緋色の椅子 3 (花とゆめコミックス)
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緋色の椅子 3巻の感想・レビュー(232)
ルカは強い男の子だったなあ、と思う。緑川先生の描く寡黙なひとは皆芯に強さを秘めている。3巻で明かされる過去を繋ぎ合わせても、誰が悪いと一概には言えないのが、この哀しさを生むのかな。セツとへーか(こっちのほうが馴染みがある)はこれから、どんな風に生きてゆくんだろう。
すごく切ない終わり方で泣きたくなります。ただ、いなくなっていた5年間ルカはずっとちゃんとセツの事を想っていて陛下の事も想っていて、結局それが全ての原因なんだけど、なんだか少し救われた感じがしました。そして登場人物みんなが優しい人達でした。
一見、少女マンガ的な「守られる女子」からほど遠そうなセツが、実はあらゆる人から守られていたのだということを知る。もっと彼らの話を読んでいたかった気もするけれど、モノローグの中に何度も象徴的にタイトルが出て来るこの終わり方は美しいと思う。バッドエンドというよりはハッピーエンドだと思うけれど、「誰にとって」のハッピーエンドだったのだろうか。
おもしろかった。切なくて、ドリィの最期には泣いてしまった。ルカとセツの再会シーンが好き。絵はうまいとは言いがたいけど、間とか見せ方がうまい。引き込まれる。各々抱える想いがあって、それはもうちょっと見たかったなー。セツとサキはきっと幸せに暮らすだろうから、ルカは「大丈夫」になったら会いに行ってあげてほしい。
なんかいろいろな真実が一挙に詰め込まれすぎて、もっとゆっくり丁寧に読ませて欲しかったかなぁとも思った。ルカの真実がそうだったなんて……。ラストは切なすぎて涙こぼれた。
ネタばれ。最終巻は彼。謎が全て解けてスッキリはするんだけど、作者も言うように、消化しきれないところもあって、惜しい感じ。ページ数を与えたい(笑)。最後、セツの心境が陛下>ルカと逆回転を起こすけど、ちょっと唐突な感じ。各キャラの掘下げが欲しかった。一瞬の邂逅ってのは、うまいっスね。
【★★★★】再読。セツが語る賢く優しいルカと、陛下の知るルカとの齟齬が指摘され、1巻時と比べてルカの印象が一変した様は鮮やか。ルカの母親に目を向けたことで新たに拓けた背景に瞠目するも束の間、反乱軍が城に攻め寄せ、それぞれの「大切なもの」の為に剣を抜く。明かされたルカの「真実」には、彼を身勝手と思いながらも切なくて、やっぱり泣いた。 ↓続
*サイサイ*レンタル本。先にコメントを読んでしまってたけど…関係なかったッス!!涙が止まらなかった。でもなんかスッキリ。
本誌でドリィの最期を読んだとき、本屋で立ち読みしてたにも関わらず、泣いてしまった思い出の漫画。 ルカとセツの一瞬の出会いと別れは、読み返すたび切なくなります。
「もう おれはいらねえの?カズナさん」とつぶやいたサキの言葉から、彼が本当は誰かに必要とされていたかっただけなのだと気付いた。自分が生きている理由がほしかったのだと。作者自身が語っているように、描き切れなかった部分もあるようだけど(ドリィの過去とか)、小説のように秀逸な構成でぐいぐい引き込まれた。緑川先生の魅力がつまった作品だと思います。
★★★★☆ 『さぁ・・わからないなぁ。大切すぎてわからない』 涙。涙。涙!!!途中から落ちは読めてたけど、やっぱりそうなっちゃうと悲しい!緑川先生の絵に慣れるのは少し時間がかかったけど、最後まで読み続けてよかった。
時折3巻だけでも読み返してしまう。そしてやっぱり大きな感情の波に飲み込まれてしまう。台詞、モノローグ、ミスリード、伏線、そういったものの巧みさは言わずもがな。巻末の各登場人物に対するコメントが尚一層ぐわぁぁんって心に迫ってくる。作品一寂しがり屋なルカがあえて選んだ選択により一層切なさがこみあげる。
みんな真っ直ぐすぎた……後悔を後悔のまま終わらせないでいるあたり、誠実すぎて泣けてきます。セツと陛下とルカ、キラとナギとヨダカ。過去から現在に、似通ってしまった3人同士。弱かったヨダカが悪いわけじゃないけど、結局ぜんぶを背負って消えたルカが寂しい。その側にカズナがいるってわかってても。だからこそ、セツ、そしてサキ。幸せになってほしいな。
陛下じゃないサキがまだ存在してて安心した。千と千尋みたいに、名前ごと全部とられちゃうんじゃないかとはらはらしたけど、セツがいるなら魔法なんかなくてもきっと全部取り戻せる。
完結。ストイックで誠実。普通女性剣士が主人公なら、屈強な戦士を颯爽と打ち倒す描写を描くものですが、ルカが単独で勝てるのは名無しのチンピラで、名のあるキャラには最後まで偶然が味方しないと勝てない。ルカが剣士として華々しい活躍を魅せるという安易なカタルシスには最後まで与しない。世界観にもストイックさは現れていて、魔法や伝説の武具なんて軟派なシロモンはお呼びでない。ルカたちが頼むはツレと勇気とはがねのつるぎ。ひたすら無骨で硬派で地味地道。大仰な奇跡は起こらない、ルカたちにとっての奇跡はただ出会えたことだけ(続く
再読。最終巻。なぜルカが姿を消したのか…本当の敵は誰なのか解明されていきます。ルカの起こした行動は、色んな人を巻き込み正しい事とは言えない気がするが、ルカしか居なかった、セツと陛下が独りじゃ無くなった事は良かった気がする。もっと色々知りたかったと思ってしまうのは、緑川さんが『ページを勝ちとれなかった』発言から、描ききれなかった部分があると推測。そのせいかな?と思います。でも、ちゃんと完結してるし、とても好きな作品です。
完結編。最初はふんふ~んと気楽に楽しんでたんですが、最終話に近づくにつれてアレ、え、ちょっとちょっと、な展開。あんだけ焦らしといて○○は死んじゃうんですか!××も××も死んでしまい、少女漫画とは思えぬ死亡率でエンド。何て思いきりの良さだで…
緋色の椅子 3巻の
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感想・レビュー:44件














ナイス!





























