犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)
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犯人に告ぐ 下の感想・レビュー(1018)
児童連続殺人に挑む刑事の物語です。地上波を使って犯人を挑発するというのは、ちょっとクドい所もありましたが、なかなか斬新だと思いました。また、サイドストーリーもバランス良く織り交ぜられている点も高評価でした。
再読つづき。前回読んだ記憶が読み進めながら、思い出された。情報漏洩していた上司をはめるところが、スカッとしました。最後のワシの事件を詫びる巻島の男泣きの描写に胸が熱くなった。映画をみてみたくなった。雫井作品は何度読んでも面白い。
2004年週刊文春ミステリーベストテン第1位、週刊現代最高に面白い本第1位、第7回大藪春彦賞受賞作、映画化されてる。捜査が軸でメディアとの絡み 捜査してる人間たちのやりとり 家族の絆。映画になった理由もわかる
犯人との駆け引きや内部の軋轢、焦燥感といった描写がとても良く描かれていました。巻島が上司に楯突くところは格好良く、また心の内を語る姿は痛々しい。犯人を追い詰める強い執念に惹き込まれました。犯人逮捕後のエピソードで今まで熱せられてきた想いが開放され、思わず泣いてしまいました。
面白かった。先が気になりぐいぐい読ませるのは流石。インパクトは薄いかもしれないが、単純な捕り物ではない、人間としての感情を中心に追う事件の流れが読んでいて引き込まれる。犯人の理由などが薄いのが残念。
主人公巻島のキャラ設定が、先ず良かったです。、過去の失敗の体験が、凄く生きていて、話がより深く表現出来ていると思いました。誘拐犯とのテレビでの公開捜査という発想も面白い思いました。主人公の呼びかけで、犯人から手紙が届くのは、臨場感があります。警察の中でも所轄の問題等色々と一悶着ありますが、そこも良く展開が考えられていました。ラストの解決は、あっと言う間で、もう少し引っ張っても良いかな~と思える程でした。結構、近所の地名が出て来て、尚更、面白かったで~す!寡黙で渋い刑事が主人公の本をお探しの方にお薦めです
後半はやっぱりいいですね、スリリングで本当にいいですね、誘拐犯を取り逃がした主人公の緊迫したシーンが本当に緊迫した感じがなんとも言えないですね、とても読んでいて面白かったです、ページをめくる手が止まりませんでした。
展開がスリリングで,特に後半はドキドキしました。読後の後味が良くてモヤモヤが残らない。主人公が背負ってきたものに主人公自身がケリをつけた部分は,その光景や心情が自然と想像でき涙が‥(;_;)
それと,ちょいちょい登場する小川かつお君という刑事のシーンが緊迫した物語を和ませてくれるというか,つい笑ってしまった!面白かったです。
展開は分かっていたけど、面白かったな。巻島のキャラクターがとてもいい。大失敗を経験した彼が、その反省をもとに、またその傷を抱えながら「自分の事件です」と言い切り、解決に邁進していく姿がとてもかっこよかったです。ラストは出来すぎな気がするけど、これまでの彼の姿を見ていたら、素直にさわやかな気分になれました。
下巻は怒涛の展開が面白くって、あっという間に読めた☆巻島さんカッチョイイしwwwラストもめっちゃ良かったけど、「あれっ!?もぅ終わり(‘o‘)!?」って感じであっけなかったかも〜…(笑)
読後感は普通。きもすぎた植草がちゃんと嵌められてたのですっきりした。もう少し劇場捜査でバットマンと巻島のやりとりをみたかったかな。巻島の勝利宣言は本当にかっこよかった。良作。
基本的に犯人の手掛かりは呼びかけに対する手紙のみ。全く見えない犯人像にどう結末を結びつけるのかと思っていたが、最後は意外にあっけなかったかな。しかしストーリーには十分に引き込まれるし、下巻はあっという間に読み終わった。非常に面白かった。
情報を秘匿するか公開するか、という戦略で話が進むのが面白かった。これまでの警察vs犯人のサスペンスとは違って、両者ともにテレビを通して対決。という構図は新鮮だったように思う。情報の扱いに対しても、ブラフや漏洩、視聴率を気にしたり、マスコミとの対決があったりと一筋縄では物語が解決せず、飽きさせないポイントが随所にちりばめられていてよかった。
