”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)
”文学少女”と飢え渇く幽霊を読んだ人はこんな本も読んでいます
”文学少女”と飢え渇く幽霊を追加
”文学少女”と飢え渇く幽霊の感想・レビュー(2468)
二冊目も面白かった〜
嵐が丘のストーリーをなぞらえてるようで、どこで変わる?と想像して読んだのですが、クイーン並みに裏切られた〜!
今回はちゃんと推理小説と思って読んだので裏切られるのは快感!
次も読んじゃうよ〜
再読しました。プロローグとエピローグでがらりと雰囲気が変わるのは流石。愛憎を描いた話、陰鬱とした印象の表現も其処此処に見られる…にも拘わらず、怖いというよりは何処までも深く悲しく美しい物語。蛍の想いは名前通り身を焦がす程に儚くも強く、読んでいる此方が圧倒された程。教会で寄り添う蛍と黒崎の挿絵がとても綺麗で、その分だけやり切れない気持ちも湧き上がってきました。蛍の涙と笑顔が、遠子先輩の眼差しが、心葉が最後に綴った三題噺が、あまりにも清らかで。結末を知っていようと何だろうとほぼ条件反射で涙が零れてしまいます。
ライトノベルでいいのかなというくらい、重たい話。哀しい気持ち、底無しの沼みたいな。読んでいてとても苦しかった。でも、そんな暗い暗い気持ちの中にも文学は、遠子先輩は、灯りをつけてくれる。救いの手をのばしてくれる。
凄まじいお話でした。愛憎ってすごいですね。最期の推理?場面で蛍ちゃんが病院にいた、色んな男と付き合っていたと言った場面でもしかして黒崎の子でも身籠ってるの!?と戦々恐々しましたが、そんな恐ろしい事じゃなくて良かったです。
「嵐が丘」をモチーフにした愛憎劇。もちろんただの丸パクリではなく、ラノベの形になるよう味付けがされています。せっかくなので、このテーマは長編でしっかり読みたい気も。
前作が面白かったので今作も購入。期待以上のストーリーで後半はページをめくる手が止まりませんでした。誰の想いも実らない切ない物語。
再読。“文学少女”シリーズの中で最も印象に残っている作品。息を呑むほどの衝撃と哀切で胸が一杯になった。読み進めていく度に感じる痛みと救われなさに、どうしようもない無力感を感じる。激しくて、動乱に満ちていて、愛に全てを捧げた哀れな人たちの物語であった。前半は軽くラブコメ?が入っていて、心葉の的確で鋭い突っ込みで笑い、遠子先輩の天然ぶりに癒され、洪水のような蘊蓄には大喜びで聞いてた。一般人に文学と蘊蓄でお説教するとはいかにも遠子先輩らしい。蛍の想いも、黒崎さんの執念も、夏夜乃の思惑も全部は愛ゆえの産物だろう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/22
嵐が丘は今まで全然接点が無かったので、ちょっと興味が湧いたかも。しかし、面白かったけど、モノローグ・心葉くんの過去を匂わせる伏線(?)が多いな…。
誰の想いも最後まで実らなかった究極の全片想い。もし、ひとつだけでも違う分岐を選んでいたのなら嵐が丘組のそれぞれの恋の結末は全く違う、有体にいえば“幸せ”なものになっていたのかも。しかしその道を辿った先に蛍の恋はないんだよね。蛍にとっての幸せはどちらだったのだろう。最上の恋ができたこの結末は一概にアンハッピーとはいえないのかも。そう思ったら救いがある気がしてきた。余談ですがタイトル先頭部分の引用符が同一方向になっていて囲っているのか?というニュアンスが気になってしかたない。
(去年読了分)違うシチュエーションで同じようなことをいってるかと思いきや、少しずつベースのストーリーが進んでいくのが面白いですね。わだかまりが消えたとはいえ、救いのない終わり方。それにしては読後感は悪くなかったです。
前作が面白かったので、期待して読んだら期待以上の面白さ!タイトルも見事!! 屈折した人間関係と激しい想いにページをめくる手が止まりませんでした。 蛍と黒崎の関係以外にも、麻貴先輩の話と流人の最後の台詞も印象的。 復讐愛憎といった重そうなテーマを、最期はどこか清々しい気持ちで読み終えることができた。嵐が丘だけでなく、野村さんの他の作品も読みたくなりました。
今回は『嵐が丘』。最後の蛍のセリフに、ちょっと感動しました。若干カタカナの名前がこんがらがりましたが、いい機会ですし、原作も読めれば…と思います。
物語の合間に挟み込まれる文学小説から引用したような独白が誤読を誘い、終幕のほろ苦い読後感が次の物語を探し求めてしまいます。このシリーズに嵌ったようです。
遅ればせながら一巻、二巻と続けて読んだ文学少女シリーズ。ライトノベルばかり読み、名作と言われる言われる本を避けてきた自分にとっては目の覚めるような一冊。さすがに一巻の「人間失格」は既読だったが「嵐が丘」は初耳。麻貴さんに「嵐が丘は読んでいいないと思ってたのに」と言われてもしょうがない。読み終わったその足で訳本を求め書店に向かってしまった。原作を知っていても楽しめ、知らなくても原作を読み、また本作に戻りと二度楽しめておいしい。物語、内容とかの感想は3巻からかけたらいいなあ。
時折、遠子先輩と心葉の会話に癒されながら読み進めた一冊。遠子先輩と心葉がポストに投函された謎の紙片の犯人を突き止めようと待ち伏せして出会った九條夏夜乃と同校の生徒の雨宮蛍、叔父の黒崎の真実が明らかになり、迎えた結末はズシンと心に響いた。蛍が最後に発した一言に憎しみも愛も、抗いも集約されていたと思う。遠子先輩の弟分・流人と言う新たな登場人物も増えて、益々気になるシリーズになった。
この本に触発されて『嵐が丘』を読んだけど難解だったなあ……。あとがきで野村さんが「非常に難産だった」と言うのも分かる気がする。昔読んだときはヒースクリフこと黒崎さんの復讐と思い通りにいかない苦痛にばかり捕らわれて、蛍の中に秘められた激情まで読めなかったような気がする。苦しくて読み返すことを敬遠する気持ちもあった気がする。竹岡さんの「ぬってもぬっても青かった」というあとがきもこの本を表してますね。愛と憎しみはやっぱりとても近しいものなのかと。
文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称〝文学少女〟に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ! と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた〝犯人〟は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で--!?コメディ風味のビターテイスト学園ミステリー、第2弾!
