ミツバチのキス 1 (アクションコミックス)
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ミツバチのキス 1巻の感想・レビュー(164)
他人の心が見えてしまっても口に出さなきゃいいのに、慧は純真過ぎる。他人の黒い部分を覗いてしまうと痛みが解かる分、消極的な人間になってしまうものなのか?
初めて読んだ作家さん。うーん、読後感をどう処理していいのかわからない。人の心や未来が読めてしまう話は多々読んできたけど、主人公の行動・性格がこんなにわかりづらいのは初めてです。
「出来事の意味は常に後からやってくる。意味ってのは起きてる時には判らないものなんだ」。混沌とした物語の中で、駿河さんの言葉が響きました。
駿河さんが、かっこよすぎでした。生きていてどうしようもないことがあること、他人と分かり合えないこと、良い人の中にすむ悪意、いろんなことが書いてありました。おもしろかったです。
なるほど、こんな話なのか。もっと活劇!ってなるのかと思いきや、意外に淡々と…しかし諸々逃さずやりますな。信頼の喪失から回復とか。あと、イメージの表現方法がユニーク。
よかった。主人公の透明さが美しい。超能力を持つが故の悲劇性、というテーマはすごく好み。盗聴・監視カメラなどの描写は結構えぐい。でも、彼女を「道具」ではなく「人間」として、自身の良心に従って助けることを選択した中年官僚によって物語は救われる。 むさいおっさんがカッコイイとか、最高じゃないですか!美女とおっさんの組み合わせは最強です。
他人の心が覗けたら、考えてることがわかったら、ってたぶん一度くらいは思ったことがあるハズ。なんとなく、自分にとって有利な能力だと思いがちだけど、いやおうなしに覗けてしまう他人の心、過去、そして未来は決して有益ではなくむしろ毒であるのか。。。痛い。
ジャケ買い大当たり例。/「知りたくないのに なんにも知りたくないのに」/彼女は悪くない。悪くないのに、苦しんで、傷付いて、閉ざしている。/慧ちゃんの声は、坂本真綾さんとかいいかもーとふと思う。駿河さんは、山寺さん…。ドラマCDやらないかな、アニメには絶対しなくていいから…
なんか今頃な気もするけど読んでみた。絵柄は五十嵐大介+夏子の酒の人。達者なんだけど野暮ったい。主人公より完璧な書類を書くという官僚のキャラがよい。
表紙と帯が印象的。・・・「見える」ことが残酷なんじゃなくて、自分だけが見えてしまう、事が残酷なんじゃないかなぁ。
彼女が、他者の意志と関係なく心を写しだしてしまう鏡なのだとしたら、そんなにも恐ろしいものはないと思う。まさに根源的な恐怖。もうひとりの自分であるドッペルゲンガーに出会った人間は、死んでしまうように。自分と対峙するのは、どうしようもなく恐い。心を読まれた人間の恐怖と、心を読めてしまう人間の哀切な恐怖、苦しさが、透明な悲しみとともに描かれていた。「黒以上に黒」な人の心を見つめ続けてきながらも生きようとする彼女の存在が、柔らかな希望の光のように思えた。
乗り換え駅の書店のポップによくつられる。そして外れがないのが悔しいところ。というわけでつい発作的に買ってしまった一冊。良くも悪くも宗教関係者も国家関係者も、そして普通の人もいわゆる普通の人として描かれているのが逆に怖い。一つ一つの言葉が妙に重くのしかかってくるのもまたいいなぁ、と。
主人公は、触れた相手の全てが分かってしまうという特殊能力を持ち、宗教団体や国会から狙われている……と、よくある設定なのだが、主人公の女の子の、人間味溢れる普通さがとても魅力的で、飄々とした中年オヤジ官僚の、何処か複雑な性格も面白い。サブカル臭溢れる絵柄もなかなか味があって良い。なにより、人物造形が素晴らしい。
最後がすごくきれいな締めだったので、二巻があるのはわかってるんだけど、どうやって続きにするのか、すごく気になった。絵がとても特徴的ですが、慣れます!セリフがすごくいい。「出来事の意味は常に後からやって来る」など、響く言葉が多いです。読み終わると、表紙に納得。読み応えはすごくあるので、二巻に期待です!
表紙の絵とあらすじに惹かれて読みました。ストーリーに細かく違和感を感じました。時代背景が少々今っぽくないのと、こういう場合にそういう風に言うかな?とか。画力は安定して見せ方もうまい、セリフも良い事を言ってるんですが、私にはグッと惹きつけるものがありませんでした。ちょっと期待し過ぎて厳しく読んでしまったかな~(笑)続き物なのでこれからに期待。
触れた人の過去から未来までもが分かってしまうサイコメトラーの孤独、苦痛を描いた力作。 1巻できれいにまとまっているので次巻以降が心配といえば心配。
打ちのめされた! 触れることで人の意識や記憶が読み取れるという設定は、『七瀬シリーズ』や『デッド・ゾーン』の昔からあるが、この著者は、既存の名作を単純になぞるだけの作業に陥らない。見えることで知らなくてもいいことまでわかってしまう、その残酷な能力により孤独を強いられる女性の悲哀を、とてもとても丁寧に描いている。しかも、この手の物語にはお約束の国家機関も登場するが、作者の興味はそこにはなく、機関に属する中年男の心情に寄り添っていく。人物造形もさることながら、名ゼリフ連発のネームにも圧倒される。傑作だ!
触れるだけで、その人の全てが分かってしまう少女と、その少女に関わる大人たち。「真黒が皮膚の内側に染み渡っていく感じ」という言葉の持つ孤独さと残酷さ。唯一の救いは、そんな状態の中でも彼女が「スレていない」ところ。あとは結構オッサンがいい味を出している。続きが楽しみ。
ミツバチのキス 1巻の
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感想・レビュー:56件














ナイス!



































