エル・アレフ (平凡社ライブラリー)
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エル・アレフの感想・レビュー(62)
02/05:こんな本を読んだよ
02/05:群青太郎
ボルヘスに手をとられて、幻想的な物語を目撃する旅をしてきたような気がする。一つの物語が終わると、ボルヘスは微笑みながら私の目を見る。ボルヘスの視線を受け止めて、私が神妙にうなずき返すと、ボルヘスは次の物語へと私を誘う。読んでいる間、自分がどこにいるのか分からなくなり、永遠の時間を漂っていた。
12/28:keitakasugi
10/31:munazou
09/29:TaTaTaTataffer
09/27:n
09/04:セイ
17篇の作品を収める短篇集。作者の博識から生まれる奇想には驚かされる。ヨーロッパの作家が多いが、なかに古代ギリシアやイスラーム、ユダヤの古典もふんだんに引かれて、知識量の「端」がみえないことに不安を感じることがあった。ショーペンハウアーやチェスタートン、キプリングなどお気に入り作家の影響が、内容・文体双方の面で明らかな作品あり。「不死の人」、「アヴェロエスの探究」が気に入った。前者は入り組んだ語りの途上、「かつてホメロスだった男」に至る驚き。後者はヨーロッパの起源にあるイスラームの影響を想像裡に追う試み。
08/01:AF瀬戸内海
07/25:*
07/17:赤穂浩之
06/08:Nekono
05/25:きくちいいこ
05/08:ku-ya
04/21:acya77
04/14:dozeoff
03/30:aria6252
03/23:Narkissos2008
時折射すくめられるほど、面白かった。どうしてこんなことを思い付くのだろう?どうしてこんな風に独特な思惟を押し広げていけるのだろう…?と、畏怖にも近い気持ちを抱いてしまう話もあったが、それごと堪能した。表題作や「不死の人」、「神学者」、「アステリオーンの家」(短いけれど)、「ザーヒル」がとりわけ好き。じっくり再読したい。
02/28:girlfriend
鼓直氏は、「伝奇集」の解説でボルヘス短編の特質を「真偽の必ずしも明らかでない博識」と表現している。この「博識」の受諾が「ボルヘスの壁」のようで、鼓氏の「真偽の必ずしも明らかでない」という撞着語法は、その壁を如何に処理するかを暗示している点で絶妙だ。ボルヘスは対峙や平伏を求めず、向き合うか、寄り掛かるか、縋り付くもありだ。「必ずしも明らかでない知識」に背を向けない限り、ボルヘスは面白い。神話や夢幻と人間世界の往還、絶対死への挑戦と忽然の許容、円環的時間、撞着語法(オクシモロン)、ボルヘスの魅力は尽きない。
01/09:青りんご
いわゆる碩学さんは、こういう形で本が書けて、ちゃんと面白いのだからずるい。妬ましい。 特に気に入ったのは「神学者」と「不死の人」かなあ。次は『砂の城』を読もうっと。
11/30:ゆきめちゃん
無教養なのでちゃんと読みこなせた気がしない…ボルヘスの博識、想像力に圧倒された。全体を通じてのテーマみたいなものとして、William Blakeの詩、"To see a World in a Grain of Sand / And a Heaven in a wild Flower / Hold Infinity in the palm of your hand / And Eternity in an hour" が思い出されて、非常にこれに既視感を感じたり。あとは円環する時間、とか。要再読
11/08:南禅寺の小僧
短編集。 神学とか西洋の古典の知識に乏しいので非常に読みにくい話もあったが、全体として無限や円環がキーワードとなりそうな印象的な話が多かった。ベストを3つ挙げるなら「不死の人」、「エンマ・ツンツ」、「エル・アレフ」あたり。特に「エル・アレフ」は「砂の本」とか「バベルの図書館」みたいな魅力的な物が出てきて想像力を刺激された。 本全体の読みやすさとしては、『砂の本』より読みにくく、『伝奇集』より読みやすいという感じ。
07/19:uemtgraph
07/03:小池馨子
くはっ、こいつはすげーぜ。難しい難しいと言うのは、全部分かろうとするから。あきらめてしまえばどうってことない。知識の海に漂う感じは味わえる。
装幀が美しい。表紙は、ボルヘスが生まれた時のホロスコープ。気に入ったのは「死んだ男」「ドイツ鎮魂歌」。白水社の「不死の人」と収録がだぶっていることを知らずに手に取ったけれども、やはり難解。
読み始めてしばらくは、何が語られようとしているのか分からないという取っつきにくさはあるが、我慢して読み進めるうちに、ある時突然自分がとてつもない物語の真ん中にいることに気付く。最初何が起きているか分からないという点でチェスタトンを連想するが、物語の途中で一気に視界が開け明快になるチェスタトンに対して、ボルヘスは視界は不明瞭のままその先にある「なにか」に惹かれる、そんな感じ。
修辞が独特で非常に解り辛く、脚注が多すぎて物語に入り込めない。物理量は少ないのに背後に広がる世界が膨大過ぎて途方にくれました。巨大なリンク集を眺めているような。。。
11/04:fatbob
11/01:youtom
エル・アレフの
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感想・レビュー:16件















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