.co.jp で“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)の詳細を見る
読書メーターにつぶやく
share

“文学少女”と慟哭の巡礼者を追加

読んだ本に追加
読んでる本に追加
積読本に追加
読みたい本に追加

“文学少女”と慟哭の巡礼者の感想・レビュー(1933)

再読。初めて読んだ時、プロローグの一行目を見て「『銀河鉄道』だ!」と嬉しくなったのを思い出した。心葉のトラウマや過去の蟠り、美羽の心など今まで示唆されていた謎が明らかになる巻。プラネタリウムでの場面は文章も挿絵も本当に綺麗で、重苦しく濁ったもの達が全て洗い流されていくようだった。心葉も、ななせも、一詩も、千愛も、そして美羽も…目を背けていた自分自身と向き合う姿が本当に立派で。確かな成長を感じ取って、心に温かな灯がともった。全て読み終えたら何だか泣けてきた。それにしても、ななせが健気すぎて別の意味で泣ける。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/15

過去の苦しみ、美羽との決着。視点を変える度にここまで見え方が違ってくるんですね…皆、切ない。自己犠牲によって皆に幸せを捧げるその姿は、蠍の炎のように眩しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/15

再々読。ななせのイイコっぷりがどんどん明らかに…しかしこの後の展開を考えると切ない。一番イイコなのに。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/14

美羽編。美羽の心葉を想う気持ちも、心葉の美羽を想う気持ちも切なかったです。

過去を見つめ直す力をようやく持てるようになった心葉。必要に迫られてというのもあるけれど、美羽から目を背けて逃げ続けなかっただけ進歩したんだね。そうしてストーリーが進むにつれて、どんどん千愛ちゃんが大好きになっていく私。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

「もしかしたら、みんな誰かのカムパネルラであり、ジョバンニであるのかもしれない」 美羽の登場と暗躍で人間関係が大いに荒れる。最初は強かで恐ろしい子ッ!とも思いましたが本当の美羽は不安と弱さでいっぱいで、とても嫌いになれそうにはなかったです。 周囲の環境から歪んでしまったが、美羽の願いは清らかでした。初稿のラストシーンが変えられなかったら、心葉が自分の言葉で想いを伝えられていたら・・・ 最後の一行に謎を残しつつも、物語の終わりが見え始めてきて少し寂しいですが、続きが楽しみです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

ついに主人公をあそこまで苦しめてきた美羽ちゃんの登場。主人公視点では分からない点が多くて、彼女が語ることによってやっと”理由”が見えてきました。美羽ちゃんには文字通り心葉君しかいなかったんでしょうね。しかし心葉君は意図せず彼女を傷つけてしまう。心葉君の物語のエピロローグは彼女視点ありきで明確になるといっても過言では無かったと思います。Bの存在にも気になりますね。ラストを読むまで美羽ちゃんにはいい印象が無かったのですが、謎解きを読み終わった時、彼女には明るい未来があったらいいな、と深く思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

ついに訪れた美羽と過去との決着。意外な人物の裏での暗躍があったり、鍵になると思っていた芥川が大気に気化していたり。Bってだれ?安直にBはじまりの名前を探すわたしは探偵には向かない。遠子以外は、わりとどうでもよいのねと思える流人の行動に、ときめいた。物語の中だけなら壊れ気味な男が好きです。このシリーズは、みんな幸せになってほしいという願いを込めて読んでいるのだけれど、何を差し置いても、心葉と結ばれることがなくても、ななせには幸せになってほしい。美羽はショートであったほうがわたしの好みとはいらぬ蛇足である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

いつも読むようなのとは違って、とても面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/19

もちろん美羽と心葉の解決編なのですが、それと同時に遠子先輩が卒業に向かう序章でもある。しかし心に残ったのは「B」の心の叫び。なぜこんなことをしてしまったのか、自分を確かめる行為はとても痛い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/18

今まで美羽は好きじゃなかったけど視点をかえるとほんとに切なかったです。

美羽をめぐる物語のひとつの終着駅。ここに至るまでに心葉とふれあった主要な人物達が皆彼等に相応しい痛々しくも切実な役割を演じてくれました。遠子の呼びかけで一堂に会した心葉達むけて物語るかのような文学少女の一言一言が心の翳りを浄化していくあのシーンの清らかさに酔いしれました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/10

薄ら寒い空気が漂うけれど、最後にはほっこりします。凄く面白いです。(シリーズものなので、第一巻から読まないと物語が分からないです)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

自分だけの物語を創る美羽と、その世界に惹かれる心葉。それだけなら微笑ましいけど、美羽の独占欲が心葉とその周囲に溝をつくっていく・・・。井上ミウの本が出版された際、蛇足として切り取られた言葉と、そこに込められた想いが届いていたらどうなっていたのかな、と想像して何だか切なくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

