ミツバチのキス 2 (アクションコミックス)
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ミツバチのキス 2巻の感想・レビュー(116)
タカちゃんの活きが良すぎるためか、主人公がまるで脇役のように感じる本巻。この本に出てくる女性の穢れなさと懐の広さ、対してエグイ男性のリアルさときたら。まぁ、自分の幸せは自分で決めるって事でしょうか。
相手の身体に触れるとすべてが見えてしまう主人公・慧が、周囲の人たちとの関わりの中で、少しずつ変わっていく様子が良い。どのキャラクターも良くも悪くも個性的で、よく描かれていると思う。今どきのマンガにありがちな、大げさすぎる描写が気になるけど、今後の展開が気になる作品。
サスペンス風味だった第1巻から、ヒューマンドラマへ移行したような第2巻。本当にそれでいいの!?と思うところがないでもないけど、まぁ人生って実はそういうものなのかもしれないし、ごにょごにょ……(口ごもる)。この巻は「タカちゃん」が完全に主人公を食ってるな。
遠藤の心理描写がグロ過ぎるー!怖い!でも、実はああいう齟齬って良くあることのような気がする。見えないからこそ、色々な方法で人はコミュニケーションするんだもんね。その過程をすっ飛ばさざるを得ない慧を描くことで、そういうことを表現しようとしてるのかなと思いました。マンガってすごい表現方法だ。
前巻とは打って変わって、比較的穏やかな内容。しかし、人の持つ弱さやグロテスクな部分を、ここまで描いてるのに、読後感が爽やかで良かった。遠藤くんのダメさは、リアルすぎて怖い・・・
駿河さんとか室田さんとか、おじさんたちがいい味出してます。ヒロインやタカちゃんは、つらい境遇や己の弱さを周囲に責任転嫁することなく明るく健気に生きていますが…その強さがあまりにも立派過ぎて共感しきれませんでした。遠藤に対してどうしてあんなに寛容になれるんだろう!?
一巻が非常にきれいな終わり方だったため、二巻があることに驚いた(笑 でも、恋愛・セックスがテーマとして出てきたことに感嘆。慧が襲われるシーンの描写は秀逸。情は苦しくて醜いもの。それを受け止めて愛することを選んだタカがかっこいい。切ないけど、それが二人にとってはよかったんじゃないかと、私はそう思った。逆に、全てを「感じすぎてしまう」慧は、誰かを愛することができるのかな。二巻もよかったです。
幸薄そうな主人公のたたずまいが、ページをめくったらバッドエンド・・・的な緊張感をもたらす。ぜひとも希望ある未来を見せて欲しい。続きが待ち遠しいような、できる限り遠ざかっていたいような。フクザツな気持ち。
逃亡した慧は、寮に住み込みで肉体労働に従事し始める。接触アレルギーなどといってなんとかうまく乗り切ったようにみえたが…。 慧が性的に暴行される場面に妙な臨場感があり、気色悪い。そして、タカちゃんがえらく切ない…。 「出来事の因果関係を あらかじめわかった上でこうした方がいい ああした方がいいなんて それって 友達なんですかね」
1巻と比べたら自分の力について、少しプラスに捉えるようになったようだ。1巻では、自分は被害者、との意識があったようだけれども。。。今後はどんな変化が?
筒井康隆の七瀬三部作がちらつく、既読感漂う設定。大げさに広げすぎた風呂敷。なによりも駿河の設定に、言いようのない違和感とご都合主義を感じてしまい(完璧な書類を作る?。でもあの振る舞いしぐさ、性格の緩さ加減がどうしても整合せず・・・)、これらが重なって、話は良いけど、己の感情はのめり込めなかった1巻ですが、2巻目になって、あれこれ詰め込みすぎから来る、無理無茶が取れて、物語本来の純度が高まり、俄然面白くなって目が離せませんでした。今後主人公の成長する過程を追うのが楽しみで仕方ないです。
1巻では辛口に書いたのですが、2巻はすごく良かったです。主人公の友人となる女性が自分の境遇、弱さを痛いほど見つめ続けている。そして自分の未来が困難なのに構わないと言います。絵の表現から口だけでは無く、それを受け入れて進んでいくという強い意思と主人公を包み込むやさしさを感じました。
タカちゃんの気持に途中ものすごく共感してしまって、タカちゃんほど優しくはないけど、自分とシンクロして見えた。これからどこに向かって主人公が歩いていくのか。続きがすごく気になります。
引き続き読んでますが。2巻は特殊能力の部分よりも人と人との友情メインのお話でそれはそれでだいぶ面白かったです。特殊能力を持った少女とそれに関わる国家権力等の話でありながら、その描写がほとんどなく、それでいて話として面白い。すごいなぁ。タカちゃんみたいな子が大好きです。
孤独な主人公と心優しき芸術家少女タカちゃんとの友情の巻。ただ…最初から最後まで、遠藤が本当に気持ち悪かった。実際いるし、ああいう根暗で思い込みの激しい勘違い男……。はっきりいって、タカちゃんが何故あんな男を受け入れる事が出来るのか、理解出来ない。いくらなんでも、もっとマシな男がいるだろう……
話のまとめ方が非常にうまい。1巻も2巻も単体で読めるぐらい完成されている。主人公が能力を全く使わないことで話に深みが増す。エスパー魔美の魔法を使わない回は傑作というのを思い出した。
特殊能力っていう、話を盛り上げるにもってこいな設定があるのにも関わらずそれを前面に出さず、あくまでも人と人の物語を描いてる、てのがすごいと思う。
優しさって何なのだろう。優しい人に限って見えなくてもいいものまで見えてしまって、背負わなくてもいいものまで背負ってしまう。繊細な孤独と深い愛情。それが嘘くさく見えないのが、この物語のすごいところだと思う。
ますます面白くなってきた。タカちゃんの未来は、慧がかかわったことで変わるんじゃないのかな。自分の運命を自分で切り拓けると知った時、彼女はもっと強くなるだろう。
「現実を全部受けとめてしまうと辛くて生きていけない そんな人間もおるんよ」。超能力だけが悲しみを背負わせるのではない。タカちゃんを見ていると、そう思う。慧もタカちゃんも、見えすぎてしまう、人を理解できすぎてしまうことで、何かを強いられ何かを犠牲にしていく。だからこそ境遇も環境も違えど、二人は共感し合う。不幸が予知できる女性と不幸を引き受ける女性、二人の心の邂逅はあまりにも痛く、哀しい。けれど、タカちゃんのその健気な表情の先に、見えてしまった未来ではない別の何かを、慧と共に信じたくなる。
ミツバチのキス 2巻の
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感想・レビュー:41件














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