ジェラールとジャック (白泉社文庫)
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ジェラールとジャックの感想・レビュー(367)
愛する人が産んだ子なら、血の繋がりがなくても愛情を注ぐジェラールが痛々しくもあり美しかったです。生死の分かれ道となる場面では暗いラストを想像してしまいましたが、ハッピーエンドになってくれて良かったです。
父子とも恋人とも感じ取れる愛情がとても素敵でした。私は読んでいて父子関係の方が強い気がしたので、Hシーンに少々背徳感を感じましたがそれも含めて「時代」なのかなぁと納得しました。良い作品だったなぁ~
フランス革命を背景に平民のご主人様と元貴族の召使いの話。革命に対して何か説明しているわけじゃないのにさらっとその世界観を感じれるのはさすがです。最後までどうなるのか、わかっているのに(雑誌で既読)ハラハラしてしまう。描写自体はエ口いわけじゃないのにセリフがかなりエ口いというか直接的なので濃厚に感じてしまいますねー。
よしなが作品で一番好きかもしれない! 中世のフランス革命前後が、物語の舞台になっていますが、よしながさんが描かれる人物の表情、衣装、小物、それから台詞全てにおいて物語に耽るベストアイテムになってます!一番驚きは、トーンなしでジャックのすっぴんとメイキャップ後の違いがわかること。いつ見てもうっとりです。エスプリと下ネタと時代背景と笑いがとてもよくミックスされてて大好きです(*^-')b あと、ジャックのこの健気ツンデレ受けが私は大好きだー!!笑
フランス革命の時を選んでいるだけにラストの展開はやはりとはらはらしてたら拍子抜けな展開でびっくり。でも幸せなEDで良かったねーと。少年期のジャックが可愛い!妻に別の男との子供を作られた男と、母親と愛人の男との間に産まれ父親に見捨てられた少年、その対比が面白い。そんなジャックを愛することが贖罪でもあったのかな。
Amazonで好評価だったので買いましたが…自分はそんなに萌えなかったかな。よしながさんは現代日本が舞台のものが好きです。あまりはまれなかったのは受けが生真面目すぎるせいかな。でもお話としては面白かったです。
普段あんまりBLを読まないのですが、よしながさんは面白い!大好きです!!ラストのどんでん返しで笑いつつ、ちょっとしんみりしたり。すっきりした画面とテンポの良い会話がマッチしていてステキです。それなのに、エロい場面はしっかりエロく描かれているのが、さすがだと思いました。
このハラハラドキドキ感と、登場人物たちに肩入れしてしまう感。大人になってからは久しぶり。BLだけれど、BLがダメな私でも、こ、これは傑作だ!と思う傑作。泣いちゃうよ、本気で。
世界史が苦手だったので敬遠していたが、すごく良かった…! 真面目で頑張り屋、でも跳ねっ返りなジャックの一途な所が良いなぁ。終盤で、ジャックが国境付近で言った台詞には涙。
読友さんから借り本…も〜これがソフト?ウソ〜!ま、よしながさんだからえっと…ま、ねぇ〜いろんな描写があるかなぁ〜なんて思いながら読みましたけど。 内容は貴族物で例のあんなシーンやこんなシーンはさておき、ちょっとドキドキ…いや…ん〜ワクワク…いや…も〜はい、楽しめました(>_<) 大丈夫か、新春BL三連発って…
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(21)
- 01/02
萌えとかじゃなく漫画として上手いなあと感じました。けど最初にジェラールがジャックに対して怒ったのは理不尽……というか可哀想じゃないかと思います。あんな所に売られたのも父親のせいなんだし、踏んだり、蹴ったりでこれがなかったらハッピーエンドを素直に喜べたんだけど。
小規模よしながふみさん祭り中。シリアスなのに、間に入る笑いがなんとも。ジャックの【ちゅど〜〜ん!!】に爆笑。またしても解説の松尾慈子さんに深く頷いてしまう。【表情ひとつで感情のすべてを語ってみせる】 【間の取り方がまた、うまい。単純化された背景や豊かな表情で、一瞬を切り取ってみせたり、長い時間をひとコマで表現してみせたり。自由自在だ】一番深〜く頷いたのは解説最後の一行【それだけの魅力がある作品なんですよ】私、鉄板ノーマルですけどよしながふみさんだけは購入に走ってます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(11)
- 10/31
