この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
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この世界の片隅に 上の感想・レビュー(455)
戦争の中にあっても営々と繰り返されるささやかな日常がある。真っ直ぐで純粋でまだあどけないすずの姿に心が洗われ、ホッとする。戦争が深まっていく中で主人公すずがどういう運命に翻弄されるのか、先を読み進むのが恐い。
子ども時代の話はファンタジーというか、少しふしぎ系。ここからどう展開するのか…と思ってたら、未来の旦那さんだったのか!時代背景のせいかほの暗さがあるんだけど、すずの性格のおかげで明るさを失わずに読めた。こういった日常がどこにでもあって、でも一瞬で焼けてしまったのか、と思うと嘆息。
上中下巻。戦時下の呉市に嫁いだすずちゃんの日常。良いのです。でもね、ほのぼのだけじゃないからね。 ドラマ化したので探してみたら図書館にあったとさ。
ほのぼのなオープニング。こういう若夫婦好きだな。私の出生地がまんま舞台なので「あ、知ってる!」とか「お婆ちゃんが言ってたな」みたいなところをちょこちょこ発見して嬉しい♪でも、このあとの広島の惨状を知っているのでちょっと切ない。
ドラマ放送前に再読。自分にとって思い入れある土地、広島、呉が出ている。この人の絵がすごく好きなんだけど、何かと厳しい時代。すずが元気に暮らしてくれればいいのだけれども。
ドラマを見る前におさらい。お涙頂戴な悲劇に仕立てず、ハゲとか楠公飯とか、笑える所もちゃんと残してくれただろうか。笑いも涙もあった、普通の暮らしとして、丁寧に作ってくれてるといいな。
戦時中の広島を舞台に、優しいタッチで家族のあったかい日常を描いた上巻。中、下巻のことを思うと、その優しい雰囲気がちょっと切ない。すずの健気で一生懸命な性格が、とても可愛くて微笑ましい。気になっていた本でしたが、ドラマ化すると言う事で手にとってみました。ドラマでこの雰囲気は再現できるとは思えませんが、この本を手に取る切欠になったのは非常にありがたいことでした。
これは面白い!こうのさんがしっかり資料を見て勉強したのが伝わる。戦中の人々の暮らしをほのぼのと描いていて、ただ殺伐としてただけの時代ではなかったんだなあと思える。
とっても良かった・・・戦前の市井に生きる人々の暮らし。生活、感情。それらがしみじみと描かれています。主人公すずさんのがんばりもかわいい。そして、迫り来る20年8月。如何に迎えることになるのでしょうか・・・
はだしのゲンが広島の直接の戦争の影響を描いたのに対し、この世界の片隅には間接的に描いた漫画。広島に生まれた自分にとっては、方言そのものでこの漫画がより身近なものに感じた。野村知沙の看護助手のナナちゃんとともに広島弁の漫画、最近多いと思うのは気のせいか。
連載初回を雑誌で読んだ記憶があったので、読み始めて「あれ?」と思ったのですが、最初の三篇(「冬の記憶」、「大潮の頃」、「波のうさぎ」)は 読切で、その後連載が始まったんですね(怪異譚風味に戸惑ったが、最期まで読んだ時にその仕掛けの衝撃に慄然とさせられる)。 「おおごとじゃ思えた頃が懐かしいわ」という言葉に、登場人物たちに待ち受けてる運命が透けて見えるとき、 彼らのおおらかな心持ちや表情の豊かさがいつまでも続いて欲しいと密やかに祈らずにはいられない。
戦時下の広島で、一日一日を微笑ましくも懸命に生きる女性・すずの物語。この巻では、嫁ぎ、新しい生活へと踏み出す様子が、ほのぼのとしたタッチで描かれるが、まだ戦争はひたひたとその足音を感じさせるだけ。事態の進展は生活にどんな変化がもたらし、そこですずは何を思うのか。何はともあれ、次巻を急いで読みたい。
上中下の上。戦時下の広島・呉での生活を綴っている。現在の(現代の)日本人からすればとても貧しい生活だけれど、そのなかで健気に生活を送る登場人物たちに気持ちが和む、そんな上巻。
整理:戦中の広島県の軍都呉を舞台にした家族ドラマ。主人公すずは広島から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし一日一日を確かに健気に生きていく…。『原爆』を舞台にするのではなく、『呉』で起きた出来事をモチーフにしているのではないかと考えている。『夕凪の街』程、心に訴えかけるものはないけれど、歴史に生きた人々の何気ない『日常』を少しずつ描いている。『夕凪の街』よりも『さんさん録』に近い、苛酷な環境に身を置きながら、ほのぼのとした彼らの生き様が描かれている。
この世界の片隅に 上の
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