英雄の書 上
英雄の書 上を追加
英雄の書 上の感想・レビュー(1234)
いつものように、小学生が主人公のファンタジーだが、宮部みゆきのそれは、ただの作り物語ではない。物事には表と裏があり、善と悪も表裏一体というのが奥深い。確かに、時間や場所や状況が違えば、善と悪は簡単に入れ替わる。当たり前のことでも、それをファンタジーに落とし込んだのがすばらしい。また、物語を紡ぐことを咎であると言い切る作者にも恐れ入る。細かいところに気をとられず、流れに任せて作品を楽しむと、大事なことが見えてくるような気もする。下巻での主人公の活躍を楽しみたい。
上・下とも読みました。上は説明がまどろっこしく感じる。主人公・小学5年生の友里子。印を戴く者となり口調や人格?が子供だったり大人だったりするのに付いて行けず。でも、下の方が世界が広がり入り込める。
中盤から最後がバタバタしてた印象。設定が凝ってる+伏線も多くてキャラも立ってたので、他の世界へ行ったりとか、もう少しファンタジー色を出しても面白くなったんじゃないかと思う。続きも有りな終わり方だったので、そっちの方は続編に期待してみたい。個人的に、ブレイブストーリーや宮部作品の少年キャラが好きなので、兄の方をもうちょっと掘り下げてほしかったとも思う。
宮部みゆきさんの本を初めて読みました。展開が読めてしまって、下巻も読んだけど、少しガッカリした。普通なら、プロローグになる話を、引き延ばして完結させたような。物足りなさを感じた。
英雄の光と闇。相反すものは表裏でありそれは一つであり人は光のみを享受することは出来ない。器となった広樹の過酷な運命。幼いユーリに迫られる決断。才気溢れ勤勉に生きていても唐突に現れる壁に圧倒され打ちひしがれ越えられないその壁の前でいつか倒れる日がくるとしても、それでも悲しみを強さに優しさに厳しさに変える力を養う事は出来るのか。(下巻に続く
タイトルに”英雄”、そして本の表示はお城の防壁?から、壮大なストーリーを期待したのですが実際は児童文学でした。さほどのめり込めず、のらりくだりと読んでなんとか読了したって感じです。ただ、最後の場面の先の展開が気になります。評価が高くないのにも関わらず下巻も読ませたくするのは、さすが宮部さんってところでしょうか。
★★★★ 始まりは無名の地。時もなく無名僧が行を繰り返すだけの土地に、一の鐘が鳴り響く。忌まわしき「英雄」あるいは「黄衣の王」が封印を破ったのだ。「エルムの書」に憑かれ「英雄」の器となった兄・大樹を取り戻そうと、友里子は「印を戴く者」となって旅立った。赤い辞書のアジュと若い無名僧を従者に、「本」達の言葉に導かれながら、兄の事件の真相を探る。「英雄」の物語は友里子たちの存在する”輪”を滅ぼす。友里子は兄を「英雄」から取り戻して、”輪”を救うことが出来るのか。 設定に不満はあるが、ぐいぐい引き込まれ、面白い。
中学校のいじめ、殺傷という無視できない現実は心に痛い。読んでいるうちに、しっかり者のユーリが小学生という設定を忘れかけてしまった。光を放ちながら言葉を紡ぐ本と、消えたり、化けたりする魔法のシステムも好き。RPG的な雰囲気もあり面白い。一気に読んでしまった。表紙カバーの裏側にアジュが^_^!?