大変面白い。素晴らしい。が…なんというか、Googleあたりが、ゲイの恋愛ものの登場人物の片方を女性に変換するシステムを開発してくれないかしら。ジャックは女にしても大してストーリー変わらないと思うんだ。異性愛者の男性だってよしながふみを読みたいんだ。
レンタル。お墓の場面から最後にかけて、相手を許すことで憎しみや贖罪から解き放されて自分を許すシーンは本当にジャックに出会えて、ジャックを愛することでジェーラールは救われたんだな。最後の二人の笑顔を見届けた後は清々しさと開放感を感じた。
最後の最後「ジェラールとジャックおわり」の文字を確認するまで怖かった~。 冒頭から 予想するストーリとはいちいち違う展開に進むからドキドキして仕方なかった・・・(汗)展開とコマ割りが映像の様で 目が離せない。気持ちを口にするときのジェラールは・・・さすが・・・(赤面) 「これは恋か?」と言う言葉だけで・・・伝わる・・・ただそれだけの言葉でも 意味は変わる・・・よしなが ふみ 立ち読み・チラ読みしかしてなくて本当に今までもったいなかったな・・・こりゃ、ハマったかも(苦笑)
革命期のフランスを舞台にしたドラマティックな物語。途中から、脳内のエンドルフィン分泌が半端じゃない状態になりました!さすが、よしながふみクオリティーといいますか、三浦しをんさんがエッセイで絶賛してたのに大納得でした!!没落貴族の少年ジャック・貴族を憎む訳アリの男ジェラール。男娼と客という最悪な出会いをする2人を軸に展開する物語は、絶妙な比率の笑いや切なさをまぶした歴史物語としても楽しめます。上質の映画を観たような読後感です。自分がBL作品を抵抗なく読める人で良かった!と、しみじみ思える作品でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(15)
- 09/30
主人公のジェラールとジャックがとても魅力的な人物。周囲も温かく一部強烈なまでに個性的。映像作品にも負けない表現力に引き込まれる。フランス革命という舞台で役者が生き生き動き回っているような雰囲気の作品。台詞もいいよね。
よしながさんの連作。フランス革命のころが舞台。いきなり男娼を買う場面から始まるので、ちょっと驚いたけれど、徐々に明らかになるジェラールの過去や、惹かれていくジャックの気持ちにすんなりと入り込めた。ラストは意外などんでん返しが待っていて、それもよしながさんらしくていい。(相方蔵書)
ポイント押さえまくり。読んでてムダなところがないんじゃないか、ってくらいに。まさか仏革命まで絡めてくるとは意外。青年の成長物語とも言える。とにかくラストの屋敷と墓、そして走馬灯のシーンはたまらない余韻が残った。
眼帯!元貴族で使用人!これに萌えずして何に萌えるの!っていう不埒なテンションで読みはじめてしまって本当にごめんなさい。これは恋か?その一言にいろんなところをわしづかみにされました。ああ本当によしながふみってすごい。
よしながふみの作品って映画みたいだと思います。カメラで人物を追っているようで映像的。コマ割り、表情だけで感情が滲み出るところとか圧巻です。歴史とか個々のキャラクターの過去を織り交ぜて描いていてさすがだと思いました。初BLでしたが、BLという言葉だけに捕らわれちゃいけないなぁと思いました。その言葉だけで邪険にする人は損してますよね。
よしながさんが好きでBLに抵抗がないなら読んでおくと良い作品だと思います。よしながさんをより深く知ることが出来る名作です。私はこのころの彼女の作品が大好きです。
【♪♪♪】貴族を愛したがゆえに過去に深い痛手を負い貴族を憎む男ジェラール。父に裏切られながらも父を愛し貴族としての挟持をもつ少年ジャック。数奇な運命によって最悪な出会いをした二人が年月をかけて家族のような関係を築き、やがては互いを愛するようになる静かな推移がとても素晴らしい。二人の絆はまさに育むという言葉がふさわしい。醜悪と崇高…対極の言葉だがどちらも愛のなせるわざ。愛とは究極のエゴであり言ってしまえばその両方が人間の本質なのかもしれない、そんなことを考えさせられた。愛の物語であり再生の物語でもある名作。
よかった!ラストはどうなっていくのかハラハラしました。ただ甘える甘やかす、だけじゃない関係ってすごくいいなぁと思いつつ読み進めていきました。ジャックが素直に学んでいく姿勢が特に気に入ってます。
ジェラールとジャックの
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感想・レビュー:76件










































