きのうの神さま
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きのうの神さまの感想・レビュー(470)
そうか。そういうことか。ディアドクターを先に読まねばならなかったのですね。いまいちどうも入りきれなかった理由がわかりました。リサーチ不足(´;ω;`)ブワッ
映画『ディアドクター』のアナザーストーリー。全編を貫く優しさに癒されながらも深く仕事や人生を考えさせられるとてもいい映画だったと記憶している。ディアドクター作成途中で生まれたとはいえディアドクターとは違う話。けれど、仕事や人生や死に向き合う人たちの思いや、家族ならではの複雑な関係や、いろんな要素がぎゅぎゅっと詰まっていた。田舎の診療所の医師を美化するでもなく、田舎の閉塞感から抜け出そうとする少女をい卑下するでもなく、等身大のままに描いていて素晴らしかったと思う。どこか不安定で気持ち悪い感じすらも愛おしい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/11
「ディア・ドクター」を撮るためにした取材で、映画には描ききれなかった人たちを書いた小説とのこと。僻地医療の大変さとかよりも、人間模様がしっかり描かれていて、いい短編集でした。
映画のストーリーとは違う所収の「ディアドクターでしたが、映画と一体となっていると映画がよく分かりますからdvdも本も両方をおすすめします。映画みてからだと、どうしても笑福亭鶴瓶さんの顔を思い浮かべてしまいますが、映画のなかで鶴瓶さんが演じる主人公がお父さんに電話するシーンが思い出されました。その他の短編も全体として仕事と人生を考えさせられるものばかりです。医療がテーマですが、考えるのはそれだけではないですね。
映画原作も載った短編集。僻地医療の話が多かったけど、この人のかくお年よりはリアル。若いのに凄いと思う。人間をあまり美化してはいない感じ。ディア・ドクターは映画は知らないけど面白かったです。
この作家の文章好きだな。ひとつひとつの言葉が噛みしめるように大事に書かれている。原作と同じではないが、鶴瓶が演じた映画もこの小説の独特の匂いをうまく伝えていると思う。
映画「ディア・ドクター」の原作本のつもりで借りてきたら少し違っていた。主に僻地医療をテーマとした5つの短編集。短編とはいえひとつひとつの話がとっても深い。西川さん初読みでしたが、人の心の黒い部分とゆうか決してきれいごとだけでない裏の部分の描写がとても鋭い。映画もとても良いですが、この方の書く文章、雰囲気、世界観・・・かなり好みです。もっと早く読めば良かった。
「ゆれる」がよかったので期待していたのだが、この本は自分には合わなかったようだ。 心を揺さぶる何かだとか、明確な答えだとかを期待して読むと肩すかしをくらう。 主人公がどういう人物なのか、何がしたいのかわからないまま物語が進み終わる。映画を見ていればなにか感じるものがあるのかもしれないがこの本単独では無理。
僻地医療や医療にかかわる人々の様子を、小説の形で描く。医師・看護師の視点だけれど、人と人の物語になっている。どこか冷静で、気持ちの描き方が「ゆれる」や「ディア・ドクター」とつながっているように感じた。
小説と映画が大好きな友人に「小説の書ける映画監督さんがいるよ」と教えてもらった1冊。西川さんの作品は『ゆれる』に続き今作で2冊目です。“医療系”の短編小説で,どれも物語性にあふれてましたが,現実離れはしておらず,地に足がしっかりとついたストーリーでした。あとがきを読んで初めて,僻地医療について書こうとして書かれた物語群だと知りました。僻地医療の現実が,何も知らない私でもなじみやすい言葉や表現で描かれていました。骨子はリアルで,人の心の救い方が丁寧なファンタジー風味。ありえる救い。読んで良かったです。
映画は見ていませんが、この一冊で充分なドラマがあり、短編ながらここまでの世界観、景色がよく描けるなぁと、驚きます。とても好きな作品。内側で考えることが好きな人におすすめしたいです。
時間をかけて読みました。きっと早く読んでしまうと、ぼやんとするお話かもしれない。何かこう、どの話にも、心の奥のぼぅっとしたくすぶりが書かれていて、私はすごく好みでした。ゆれるも読んでみたいな。
この「ディア・ドクター」は未見ですが、西川さんの映画は何作か観て、人間の醜い部分を晒し出す、なんて怖い人なんだろう・・・と思った。その可愛らしいルックスと相まって、頭の中を覗いてみたい人だった。小説を読んだら少しは覗けるかな?と思ったけど、想像より普通だったかな。
映画「ディア・ドクター」の番外編的小説。 …とは、最後の章まで気付かなかった(笑) 過疎化の町の地域医療とテーマにいくつかの話を盛り込んでる。若干、詰め込み過ぎた感はあるけれど、最後の著者のコメントを読んで納得。 いい意味での人間らしさが表現できている。 お医者さまは神様じゃない!!