お兄さんが殺人を犯してしまう。突き詰めてみるといじめを止めているうちに自分が先生を筆頭としたいじめの対象になり物語の初めと繋がる。 正直、毎回このようないじめが入ってる本を読むと凄く考えさせられる。 いじめを無くす為にはどうすればいいのか・・・、かと言っても自分自身が小さい頃いじめをしていないかと聞かれたら、していないと言えないのが余計にあれですけど・・・。 いじめは確かに悪いこと、ではどうすればいいんでしょう。。。
宮部みゆきさんのファンタジー長編…う~ん、難しいー!ブレイブストーリーの時も思ったけど、始まりが相変わらず重たいですね。でも読み進めていく程惹き込まれます…まだまだ序章という感じの上巻でしたが、このお話の中で「物語」というものがどういうモノなのか、「英雄」に取り込まれた兄はどこにいるのか…謎が深まるばかりです! 友理子ことユーリがちょっと大人っぽすぎるかなと思ったけど、オルキャストとなる事でなにかが変わったという事だったのかな?難しいなー。→コメ欄続く
宮部ファンタジーっていつも導入部が似てる気がするのですが。ファンタジー世界は勿論違うけど、主人公が何かを求めて旅をするところもほとんど同じ。予想の域を出る展開ではなかったな。
いつもの宮部ファンタジーで安心して読めますが、日常部分がかなり辛い状況なのが読んでいて痛々しいです。異世界に行ったと思ったらまた現実に戻ってきて・・・という辺りはちょっと違った雰囲気を出したかったのかなと思ったりします。上巻はほとんど話が進んでいない印象、このペースで下巻で終わるのか?
宮部みゆきワールドは深い!兄が殺人事件を起こした。しかし、それはファンタジーに繋がり想像もできない展開に。最初は何となく入りにくいがグイグイ引き込まれていく。上巻の終わり頃には下巻が読みたくなる。今から下巻に突入。ユーリは?そらは?アジュは?アッシュは?
困難な状況を打破するため、主人公の少女が異世界に旅立ちます。なんか「ブレイブ・ストーリー」と同じ感じと思いましたが、そこは宮部みゆきさん、読んでいけば全然違う世界が目の前に広がりました。物語の世界観は素晴らしいと思うけど、ちょっと複雑。少し大人向けのファンタジーでしょうか。状況説明が長かった上巻ですが、段々と物語は面白くなってきました。さて主人公はお兄さんを助ける事ができるのか!そこには何が待っているのか!楽しみに下巻を読みます。
まず宮部みゆきの才能に脱帽。何かの作品が下敷きにあるのだろうが、良くこんな世界観が思いつくなぁと感心しきり。けどその世界観が難解すぎて付いて行けない…その上現実世界で中学生が殺されてるのに、リアルとSFな部分が乖離しすぎて入り込みづらかった。前半部分で大樹が無事帰ってこれるかが無性に気になったし、森野家が今後どうなっちゃうんだろうってことが気がかりだった。 まとめると…「ハリーポッター」と「何かのRPGゲーム」と「ニルスの不思議な旅」と「ウイングマン」を合わせた感じ!?アリモンっちゃアリモンなんだよね…
中学生の兄が同級生を教室で刺した。一人は亡くなりもう一人は重傷。小学5年生の主人公の生活は一変する。優等生のお兄ちゃんに何があったのか。お兄ちゃんの部屋で不思議な本を発見する。本いわくお兄ちゃんは『英雄の書』に囚われてしまったらしい。ユーリは兄を救う事が出来るのか?ファンタジーです。お兄ちゃんが『英雄の書』に囚われた経緯など後半は読みやすかった。でも実際に死傷しているんだしファンタジーの結末はどうなるんだろ?ネズミのアジュかわいいw
世界観の説明がすごく長かった… これで、下巻でほんとにお話が終わるんだろうかと心配になったほど。 こどもの心理描写は、スバラシイです。
読んでいる途中で数日空けると設定が分からなくなる私にとっては難しい世界観ですが、少女が主人公だからか、文章自体はとても読みやすかったです。どう結末までいくのか気になるところです。
話が現世に戻ったときに、急に読みやすくなりました。宮部さんのファンタジーって、私には取っつきにくいかも…。ICOが読みにくかったのは、原作が宮部さんじゃないから、ではなかった模様です;
以前も宮部さんのファンタジーもので挫折経験がある私。こちらの話も「無名の地」での導入説明時点で挫折しかけた。が、現代に帰り兄捜しの冒険に出かけてくれて楽しくなった。しかし、「無名の地」の定義が難しすぎる。
おもしろかった!でも理解するのが難しかった。。なんせ小学生に説明してるのが頭に入ってこないんだもん。。でも後半ひきつけられて一気読み~♪
英雄の書 上の
%
感想・レビュー:330件














ナイス!


























