あの薔薇を見てよ―ボウエン・ミステリー短編集 (MINERVA世界文学選)
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あの薔薇を見てよ―ボウエン・ミステリー短編集を追加
あの薔薇を見てよ―ボウエン・ミステリー短編集の感想・レビュー(16)
ストレンジ・テイストの短編集。ロアルド・ダールの「あなたに似た人」を思い出す。ミステリーというか、ホラーというか、心理サスペンスというか。ぞくっとする怖さを楽しめる。英国文化の描写も魅力的。手袋の話なんか社交界デビューのルールを聞きかじっていると面白さ倍増。姉妹が伯母を飼い殺しにしておかねばならなかった事情を推察すると、怖~い!阿刀田高さんあたりに翻案していただきたい。「世にも奇妙な物語」でドラマ化してくれてもいい。
再読。次巻もだが、題名の「ミステリー」は、本来の「謎」という意味で捉えるべき。収録作品はいずれも謎を孕んでおり、それは作中で解かれることも、そうでないこともある。個人的には後者が本当に怖く、謎の奥を想像してしまう。例えば「針箱」、アーサーが壊したのは人台だけか、彼女はそれをどう思っているのか。「割引き品」、ミス・ライスは人殺しか…など、考えると止まらない。その他お気に入りは表題作、「アン・リーの店」「火喰い鳥」「ザ・ジャングル」「告げ口」「父がうたった歌」「少女の部屋」「段取り」「手と手袋」「林檎の木」。
09/30:hahaha
少女ものがたまりません。しかしこの訳文はどうにかならんのか……原書にチャレンジしたくなるという英語学習的な意味ではよい本かもしれない(ぁ)
10/16:inugami4649
話の運びも登場人物たちも、ちょっとぞっとする展開もすべて良い。特に少女たちの残酷さを上手くあらわしているなあと思った。寄宿舎や部屋の描写、ドレスの描写にもうっとり。が、訳がいかんせんわかりにくいところが多々あって、それが少し不満…。「難しい訳」というのではなくて、「わかりにくい直訳めいた訳」な気がする。
09/16:サカナ男
読んでいる途中の不穏な空気の予感、情景描写の風情など手応えは思った以上。・・と思ったのも最初の3編ほどで、だんだん読みづらく?結末を読者の想像にゆだねられるのが、うまいと取るか、すっきりしないと取るか作品によって好みが分かれる。表題作はよかった。あと「アン・リーの店」のアン・リーの独特の雰囲気、「針箱」「割引き品」「段取り」「林檎の木」辺りも。ぞぞっとくる怖さ、哀しさで面白くないことはないのに、いまいち好みとはいかなかったなあ。
06/27:ミカヅキカゲリ
02/04:am
女性、特に少女を描くのが上手かった。少女の無邪気さ、したたかさ、不安定なところが上手い。、こういう姿は女性作家でしか描けないだろうなぁ。
01/06:Klovharu
12/20:retro
06/24:ゆりっぺ
--/--:MmeNave
--/--:madhatter
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感想・レビュー:6件














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