オリエンタリズム〈下〉 (平凡社ライブラリー)
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オリエンタリズム〈下〉の感想・レビュー(52)
オリエンタリズムとは何か。身近な例を挙げるとするなら、オリエンタリズムとは「他者」ではないか。 僕らは常識として、世間体として「他人の気持ちを考えよう」という言葉をよく目にする。でも、僕らは本当に他人の立場に立って相手の事を考えようとしているだろうか。自分にとって他人とは結局自分というフィルターを通した他人でしかないのであり、時としてそれは「相手から見た自分」というのを一切考慮せず、自分のプライドが許す範囲でしか他人を見ようとしない穿ったものであるかもしれない。 これもまた、オリエンタリズムの一つの形だ。
12/06:teakk
ようやく下巻読了。手強かった。表象することがともすれば対象をレイプする男根になりうるというのはここでいうオリエンタリズムという領域以外にも適用できそうだ。例えば都会によって表象される田舎だとか。それもサイードは真のオリエンタリズムを開示しようとしているのではなく、表象のされかたを問題にしているからだろうか。イデオロギー的現実がオリエンタリズム的問題、つまり捏造され、支配される概念を産み出すのなら、そうしたものを注意深く発見していきたい。
10/06:ぷりん
08/15:与吉
一般性へと規定され、その多様性が棄てられてしまう客体としての「東洋」を考え直すための問題提起。本論の後に続く「再考」や解説がわかりやすく、文章全体へのいい補完になった。解説で述べられているように、オリエンタリズムは、日本人論などとの関連性も含めて、ある意味で身近な問題としても捉えられる。学問において一般化は避けて通れないが、それゆえ極端な一般化に対しては常に批判の眼がむけられていく必要があるだろう。「客観的」というものが本当にあり得るものなのか考えさせられる。そこに何らかの個人的信念が介入してはいないか。
06/30:三頁(さんぺーじ)
06/18:ねここ
06/17:椿屋
06/12:Mr.Brown
05/23:ハル
04/30:いろろ
03/23:*
02/10:Siec
01/04:hce
10/20:wsmr
08/16:ossa_bot
08/10:くわすく
オリエンタリズムとは、オリエントが西洋より弱かったためにオリエントの上に押し付けられた、本質的に政治的な教義(ドクトリン)なのであり、もしオリエンタリズムを知ることに何ら以下の意味があるとすれば、それは、知識が誘惑に乗って堕落した姿を思い起こさせてくれる点にある。ここまで言い切れば激しい論争を生むのは間違いない。取り上げられ、こきおろされているのがオリエンタリズムの泰斗であれば尚更。思考と分析における新しい方法論を確立したのは事実。
04/07:y42sora
02/24:もへ子
01/10:NK
01/02:shiranui
11/29:caizim
10/23:もよこ
07/02:あーる
05/04:ペコ
03/29:しい
02/01:たてやん
再読。確かに本書については批判すべき点が多々あります。しかしながら、一度本書を読んでしまうと、以降はあらゆる言説にオリエンタリズムの影を認めてしまうようになるという、まさに世界の見方が変わる一冊。必読です。
11/10:you
10/13:cmizuna
06/08:テキィ
04/27:t-kano
オリエンタリズム〈下〉の
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感想・レビュー:12件














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