巻島さん格好よかった。津田長と本田のサポートがあり、本部長と植草の妨害があり面白かった。映像化できそうだと思ったけど既に映画化されているんですね。
植草め…、とイライラし、津田長の言葉にジンとして、ラストはあぁ良かった、とスッキリ。見せ場の犯人逮捕がちょっとあっけなかったのが物足りなかったけど、事件だけじゃなくて人の内面を重視して描いてるので、それはそれで満足。
上巻を読むのに苦戦したけど、下巻はすんなりと読めた。しかし、上巻に引き続き"ワシ"事件解決してないし、上巻であんなにひっぱった意味ってあるの?でも、植草の気持ち悪いとことかどうすんだ?って気になって読み進めたかも。バッドマンもあっさりと逮捕されちゃってここまでひっぱってきてこんなにあっさり?と苦笑もんですけど。「叩きすぎちゃいかんのです。叩けば誰だって痛いんだ」って言葉にはぐっときた。痛みを知らない人に知って欲しい言葉だね。
津田長や小川刑事をメインにしたスピンオフ書いてくれないかな。そのくらいサブキャラが魅力的で素敵でした。この本に出てくる彼らの言葉の端々に心が揺れました。最後の「私も背負ってますから…」という巻島さんの言葉は重いですね。全てのわだかまりを解くことはできないけど、巻島さんも被害者遺族も、少しでも肩が軽くなればいいと思います。これは巻島さんの、劇場型捜査を通した償いの物語という気がします。対マスコミ、対内部との争いもスピーディーで楽しめました。
面白かった!!人物が特によかったです。植草にはほんとイライラさせられて、こいつもっと懲らしめてやれよとか思いながら、津田長の人柄や、まっすぐな本田、それぞれの魅力にあふれていました。被害者と加害者、「ワシ」と「バッドマン」、最後はどうなるかと楽しみに読めました。
一気読みしてしまった!終盤の展開は議論の分かれるところでしょう。用意した落とし穴に、どうやってはめるのかを舌なめずりするように待つってゾクゾクしますね。人前で決してキレてはいけなくて、根負けせずだまし続ける忍耐力。すごいなぁ。
コレ…どうやって解決するんだろう?残りのページ数が少なくなるにつれ、巻島ガンバレ…とドキドキ。植草は更にとんでもない事ばかりして、読んでいてイラっ。チョンボ小川が最後の最後に汚名返上の大当たり![偽のワシ]の正体には悲しかった。
「劇場型捜査」このフレーズを裏表紙で目にした瞬間から、この小説が気になってしょうがなかった。でも現実には有り得ないだろうし、空想のエンターテイメント小説として読もうと思っていました。しかし、空想だけの世界では無かったです。独創的な構想、さらには緻密さもあり、文体からは緊張感がひしひしと伝わってきました。内なる敵とも戦いながら、背水の陣で臨む主人公の、犯人を追い詰めていくラストは圧巻です。
巻島警視の風貌が、トヨエツの風貌と見事に重なって、それだけでニヤニヤしながら読み進められた。見た目だけでなく、どこか超然とした部分と人間臭い部分を絶妙なバランスで持ち合わせており、非常に魅力的な主人公である。その巻島警視のキャラにハマれるかどうかで好き嫌いが別れる作品だとおもう。ただ、津田長や本田警視や小川刑事など、巻島警視以外の登場人物も非常に魅力的なので、ぜひご一読を。
飛び抜けて優秀というわけでもない巻島がどうやって犯人を追い詰めていくのかが気になりすぎて一気読み。面白かったけど、〔ワシ〕にしろ〔バッドマン〕にしろ終わり方はちょっとあっけなかったかな。まあ〔ワシ〕は未確定といえば未確定だが、いきなり有賀と出てきて何か読み落としたのかと思った。それストーカー行為だろ情報漏洩だろと植草につっこまずにはいられない。小説なので脚色されているのかもしれないが視聴率がすべてというマスコミはなんだかなぁという感じ。
「火の粉」から飛んできたけど・・面白いけど火の粉ほどじゃなかったな~。テンポはすごくいいんだけど。植草の話がちょっと長かったかな。あれだけ引っ張るなら未央子に「役立たず!」とののしられるところまで書いてくれたら良かったのに。あと犯人のキャラ、もうちょっと描写してほしかった。
劇場型犯罪に対抗する劇場型捜査。憎まれ役を全て買い、内なる敵とも静かに戦いながら、着実に犯人へ近づいていく。失ったものは戻らない。でも今を歩きださなくてはならない。結局、人を繋ぐのは心だ。壁を取り払う勇気を持てば心は通じるのだと感じた。
犯人に告ぐ 下の
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