マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉 (ポプラ文庫ピュアフル)
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マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉を追加
マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉の感想・レビュー(187)
想像のつかない展開に毎回驚かされます。凄く面白いのですが、感想は何をかいていいかよくわからなくなるというか…。天野と紗鳥ちゃんが好きです。紗鳥ちゃんは自分と似てるなーって思いながら読んでました。
登場人物たちの恋愛メイン(まさに「混線状態」)でありながら、「溝」というか、「差異」も露になってきたという、なんという意地悪。そして、なんと予測不可能な展開!既刊でも、「マイナークラブハウス」的人間と、そうでない人間の違いははっきりとしていたけれど(遠野は、マイナークラブハウス的人間ではないんだろーな、やっぱり。しかし、いい医者になりそうではある)、「マイナークラブハウス」の仲間同士でも、溝がはっきり見え出した。滝と天野。天野とぴりか。痛々しくて切ない、人と人との遠さ。
巻を増す毎にシリアスな展開になってきているなあ。理事長のこれからを生きる子どもたちへの思いに胸を打たれたかと思えば、当の子どもたちは昔とは違う何かに飢えている。失うことが怖いから必死に縋ろうとするけれど、それがまた自分を追い詰める。ほんの一突きでパーンと弾ける風船みたいに危うい。それでも向き合って踏み出そうとする彼らに幸多からんことを!
読みやすく楽しみやすい。にも関わらず、感想を書くのはとても難しい。出来事としてはわりとわかりやすいラブコメだったり家庭の不和だったりするんだけど、底にある問題が複雑に根を張っており、どうなれば解決するのかわからない。むしろ安易な解決は求められてもいない。一巻を読んだ時はポップな群像物だと思ったのに(それでも棘はあったが)、ジャンル分けを拒むかのように物語はままならない方向へと進んでいく。結局最後はこう言うしかない。凄い本だ、と。
ポップな雰囲気を装っていますが登場人物たちの抱えるモノの重さが巻を増すごとに露わになっていって、色々と儘ならないなぁと感じてしまいます。でもこの時期に自分自身で真っ向から人と向き合っていかないと、その後の人生もなぁなぁになっちゃうんだよねー。辛い時に誰かがいることで支えられることはあっても、誰かが助けてくれるとは限らない、自分で乗り越えなきゃいけないってことを考えさせられました。乗り越えるのは各々だけど、それでも皆幸せになってと願わずにはいられない。何が幸せかは人それぞれだけど。4巻も早めに読みたい。
まさか一巻読んだ頃にはこんな展開になろうとは誰が…正に副題に相応しい“混戦状態”。しかし俄然面白くなってきて、図書館本だったんだけどここに来て買い揃えようか悩んでる。ゴーヘーにときめいてしまった自分がくやしい
様々な矛盾を抱えながらも日々をそれとなくやり過ごす者たち。その均衡が崩れた時、どう行動する?シリーズ第3弾!タイトルに「混戦状態」とつくだけあって、日頃目をそらしていた事実とイヤでも向き合わなければならなくなって、まさに混戦状態。おまけに恋の嵐も吹き荒れ始めて波乱含み。まだまだ嵐は続きそうです。次巻ではどんな展開になるのでしょうか?★★★★
わかりやすいくらいに混線している。誰を応援する気持ちにもなれないのは誰かが幸せになると誰かが泣くからだなあ。高杢君やら太賀君やら混線から一歩離れたキャラに癒される。
ますますシビアな展開に…。恋愛模様が本格的に混じりだして、どうなることやら。業平くん、それはちょっとひどいよ(苦笑)。滝ちゃんも沙鳥ちゃんも、切ない…。後、高杢君と太賀君が出てくると、なんだかほっとします(笑)。
ついに巫女としてのぴりかの役回りに焦点。しかも本人が自覚し受け入れてるというのがすさまじい。個々の性格が際立ってきました。晴一郎にもターニングポイントというか危機が!続きが気になります。早く読みたし。
