恋愛のディスクール・断章
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恋愛のディスクール・断章の感想・レビュー(47)
01/16:iwag
12/31:えすに
12/08:小松崎 哲史
09/02:緒方勇人
バルトの気持ちが自殺に向かっている感じがところどころにあふれていた。時期からしてXは男性なんだろうな、と推測。「若きウェルテルの悩み」をちゃんと読んだ事はないのだけれど、この本でウェルテルとシャルロッテの経緯はなんとなくわかった。むしろ、読んでいない分バルトの解釈を深く洞察することができた気がする。機会があったら読んでみたい。恋愛体質ではないせいか、共感はしないのだけど時々「はっ」とした。「うわさ話とは真実の声なのだ」や「唯一の稲妻」のあたり。たぶん、私も唯一の稲妻が理想なんだと思う。不可能な空想だけど。
07/28:Ochiai Kenji
07/17:沢
恋愛の記号学。分析にあたってフロイト、ラカンの理論から多くの物を借りてきてる。恋愛の要素って二重三重の苦しみによってできてるものなんだよ、みたいな。手に負えないものを多少強引に分析してみました、という感じがとてもいい。「待機」の最後のエピソードって、ニューシネマパラダイスにも出てきたよね。
03/26:Kaori
02/24:elan
01/15:おめるた
11/08:Q
09/24:overture
恋愛主体、恋愛対象、想像界と言語……言葉遣いはやや難しいが、ここに語られているのは愛する者がその愛ゆえに苦しむ姿である。主な分析対象はウェルテルでありバルト自身だ。ロマン主義の代表者とみずからを重ねる感傷性、恋愛がともすれば纏いがちで、そのために現代社会からは忌み嫌われるロマンチスムが、本書では肯定「然り」"oui"と応答される。恋愛にまつわるディスクールの孤独、恋愛者の孤独はここに癒されるのだった。
08/23:asaXD
「俺のことだ!」で止まってはダメ。この本はバルトの言う通り「確認の場」なのだから。確認して次に進めたら、この本もきっと喜ぶ(かもね)。
愛する者の不安と孤独を美しく描いて切なさ大爆発。濃密な暗さに浸るのも読書の楽しみの一つ。ただしネガティブな感情を増幅する効果もあるので失恋したばかりの人には勧められないし、底流にある「愛に敗れた者だけが孤独を知っており、その孤独を介してのみ人は真にわかりあえる」みたいな思想も肯定できない。人間、不幸になるために生きてるわけじゃないだろ。とはいえ、こういうストーカーすれすれの妄執が愛情のしるしとして尊ばれた時代がかつてあったのであり、本書はいわば、そうした時代精神への挽歌なのだ。
「わたしは矛盾のとりこになっている。誰よりもよくあの人のことを知っているつもりだし、あの人に向かって誇らしげにそう断言もする。そのくせ、しばしばあの人が浸透不能な存在であり、見出しがたく・・」なんていう・・まずはディスクールとはなんぞや?なのだけど、書かれたことや言われたことという意味らしく、恋愛がむかえる様々な姿が名だたる面々より引用されている。芭蕉まで登場!「待機」の章の、窓の下で99日待つ話は映画のエピソードにも出ていたなあと、究極の待つ姿を思ったり・・思うこと頷くところいろいろ。
04/29:k.ochiai
知り合いの口癖、「それでもなお」と「読書はタイミング」を、この本から学んだ。恋愛対象が他でもありえた可能性を自覚しつつ、「それでもなお」彼女に涙し、嫉妬し、又、ありえる全てを見る。本著はそんな「それでもなお」に共感できるような、ナイーブなメンタリティにある時にしか読めない、タイミング。
01/01:blaueblume
11/19:ふぃでりお書店(@fiderio)
09/07:じょに
断章形式で書かれた恋愛関係の分析。 フランス語のアルファベット順でテーマ分けされているから、日本語で読むと完全にランダムに並んでるという具合。 つまり、著者はつまみ食い形式で読むことを推奨しているんでしょうね。バルトの著作としては抜群に読みやすい部類に入るのでは。これほど内容に共感できる本も少ない。 恋愛関係をめぐる喜び、悲しみ、諸々の葛藤など、「そうやねん!」と膝をたたく場面連発ですよ。 とにかく一読をお勧めします。
07/24:turekuke
最近、再読して思ったんだがこれって想像界と現実界の折衝を主題にした恋愛論なのだから、ネット社会の恋愛論なのである。別にバルトはネット社会に向けて書いたわけではないが、ネット社会がバルトに向けてネット恋愛を行っているのである。いや、もしかしたらネット社会とラカンの三層構造が非常に似通っているのかもしれない。ともかく、俺のバルトいちおしの本で、実践するためにある記号論。告っては読み、泣いては読み、同棲しては読み、セックスしては読み、別れては読み、泣きながら読み・・・
05/24:Julia
10/26:morisawa_164
多彩なテクストから引用された、恋愛におけるコード化された常套句集のようなもの。恋愛にはフィギュールがあり、特殊と思われる事象に、普遍的な存在として表れる(造られる)。無意識にそれを演じていたり、影響していたりするのだ。主体(人間)は情報の束(集積)であるという考えを彷彿とさせる。これらフィギュールは偶発的で無秩序な、分布的なものである。 よって著者は、これらを意図的に統合し意味を与えることをしない。順位も道筋も無く、ただ水平に扱う。思想を体現した構成。
02/04:s2s
--/--:地球の王子様
--/--:muuco
--/--:muuco
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感想・レビュー:17件















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