大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)
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大奥 第5巻の感想・レビュー(1751)
子を持つと母は強くなるように、子を失うと弱くなる。松姫を失ったことで綱吉公の歯車が狂ってしまった。綱吉公は凄く人間臭い人。残酷で頭の切れる、けれどどこか憎めない無垢な美しい人です。有功の剃髪した老いた姿も変わらずに優しい所もすごく好きだなあと思いました。最後の最後に信こと後の吉宗公が登場しました。十歳にしてこの言葉は確かに大物です。六巻目はどうなるのか不思議です。
男女を入れ替えたうえで史実と上手く辻褄を合わせていく、さらに男女が入れ替わることによってより鮮やかになるエピソードもあり、よしながふみ凄いです。赤穂浪士の討ち入りも、またっく男って・・って感じの受け取り方になって面白い。「鯉つかみ」の後の褥での綱吉と右衛門佐のシーン、どこかでずっと自分を卑下してきた綱吉の悲哀が切なかった。
【再読】史実との兼ね合い云々、やはり何度読んでもよしながさんの「大奥」に引き込まれる。どのような経緯で大奥に入りどのような考えを持ってこの閉ざされた場所で生きていくのか。感情を押し込めただ人形のように振る舞う綱吉。治世が歪んだ場合のツケはどうなるのだろう?
すごく良かった、なんていうか作り込が深い。家綱の事が四巻では魔性の女的な怖さを感じたが五巻では悲哀を突き付けてくる。一人の女としてあまりに哀れだ。松姫が死にさえしなければすべて丸く収まったのに。有功様が老いてもなお美しく感じられたのが良かったが、更にベストなのは顔を出さずに表現することだったのではなかろうかと思う。漫画的に表現は難しいだろうが。美しい、という印象が強かった有功が老いたのにはお玉の老いなど比べようもないくらい強いインパクトを与えたから。それにしてもお信はあの時代からすごかったんだなー。
どんどん狂っていく幕府・大奥の姿をかいま見た。松姫さえ生きていてくれれば綱吉は狂わずに済んだだろうか。でもまさか色っぽい綱吉がとっくに閉経していたなんて。それではお世継ぎが出来る筈もない。父である桂晶院によって生類憐れみの礼も発布され、五代将軍綱吉が可哀想でならない。前巻で感じた綱吉の怖さとは違うものを感じた一冊。
右衛門、最初は有功に顔が似ている。キャラだったので好きではなかったけど、読んでいくうちにすごく好きになりました。よしながさん、上手いなぁ~
玉栄が昔やった事がこうして繋がってくるのかあと面白かった。綱吉も玉栄も幕府に縛られた人たちなんだなあと感じる。右衛門佐は思っていたよりもいいキャラしてるなあと思った。結構好きだ。
いよいよ、犬公方綱吉の時代のお話です 綱吉の時代は、悪名高い生類憐みの令とか、 赤穂浪士とかそんなのしか覚えていませんが、 意外に面白い時代ですね。
右衛門佐大躍進の回。綱吉の悲しみと苦しみもとっても伝わってくる5巻。ほんと、もしものことがあるからとはいえ、おのれの夜の営みを毎回聞かれるって嫌だなあ。ちゃんと松の廊下もあり。吉宗と綱吉のただ一度の出会い、よかったなあ。
こう見ると世継ぎを生す為に犠牲になってきた女将軍たちの物語にも思える。あんなに一本気で竹を割ったような性格だった玉栄が、桂昌院として年をとり、すっかり権力争いに取り憑かれ、綱吉が病に臥しても世継ぎのことしか考えていないのにはゾッとしました。そして伝説と呼ばれるまでになった有功、老いても美しい!