心葉の、美羽の過去を解く一つの佳境。タイトルは秀逸さは凄まじいと思うけれど、『銀河鉄道の夜』というよりは宮沢賢治そのものに触れ、迫ろうとしているのがすごい。『雨ニモマケズ』は病床で書かれたんだからという説得。遠子先輩が、琴吹さんが、芥川君が、竹田さんがいたから心葉は飛ばなかった。皆がいてくれたから心葉は成長できて、それがみんな誰かのカムパネルラであり、ジョバンニであるということ。それにしても見事な終着点ですねー。芥川君や流人から学ぶに、人間関係を深めるのに大事なことは、相手の悪い部分も知ることかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/03

心葉がずっと苦しんでいた事柄がようやくはっきりと現れて、思っていた以上に色んな意味で黒いのでビックリでした。読んでる間、彼らの痛みが伝わってくるのが辛いとこなんですが、今回も遠子先輩の登場するタイミングの良さにとっても救われました。遠子先輩は登場するだけで癒されます。それにしても、この作品に登場する人物達の心の闇ってとっても大きいですよね…。苦しくても悲しくても、それでも前を向いていこうとする精神には脱帽しました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」。とうとう主人公である心葉の、そしていつも一緒だった美羽の闇に触れる。劇場版は観ていてなかなか忠実に再現してるなと感心しつつも、中盤以降はもう色んな汁を抑え切れませんでした。いやあBには色んな意味で参りました、深淵の闇ですね。皆少しづつ前に進んでいくことでしょう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/28

はうぅ、また、こんな終わり方...orz 『夜叉ヶ池』を読み直してから次巻に移ろうと思ってたのにぃ...
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/18

もうすぐ遠子は卒業する。それを寂しく 思う一方で、ななせとは初詣に行ったり と、少し距離を縮める心葉。だが、突然ななせが入院したと聞いて見舞いに行った心葉は、片時も忘れたことのなかった少女と再会する!過去と変わらず微笑む少女。しかし彼女を中心として、心葉と周囲の人達との絆は大きく軋み始め る。一体何が真実なのか。彼女は何を願っているのか━━。美羽ちゃん、けっこう黒いですね…心葉くんの扱いが…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/05

魂の慟哭が、胸に突き刺さるような作品でした。 汚くて、醜くて、非常で、憎しみを杖に生きている少女にも、優しくて神聖で愛のある部分がありました。 心葉もヘタレから強くなっていきました。 ラストは本当に、なにもかもが透明で美しかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/28

誰かに好意を向けて、それを返されて。どこかで拗れたその糸を見事に文学少女は解きほぐす。心をえぐる物語も安心して読みすすめられるのは文学少女を信じているからです。琴吹さんがいじましすぎて疲れた心が癒される……
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

「何のためにいきているか」という疑問はよく考えるのですが、未だ答えは見つかっていません。しかし、それ探すをために人は生きているという言葉は見つからなくても探し続けることに意味があるということを教えてくれました。美羽はこの言葉とコノハの告白で救われましたし、自分も勇気が出ました。そして登場人物全員がそれぞれの理想を語り、前向きに歩を進めようとしていてこれで大丈夫かなぁと一安心。最後にはこれまで苦悩する人たちを何度も救ってきた遠子先輩の秘密を匂わせた文があり、次巻以降も楽しみですね
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/22

銀河鉄道の夜…いつの日か読んだなぁ…と心葉と同じように思い出しました。みんなが「なりたい自分」をいう展開はとても熱かったです。美羽は心葉以外には必要とされていないと思っていたから美羽自身も心葉以外必要としなくなった。でも、美羽は心葉以外の人にも──ライバルとなったななせにも、美羽の事が好きな芥川くんにも──必要とされているのでこれからは大丈夫かな?……永い時間を経て、人との繋がりを得て、人は変わっていく。美羽も「ほんとうのさいわい」を見つけられるといいなぁ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/18

遠子先輩の言うように宮沢賢治の話は解釈が幾通りもできるわけで、『銀河鉄道の夜』も当時の私には深遠すぎて理解できなかった記憶があります。また4次稿しか読んだがことないので、Bのことは知りませんでした。おそらく美羽を好きな人は多くないと思うけど、私は美羽が好きだな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/17

ずっとずっと引っ張ってきた美羽の話。やっぱり、ヤンデレでした。なんか、人間関係がすごくぐちゃぐちゃになってる。こんなドロドロ状態からどうなるかと思ったけど、最後は綺麗に着地したのは凄いと思った。モトネタとなった銀河鉄道の夜の作者、宮沢賢治は郷土の偉人かこともあって、生い立ちや本についてもある程度知っていただけに、雨ニモマケズのあたりからは本当に良かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/07

切ない話だった。過去と向き合うのもすごく辛いけど、心の奥底にしまい込むのも苦しい。それでも向き合えた心葉くんたちはすごいと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

彼女は誰かを幸せにしたかった、少年は彼女に幸せをもらった 少女は歪んでいた、少年を憎んでいた、妬んでいた、羨ましがっていた それでも、彼女と少年は進んでいく 銀河鉄道の夜を胸に
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/05