雨宮蛍の切ない思いに泣けた。そして最後に、その思いを食べる遠子先輩の表情も切ないもあり美しかった。この巻は全体的に心苦しくて切ないが、どこか透明感があり、いとおしさがあった。
今回は「嵐が丘」をなぞったストーリーのようですね。憎しみに満ち満ちた愛ですか…未読ですが相当重そうです。とはいえ、本作は前回と同じくして内容は重いがキャラが軽快で、さらさら読めてしまう不思議。終盤は切なくも悲しい流れ、まさに嵐のような展開で胸を打たれた。難産だったからなのかな、道化より面白かったです。
これを読んで嵐が丘を購入。今度読んでみます。 文学少女シリーズは、古典文学に興味が持てるような書き口が本当に好き。 蛍がひたすらかわいそうで、辛くて、ラストの挿絵にちょっと感動した。
最初のかわいい幽霊の話から一変、最後は文字通り嵐のような展開でした。憎しみと愛。蛍は少年への淡い恋から絶望へ落ちた時の悲しさは、やがてどす黒いぐつぐつとした愛へと変わっていったんだろうか。変わらざるおえなかったのか。人を憎むことも愛することも、とても力を使う。せつない。
序盤がわりとコミカルな展開だっただけに、終盤の昼ドラも驚きな重く暗い展開に息をのみましたが、目を離せず一気に読んでしまいました。しかし『嵐が丘』を読む気には今のところなれないかな…
友達が「たしかこれがシリーズ1作目だったはず!」と言って貸してくれたのだがあとがきに2作目と書いてあった…w 物語を味でたとえるというのが新鮮で、さらにその味の描写がすごく素敵でいいな、と思いました。 『嵐が丘』を読んでみたいです。
文芸部部長である天野遠子。物語を食べてしまうくらい愛しているこの"文学少女"に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の恋の相談ポストに「憎い」「幽霊が」 という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ!と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた犯人は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で━━!?流くん登場しました。性格はあれだけど、何だかんだ言って好きなキャラクターです。
終盤にかけて畳み込んでくるような展開に目が離せなかった。今回の話は、重いですね。愛する人がお父さんだったとは…しかもその人は、夏夜乃しか見ていない。最後まで切なかった。
嵐のように激しく切ない話でした。
愛が憎しみに変わってしまった彼の気持ちも、憎しみながらも愛してしまった彼女の気持ちも想像するしかないけど、胸が二つに裂けそうなくらい痛みました。
彼女には、別な形で幸せになって欲しかった。
最後の巻まで読んでしまったけど,この2巻だけまだだった。登場人物たちの不安定さ危うさが,ドキドキよりもイライラに感じられてしまったのは,最後の方と比べてしまったからだろうか。それでもやっと雨宮さんの話が読めてよかった。
今回の題材は「嵐が丘」、愛と憎しみの悲しい物語。人間いつかは“死”に向き合うことになります。自分、家族、恋人、誰が死ぬにしてもその“死”を受け止めて行かなければならないと、この作品を読み、感じさせられました。結ばれることのない恋ほど、切ないものはないな。このシリーズの良いところは、題材となった作品が無性に読みたくなることですね。
今回はラストでちょっとウルウルしちゃいました。あんなに辛い関係って…(ノ_・。)。あと、前作もそうだけど登場する本をとっても読みたくなる。このシリーズに出会ってなければそこまで惹かれないのに…遠子先輩の物語に対する熱い思いを読むとすごく興味が湧く!いつか読みたい。でもその前にこのシリーズを読破したい!
シリーズ第一弾を読み文学少女にハマってしまいました。文中に出てくる言葉の意味や内容がとても深かったです。人間の感情で一番強いのは本当に憎しみなのかもしれない。楽しい思い出は時間が経つと一緒にいた人とどんな話をして楽しかんでいたのか忘れてしまうけど、辛いことや憎しみだけはその人を忘れない限りずっとあるものなのかもしれない。 またもう一度、じっくりと再読したいです。
絶対に結ばれない恋ほど切ないものはないね。人に激しい感情をぶつけられるのはある意味羨ましい・・・たとえそれが憎しみだとしても。ハッピーエンドには程遠いけど、最期に自分の存在を愛する人に刻み込んだ蛍は幸せだったのかもね。
”文学少女”と飢え渇く幽霊の
%
感想・レビュー:464件



















