地方の村などの診療所のお医者さんをメインとした、短編集。等身大というか、人間らしい医師の裏側が淡々と描かれている感じ。ディアドクターは映画のあのひととイコールなんだろうか、イメージが微妙に一致するような、しないような。。。
西川さんの作品初読み。医療現場の息苦しさと難しさ。物語の端々に現れている。お医者様もピンキリの時代。でも、技術が進み不治の病も減ってきている中で患者が次に求めているのは医者の心なのかもしれない。映画で「ディア・ドクター」も人柄がにじみ出ていてよかったけど、原作は作者である西川さんの思いが詰っているような気がする。他にも西川さんの作品を読んでみたくなった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/26
「ゆれる」が直球勝負で、こっちは変化球で攻めてくる。じわじわとくる余韻。取り巻く人々の空気。兄弟の話が好き。ナイフで切りつけるのではなくて、目打ちでチクチク刺された。
それほど良かった~って気がしないのは期待しすぎたか(苦笑)独特の雰囲気は嫌いじゃないけどん?結局なんだったんだっていうような気にさせられる話もあって。でも文章から流れてくる情景は好きだねぇ。離島だったり、自分と家族だけの狭い世界だったり、その中での医療ってこんなものなのかもしれない。医者だって看護師だって患者だって一人の人間なんだよなぁとつくづく思う。
医療にかかわり合いのある人のことが描かれている短編集。妙になつかしい感じがする。でも、これは昔話ではない。医療ってひとくくりにされることが多いし、携わる人も医療人とひとくくりにされる昨今。でも、本当は、人と人とのお付き合い。そこに医学が介在しているだけ。そんな世界が描かれていると思う。価値判断はおいといて、その世界に浸らせてもらいました。
短編集、ディア・ドクターが、一番よかったかな。こまかなところは、読者の想像にまかせます というかんじで、独特の文章かな。医療と介護の話は重かった。考えなければいけない問題だけど。ノミの愛情は、ちょっと空恐ろしかった
映画『ディア・ドクター』がとても良かった。その監督の短編集で、目次には、ずばり『ディア・ドクター』もある。原作と思い込んで読み進めたが、どうもおかしい? 後で、帯に「映画に寄り添うアナザー・ストーリーズ」とあるのに気づいた。ああ、勘違い^^; だが、モチロン良い本であった。医療に関わるテーマを中心に、飾ったり、格好つけたりしない人々の姿が描かれていたから。
西川さんの映画は観たことないけど、小説はこれで2冊目です。本当に上手だなあと感心します。逆さまの木の写真の表紙と題名が何だかすごく意味深です。
「ディア・ドクター」は兄弟姉妹のいる人に是非読んでほしい 同名映画の原案だが映画とは独立した話 「ノミの愛情」は就活中の今、色々考えさせられる
5編の短編集。・・・う~ん、私はちょっと苦手かなぁ。著者の「ゆれる」はとても好きなんだけど、今回のはなんか違うなと感じました。短編だからかな。登場人物の感情とか、その物事の背景を描くのがすごくうまい方だと思うので、やっぱり長編作品で読みたい作家さんです。
短編集。映画はみてないけれども、ディアドクターがいちばんよかった。ディアドクターを読んでお父さんの言葉が、なんか染みた。
本来は映画監督である作者の映画作品をまったく見てなくて申しわけないのだけど、小説の「ゆれる」もこの「きのうの神さま」も、淡々とした語り口と人間への暖かい目線が素晴らしかった。映画も作れて小説も書けて、美人だなんて。うらまやしすぎる。
短編集であることも知らずに図書館から借りた。1編めでは物足りなさを感じたが、5編全体で生老病死を考えさせられるまとまった1冊になっている。熱くなり過ぎない文章が却って現実のつらさ、寂寥感を表現していると思う。
地域医療をテーマとした短編集。 何か、重い。テーマからして当たり前かもしれないですが。あと、テーマが被っているのか、同じ話の別の視点の話なのかよくわからない所がありました。 何より、私は短編にはちょっとした"毒"を求めるタイプなので、淡々とした筆致が若干物足りなかったです。
医師とその家族、看護師、患者との関わりを描いたお話。人物の心理描写が秀逸で、医療ものという感じはあまりしませんでした。医者だから特別な人間だというわけではなく、でも「特別であること」が期待される仕事なんだろうな、と思いました。
映画監督である著者が、「ディア・ドクター」を撮るにあたり、地域医療について行った取材をもとにした5編の短編集。どれも医者が主人公であったり、脇役であったりします。映画のストーリーとは別ですが、まだ見ていない映画の方も見てみたいと思いました。
ディア・ドクターがよかった。純粋に本はいいな、こういう心の機微というか感情は映像では表現しにくいだろう・・・と思ってふと、作者が映画監督であることに気づいた。しかも同名の映画が昨年公開されていたなんて。映画はストーリーが違うらしいが、西川美和の視線と表現に興味をもつ。
「1983年のほたる、ありの行列、ノミの愛情、ディア・ドクター、満月の代弁者」の全5話。様々なタイプの医師が登場しました。医師として患者から何を求められているのか。医師としての在り方が赴任先の病院によって随分違うんだなと感じました。一つ一つの情景がとても丁寧に描かれていて、映画も見てみたと思いました。「ディア・ドクター」の話で、医師をしている父親に対する兄の敬愛ぶりが何だか切なかったです。★★★★
映画を見る前にと思って手に取った。ここからどんな映像作品になるのだろう?という期待感。とても熱心な取材を基に構成されている作品ということは十分に分かったので、ぜひとも長編で読んでみたかった、というのが正直な感想です。
きのうの神さまの
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