まずは本編15ページ挿絵の和服ななせをご覧ください。見て分かる通り完全にデレています。とても輝いています。次はこの345ページ挿絵、プラネタリウムでのシーン。登場人物全員が自分の悩みと向き合い、どんな自分になりたいかを告白する感動シーン。映画ではここで、ななせは隣席の心葉くんに心配そうな視線を向けていましたが、心葉くんはガン無視して隣の美雨に視線を送っていました。悲惨ですね。こうしてななせはNA☆NA☆SEへクラスアップ、ヘタレの星として世に長く君臨することとなるのです。あと本編は幼馴染がヤンデレでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/31

ねえ、一緒に銀河鉄道に乗っていた時、君はどんな顔をしていたのかな。その顔に浮かぶ悲しみや憂いの欠片に僕は気付かないふりしていたのかな。君の目を見て、君を好きだと あの日ちゃんと伝えていたら、僕の願いはたった一つだと伝えていたら 君を一人で飛ばせたりしなかったのかな。もう戻らない封じた物語。その頁を僕は開いたんだ。痛くて、苦しくて。けれど 助けてくれたのはやっぱり夜空に降る満天の星だったんだ。二人の想いを違わせた、青空よりもっと遠くて、美しい羽根を以てしても届かない「ほんとうのさいわい」至高の景色だったよ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

心葉の過去に深く関わっている美羽のお話でした。心葉が見ている美羽はとても美しい少女だったけれど、本当の美羽はそうではない、ということがわかるお話でした。きっと誰しも相手によって見せる顔が違ったり、受け取る印象が違ったりするのだという当たり前のことを感じさせるお話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/27

心葉が過去と向き合い、過去から解放される話でした。皆の想いが絡み合い、ぶつかって不器用ながらも精一杯生きる姿には心打たれました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/24

切ない話しだったけれど、久しぶりに宮沢賢治の本を読みたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/21

若者ってこんなに不器用にがんじがらめに生きているのだろうか。何も考えていなかっただろう遥かな過去をもつ自分には分からない世界でした。いつの間にか流人と竹田さんが軸になっていたのも,主人公ってホントは成長できてないんじゃないの?というもどかしさに繋がってしまった。大団円な終わりなんだけど,なんか不完全燃焼です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/20

0 0
「けれど、だから願うのだ。闇の中でのたうちながら、叫びながら。負けたくないと」 遠子先輩が美羽の病室で読み上げた雨ニモマケズを聞いたあと、コノハの気持ちは前向きになる。そのときの気持ちを述べたこの文章が強く心に残った。美羽の境遇はとても辛い。だから、美羽はコノハを巻き込み不幸を味わせることで、一時的に安らぎを得ようとする。でも、遠子先輩の活躍で美羽は変わり、コノハも変わる。前向きに良い人生を生きようとしている。私ものたうちながらでも、なりたい自分になれるように過ごした
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/16

語り手のぼくが主体の物語。どれだけのことがあっても、結局は人のつながり、想いによって赦しあえるのではないかと思える。途中は苦しくて、先が気になって、おもわず本を閉じそうになるほどはらはらとした心象風景の描写もありました。けれどやっぱり文学少女は人という物語としてすべてを読み解きました。苦しいこともあるけれど、ひとつ前を向けるようになった。そんな進歩を感じました。同時に時の流れと、新たな謎。出版順では番外編だけれど、続きが気になり、次にどれを読むか決められません…!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

一巻から延々と伏線を引いてきた朝倉さんの話。あんだけ引っ張ってきたのだから、きっと最凶なんだろうと思ったら、実は途中から竹田さんの掌で踊ってるだけだった。やっぱ、竹田さんは安定してるな。遠子先輩には、ぜひラヴクラフト全集の6巻を読んでもらいたい。ホラーというよりは綺麗な話が多いので。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

今回の材材は宮沢賢治か。なつかしいな。幼い頃に読んだのを思い出しました。全体的に切ない気持ちになりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/14

美羽の話。この巻でついに心葉がついに過去に終止符を打つことができ、すっきりした話だった。みんながなりたい自分を言うところは良かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/05

ずっと引っ張ってきた美羽との話。第3、4稿どちらも読んであっこともあり非常に読みやすかった。本当の幸せの定義については第3稿から第4稿のどちらを読むかによって色々と変わってくるけれど、個人的には第4稿を読んでから第3稿を読むことをオススメする。第3稿の最後の部分は賢治の考えが強く出ているのに対し、第4稿ではその部分が無くなり、ジョバンニとカムパネルラという登場人物が動き、読者に問いかけてくる感覚を覚えたから。ほんとうの幸せはどこにあるのだろう?と
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/18

ちあ ちゃんの気持ちが すごくわかる〜
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/09

もっと見る
“文学少女”と慟哭の巡礼者の 評価:34 感想・レビュー:326
ログイン新規登録