科挙と官僚制 (世界史リブレット)

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06/03:ajin 科挙における構造的な問題点を現代の教育・試験制度に照らし合わせる形で問題提起してきたのは興味深かった。唐・宋代における科挙の実情と上位・下位合格者の官僚登用後の格差がシステム面から克明に論じられる。また科挙官僚は皇帝の政治における支配的イデオロギーを如実に投影していたとも言え、支配者としての立場が約束される一方でその性質は皇帝への従属という中央集権政治への志向にほかならなかった。実務とは切り離され学者・知識人としての観念的な立ち位置に立たされた科挙官僚の実情を科挙のシステマティックな一面から見つめた1冊。 ナイス! コメントする(0)
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