分裂病の少女の手記 改訂版―心理療法による分裂病の回復過程
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分裂病の少女の手記 改訂版―心理療法による分裂病の回復過程の感想・レビュー(24)
11/17:norishiro7
☆7 非常に興味深い。分裂病(あえてこう呼ぶ)から回復した女性が当時を思い出して書いた手記。あくまで一例なのかもしれないが分裂病の実情を知れた。やはり原因は幼児期で、上手く形成されないと自我が確立しない。そうなると非現実感が生まれ、自分も他人もモノも認識できずに、意識が固まらない。無意識的に意識を保とうとして幻覚や幻聴。それは本当の幼児と近い状態で、周りと自分を同一化、模倣して、その上で自分の身体を認識し、世界と自分を切り離すことでやっと戻る。彼女らから観た世界というのはある意味本質的で恐ろしかった。
抗精神病薬に全く頼らず、心理療法のみで統合失調症を寛解させた精神科医と患者の手記。統合失調症の症状や当時の悲惨な精神科臨床の様子がうかがえました。
精神病というと幻覚、妄想などというイメージが先行していたが、実際精神病の患者がどのようなものの感じ方をしているのか、その一例を知ることができた。
07/19:SHO-CHAN☆
古い本だが非常に真実味がある。我々全てに備わる「自我」の不可思議さ、曖昧さを知った。分裂病患者はその不可思議な領域に何の準備もなしに迷いこんでしまった人たちのように思える。自分の認識のうち、これまで決して拡げることのなかった部分を開拓できた。
03/18:高原耕平
01/21:るた
大学の授業のプレゼン資料に。本人が書いてるんだものね、他の論文や何かと違ってリアルに迫ってくるものがあり、難解な専門用語も出てこない。しかしこんなにも克明に覚えていられるものなんですね。
03/18:chrcc
1950年に出版された本の邦訳版。少女ルネの罪業感は以前のワタシの罪悪感、自己否定感でもあった。精神分析療法のみで(この当時未だ向精神薬はない)、自分を再建していく、自我を再構築していく様は感動的。統合失調症の陰性状態は所謂「痴呆」の状態ではなく外部の動きを認識しているのか、ただそれを外部に表現出来ないだけなのだ、という事が衝撃だった。この部分は多分誤解している人は多いと思う。
10/29:メガロード
09/13:TTT
08/07:KinugawaNZ
分裂病(統合失調症)であった女性ルネの、幼少時代から始まった妄想・幻覚による現実体験と、その回復過程が本人の手で克明に描き出されていて驚いた。ルネが“ママ”と呼んだ本書の著者セシュエーによる治療は、幼少期には得ることが出来なかった両親からの適切な愛情を、著者のママという役割によって体験させるというもので、幼児退行した状態から正常な人格が形成されていく様子は非常に興味深いと思った。
02/11:t-kano2
08/14:こんにゃくるな
中学生のころに読んだ。精神が身体を蝕んでいるのではないかと疑っていた時期であったから。
このような状態でも学校の勉強と家事ときょうだいの面倒とを見続ける少女に、羨望を感じるほど、当時私の体力は破滅的にひ弱であった。
--/--:toto
--/--:コニーアイランドベイビー
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感想・レビュー:10件














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