オカメインコに雨坊主 (ポプラ文庫ピュアフル)
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オカメインコに雨坊主の感想・レビュー(44)
主人公が電車を間違いたまたまついた町。そこである女の子と出会い、主人公はその町に住むことに。7つの短編からなる、主人公と町に住む人々とのほのぼのとしながらも、どこか非日常的な感じがする読んでいて優しい気持ちになれる本。
乗る列車を間違えたことにより、行き着いた先にあった村。村での生活はのんびりと時間が流れている気がしました。小学生の女の子、チサノちゃんの話し方も面白かったです。不思議なお話もありましたが、登場している人々が皆さん優しくて、きっといい村なのだなぁと感じました。
やさしくて懐かしい気持ちになりました。主人公「ぼく」とチサノやノートンとの会話は、おかしくもあり深くもありました。
おーなり由子さんの表紙が可愛くてとても好きです。
なんてやさしい物語なんだろう。ストーリーも会話も、ただただ心地よく胸に染み入ってくる。季節はうつろい、心はうつろい、命もうつろう。けれどまた、巡ってくる。死でさえも、新たな生を伴って巡ってくる。「うつろうことの美しさに目をみはり、胸をしめつけられてしまう」、解説文も秀逸です。
今作は、どことなく民話風。相変わらず淡くふわふわと話は続くのだが、思い出し泣きのような感傷も味わえる。感涙ではなく。ムードで本を楽しむタイプの人にはお勧め。
芦原すなおさん初読み。105回直木賞受賞者ですって?何故もっと早く出会わなかったんだろうって思うほど、この本には感銘を受けました。ひょんな縁から、辺鄙な村に住んでしまった画家。居候したよろず家のやさしいおばあちゃんと大人びた孫娘と猫のミーコ、そしていくつかの事件と村に伝わる伝説。田舎の風景や四季の薫りに包まれ、生きることの意味をやさしく問いかけてくれる。そんなやさしく心温まる7編の連作集。まだ読んでいない方にはお薦め!本当は、続作を希望なのですが、芦原さんどうでしょう。
02/14:さつき
12/22:待つ子
11/15:さとう
07/26:蓮
06/21:さくらもち
05/27:eri
04/29:opera
04/03:gumiko
03/07:なみ
02/22:rumblefish
お伽噺のようでもありますが、かつて、どこにでもあった風景のような気もします。読み終えてみて、改めて「お-なり由子」氏の表紙のイメージがピッタリです。
01/10:textile
01/04:ごま(犬)
まるで悪意のない村での出来事は一見おとぎ話のようだが、情景描写がしっとりとした実在感を含んでいるので嘘臭くならない。自然と生命とのつながりを柔らかに描いた秀作。いろんなイラストレーターに挿画を描かせてみたい。
12/14:ばんび
久々の芦原さんの本! 生と死、自然と人間が共存、というよりも交じり合っているような場所で、すこしだけ奇妙な人たちが楽しく暮らしていて、それをちょっと覗かせて頂きました、というような雰囲気があった。楽しく読ませて頂いたが、芦原さんはもっとハイペースで本を書いて読者を楽しませて欲しい。
芦原さんの文章は、雑音がないんだな。 とても集中した空間を感じさせてくれる、独特の時間の流れ、それが心地良い。 あと、チサノの口調ったら・・・。 実際、解って言っているのか解らずに言っているのか、まぁ、実際言われたらへこむだろうけど・・・ w。 生きる事・・・ そして、そのとき。
12/09:gokigen-3
こましゃくれた口ぶりの小学生チサノや、夢見る哲学者のような英語教師ノートンなど、登場人物がユーモラス。チサノの家の猫ミーコや、ご近所のおたまさんの飼い犬だったシロ、梅雨時を教えてくれる雨坊主など、人ではないものたちの描写も愛嬌があって微笑ましい。夢と現が交錯するようなちょっぴり不思議なことも起こる。 梨木香歩さんの『家守綺譚』とどこか似た空気のある作品だ。一話一話ほのぼのと味わい深いが、最終話の数ページを読んだとき、生きていくことの理のようなものが優しく立ち上ってきたような、深い感動に包まれた。
11/26:kuri
まるで、暖かい昼さがりにうとうとしながら見た夢のような…現実なのか現実でないのか、ふと混乱するような夢…みたいな物語でした。
主人公は乗り間違えて降りたところでうっかり暮らし始めるのですが、その自由さがうそみたいで良いです。きっとそんなの、みんなやってみたいと思いながら果たせない。そうだからこそひかれてしまうのでしょう。書かれていないだけで、色々煩雑な手続きなどもしたのかもしれませんが。チサトがどんな女性に育ってゆくのか見てみたい気がします。続編が読みたいですが、気長に待ちましょう。
読んでいる間とってもおだやかな気分で、村の四季で変わる空気の匂いを感じていた。村に呼ばれる前の時をふっと考えると切ない気持ちになる。この穏やかな時間は幸福というよりはすぐやってくるその時までの静寂なのかもしれない。
◎以前図書館で単行本を借りて読んであまりにも気に入ってしまい、今回文庫を見つけて即購入。これからいつでもチサノやミーコに会えると思うと嬉しすぎる!
どこか『家守綺譚』(梨木香歩)を彷彿とさせる田舎の雰囲気がいい。やさしい幻想的なエピソードの数々。雨のような澄んだ空気感がページから伝わってくるようだ。
オカメインコに雨坊主の
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感想・レビュー:26件














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