マイナークラブハウスとは縁がなかった人物もだんだん彼らの仲間に?!バタバタしてるだけのようかな?と思うときもあるけど、よくわからないのだが読み続けてしまってます。
一番印象に残ったのはぴりかとゴーへーが「日本印度化計画」に興奮する場面。21世紀まで連綿と続く「サブカル者の生き難さ」を感じた。にしてもゴーへーはいいロックスターになると思いますよ。
タイトルは混線だけど、迷走、暴走? 前作までのわちゃわちゃした楽しさは影をひそめ、本来の木地作品の色が濃くなってきたように思う。元々個性派が集まったマイナークラブハウスの住人たちも、よりカオスな雰囲気が漂うようになり、そして次回作は「恋わずらい」ってまだまだこのカオスが続きそう。ちょっとしんどいかも。ぴりかには着ぐるみできゅうり泥棒を。天野はそんなぴりかを追いかけていて欲しい。物語は期待するテンションと違うベクトルへ進み始めたが、でも続きが気になる終わり方だった。
マイナークラブハウスの面々と、それらを取り巻く世界が少しずつ明らかになりながら、それぞれが抱えてる物語を描き出す。あらゆる人が、世界の中で自分を保つために何をなすべきかを知らなければならない。唯々諾々と、周りに流され、世界に迎合し、漫然と時間を消費するのか、もしくは、自立するか。 覚悟を決めなければ、ならない。
あれ、出てたの気づいてなかった ただのクラスメイトに殺意を抱かせるほどにぴりかの巫女性は明らかなのか… 晴一郎にしっかり踏み込んでいく高杢がとてもよかった っていうかおまけ! これがおまけ!?
人は多少なりとも迷って生きているし、だからこそ頑なになることもあるのだと思うのです。そんな頑なさと、若々しさの中の頑なさとのぶつかり合いを、集めて煮詰めたら、こんな形になるのかなと思いました。濃い中身でした。助けてあげたい気持ちになる。実際に目の前にあったとしても、助ける事なんて出来ないんだけれども。
エベレストより高く突き抜けて、マリアナ海溝より深く落ち込んでいく。間違っているのは自分か世の中か。己は人か獣か。どちらかではない、どちらも。全ては混沌としている。
天野くんはぴりかちゃんが好きなんだと思うんだけど、そうやって心を動かされるということに慣れていないから、周りの人が気をつけてあげないと、ぴりかちゃんを憎んでしまうかもしれないなぁ。好きという感情の動きがたぶんわからない人だからちゃんと正しい方向に導いてあげないと、ぴりかりゃん殺しちゃうかもなぁ。とか思いました。あのキュウリの件で殺意は確実に芽生えてると思う・・・。あと、沙鳥ちゃん、がんばれ。だんだんぴりかちゃんの過去がわかってくるにつれてまんまと彼女がいとおしくなってきました。
マイナークラブハウス3巻目。大好きで面白いのも分かっているけれど、心にぐさぐさと突き刺さるモノを恐れてしばらく放置してました(体調と要相談)。今読んでも「すごい」ですが、中学生時代に読んでいたらどう感じてどういう影響を受けたのだろう…と考えてしまいます(それほど変化はないかもしれないけれど)。
読み終えて呆然とするくらい、暗い。共感する部分も自分がこれくらいの年齢だった時を思い出して懐かしくなる部分もあるのに、耐え切れなくなりそうな重さと暗さ。そしてハイテンションなギャグが同居した不思議な作品です
まさに混線してます。うう、エーイチ兄さんがラブいわー。個人的なカート・コバーンのくだりが非常にウケました。そして業平はなんでそんなに手慣れてるんだ
タイトル通り、混線状態!! 1巻を読んだときは、ぴりかがここまで他者に影響を与えるキャラだとは思わずびっくり。青春小説だけど、爽やかとは真逆で痛々しい。でも気になる内容なのはどこか似てる部分があるのかなと。誰にでもオススメできる本ではないな~と。○
マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉の
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