家光の時とは違い、綱吉は将軍として求められるのが女としては哀しさでしかない事、それによってゆるやかに壊れていく姿をゆっくりと描かれていると思う。そして周囲の欲望、陰謀が渦巻いていて、まさに大奥、将軍家という部分が全面に出ているような気がしました。
将軍が女性であることは、女として哀しく切ない生涯を送るということ。それをこの巻で淡々と描いている。綱吉の部分は欲望が渦巻いて、なかなかおもしろかった。
2009年10月刊。『メロディ』2009年2月号・4月号・6月号・8月号に掲載。江戸城大奥を舞台にした歴史改変SFマンガの第5巻です。将軍は五代綱吉。生類憐みの令や忠臣蔵の討ち入りも描かれます。巻末には後の八代将軍吉宗がまだ十歳で登場し、続きをすぐに読みたくなる物語の展開は前巻までと同様です。先月、第7巻が発売されたばかりなので、読んでいない残りが少なくなってきました。次の第6巻を早く読みたいけど、大事に取っておきたいような気もしてきます。
再読。右衛門佐の計算高いのには閉口してしまいますが、桂昌院が腹黒いエロ爺になってしまったのにも閉口です…。それよりもやっぱり隆光はすごいなぁ、この寺に行けばなんかお導きありそう。私もお言葉いただきたい(笑)
再読。童顔で全然歳が掴めていなかっただけに、綱吉の言葉は桂昌院じゃないけど衝撃的だった(笑)あーもうそういう歳だったのね!みたいな感じで。そして忠臣蔵に若かりし頃の吉宗登場。物語が激動過ぎて読む手が止まらない!
忠臣蔵だ〜。お芝居なんかだと一方的に吉良が悪者でなんか胡散臭かったんだよね。こっちの方がすっきりする。吉良ってもともとは評判よかったらしいし。歴女じゃないのでどっちが事実なのかわからないけど。綱吉が馬鹿っぽくないのは合ってるんだろうか。普段耳にするのと違ってると調べたくなるわね。と言いつつ調べないのだが(爆。
時代物は苦手でしたが、男女が逆転すると、とてもリアルに思えて不思議です。吉良は婆さんで赤穂浪士はそのまま男だったり、この辺りの設定も絶妙です。
悪い意味とかでは全然なくて、もう何という言葉がふさわしいのかわからなくなってきた・・(笑)お信ってもしかして?!最後数ページのあの展開はテンションあがったなぁ♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 05/09
松姫が死んでからの綱吉が哀れ。見た目は平然としているようだが、心はズタズタになってる。桂昌院の悲願が達成されなかったのは、若紫の呪いか。女・吉良への赤穂浪士の討ち入りは無骨すぎる。ラストにやっと吉宗が出るが、子供ながらにあっぱれなご気性。
再読です。前巻では綱吉の傍若無人さが目立っていたが今巻では父親が世を自分の我が物にする為,子を産むことが出来ない身体になっていても子を産むことを強いられた綱吉,とても悲しいですね,そして有功登場、玉栄の傍若無人な振舞いをたしなめるっていうわけでもないけどなんか有功には重みが有りますね,そして赤穂や生類憐れみ歴史上で起きた出来事がとても上手く表現されてました,そして吉宗登場、子供時代から大物ですねぇ…。次巻が楽しみです。
再読。前巻では綱吉恐ろしい女だと思ったが、彼女も可哀想な人だったんだな…有功と玉栄の再会、そして吉宗登場。既に大物の風格が…!それにしても、BL、百合に近親相姦まで何でも出てくるな!
世を統治するためと親の意地のために子を産めない体になっても子を産まなければならない綱吉の姿に悲しくなりました。女性にとってそれはとても辛くて悔しいことなのに・・・・。右衛門佐も勉学ができてもプライドにすがる家族を養うために種馬になることは何よりも屈辱だったことにそういったことは性別関係なく、屈辱的なことであることが一番、遣る瀬無かったです。そして皆に分け与えるために装飾品の全てを欲しがり、「器量の良くない男の方がよい」と時の将軍に宣言する吉宗はまさに天下人の器を持っていたのであろう。
若き吉宗登場。このとき既にただものでない感じです。それにしても心が強くないとやっていけないなと思った。
大奥 第5巻の
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感想・レビュー:431件












































