殺人症候群 (双葉文庫)
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殺人症候群の感想・レビュー(311)
三部作全部読み終えました。最後のこの本はテーマが重く、貫井先生らしさが一番出ていたと思います。結末はいつも救われなくてスッキリしないのですが、最初からスリリングな展開でイッキに読ませ、最後はいくつもの話が1つの話に集約されていく、そういう意味ではスッキリ。これでシリーズ最後は寂しい。4人のその後が知りたいです。
三部作だなんて知らなかった…最初にこの作品を読んでしまいました…この作品は独立しているらしいので、違和感はなかったですけどやっぱり順番通りに読みたかったです。でもやっぱりおもしろい! 鏑木=渉と気づいたところで声あげて驚いてしまいました!おもしろかったー
症候群シリーズ完結。ということで、ゆっくりちまちまと読みすすめた。臓器移植、少年犯罪、復讐というテーマだが、特に臓器移植について考えさせられた。今までは人が死ぬのを待っているみたいで嫌悪感を抱いていた。もし和子のように身内が臓器移植で助かるのなら、自分も人の死を望むかもしれない。倉持の過去を知ることになるが、まさかあんな大きな心の傷を負っているとは思わなかった。最後の最後まで環のことがよく分からなかった。症候群シリーズの中でいちばん好き。
症候群シリーズの最終章。うぅ…響子と渉、泣けちゃった。グロ描写あり。かなり読みごたえあった。やはりこの手はハッピーエンドは難しいのだろうか。胸にもやもやが残る。正義とは言えないのだろうが、自分が加害者遺族ならば、きっと同じ気持ちになると思う。
非常に重いテーマを扱った本。家族を殺された遺族が、少年法や心身喪失などの理由で罪に問われなかった犯人へ復讐を行う...復讐は悪か?ある登場人物が信じてるような「正義」ではないことは明らかだけど...なんともやりきれない。ページ数はかなり多いが、それでも一気に読んでしまうほどの魅力を持った本だった。叙述トリック的なものも使われていて、テーマだけではなく、構成力も素晴らしい。 ただ、シリーズものの最終作だとは知らずに読んでしまったことが残念。前の2作を読んでから本作を読んでいれば、また違う感想を抱いたと思う。
叙述トリックがメインで比較的キャラクターが薄く描かれがちな貫井作品の中で異質な(他にもあるかも)症候群シリーズの最終巻。他二作のどことない軽さはなく、700ページという相当な分量ながら最後まで飽きずに読めた。個人的にとても映画化してほしいミステリー。
もうこれは、読んだのは3回目くらいじゃないのかな? 6年の時に読んで、中1、今年、で3回目。毎年読んでるけど、何回読んでもすごい。新しく気がつくことが出てくる。さすがに3回目だから、今年はしばらく少し醒めて読んでた気がするんだけど、それでも後半からはやっぱりのめり込むみたいに読んでた。ほんとにすごいと思う。 前の、「失踪症候群」と「誘拐症候群」を先に読んでたほうが、シリーズキャラの事とかがわかっていいけど、でも、正直、その二つはそれほど・・・な感じなので、いきなりこれを読んだほうがいいような気もしちゃう。
殺人が悪いに決まっている。それでも正義の心と闘いながらも、抑えきれない被害者の怨念。作者は被害者の葛藤を実に見事に掴み、表現している。どういう取材をしたのだろうか。 ところで、復讐は悪か?復讐は復讐を呼ぶ。それでも、法に触れなければOKか?たとえ正義の殺人であろうと殺人者には尋常な死は待っていない。殺人でない合法的な復讐にもそれと同じくらいの覚悟がいるはずだ。 では、犯罪を犯した人間にせめて悔恨の情を持たせたい、二度と同じ過ちを犯しててほしくない、と思うのが被害者心理であろう。法が、社会のシステムが、その
症候群シリーズ3作目。これで完結か。最近少年法絡みの話によくあたる。臓器移植目当ての殺人もこういう形で絡ませるとは流石だ。復讐による殺人がアリかナシか、被害者の立場からしたらそうでもしなければ救われないって思うけど、どんな理由でも殺人は殺人。やりきれないなぁ。加害者を守り過ぎるような法律はやっぱり変えてもらいたいね。
症候群シリーズこれで完結かと思うと続き欲しい!とどーしても思っちゃいます。 環さんの内面とか特に気になります。 前2作までは貫井流時代劇ちっくな雰囲気が微かにあったものの今回は重いです。 3部作のこちらから読み始めるのも有りかも知れません。 1作目から活躍していた少し粗野でそれでいて何処か憎めない倉持さんを絡めたストーリー。読んで行く毎に端から順番にピースが収まり形はここだけど、ここには入れたくない・・・みたいな、そんな感情が読み進める毎に。・゚・(*ノД`*)・゚・。
かなり重いテーマでしたが一気読み。復讐殺人も結局は殺人なんだ。でも自分の子供が殺されたら あたしは必ず相手の命も奪いに行くけどね。 環が嫌いになったシリーズ最終作でした。
前半の色々な視点が一つの話に収束していくのが良い、作中のギミックには後半に明かされるまで全く気付けなかった、たまたま手に取ったので三部作最終巻と知ったのは読破後 前二作を読んだ後読み返したい
シリーズ最終作に来て、一番切なくて一番救いがなくて、一番読みごたえがあった。ただ哀しい。でも本当に色々考えさせられるテーマ。前2作とは比べ物にならない読後感。
症候群シリーズ最終作。 殺人に関わる者たちの思考とたどった道筋がただただ悲しい。 ロジカルな思考のキャラクターは数多く、また好みの造形なのだが、環にはさすがに不気味さを感じざるを得なかった。 考えさせられる作品ではあるが、オススメはしないかも。
ただ、ただ寂しい。結局、満たされず、渇いたままなのが悲しい。いざ、自分がそうなったら、どうするか?正直今の答えを貫く自信はない。
最後涙しました!報復を認めたら秩序が乱れる、それは解る。だから、報復をしたくなるような現在の法を変えなくちゃいけないんだと思った。この世の中、いつ自分が被害者側になってもおかしくないもの。
症候群シリーズ物足りなさを感じてたが最後でお釣りあるほど最高。ページ数もさることながら物語の重厚さに圧倒。殺人がテーマになり、いかにもな貫井作品に。復讐のための職業殺人者。息子のための殺人者。二人の殺人者にそのまわりの人々。それぞれにいろんな想いが巡る。是か非か。そして交錯する物語。分厚さにめげそうになり、殺人の凄惨さに悲しくなり、多くに人の死が痛ましい。されどまちがいなく傑作。さらなる続編として環編を書いてほしい。職業殺人者が必殺仕事人だなぁ。復讐は新たな復讐を呼ぶ・・・。
やっと読了。ミステリ好きにはオススメです。途中から倉持の行動に「やめてやめて」と思いながら、結末でテンションだだ下がり。。。ハッピーエンドが好きな私だからかもだけど、ただ寂しい(ノ_・。)「人を殺すこと」がテーマでしたが、三部作を通して一番考えさせられた作品でした。
これはすごい!前2作よりも全然すごいではないか!前2作よりは全然分厚かったのですが、あっという間に読み終えました。暴力の描写がリアル過ぎて、読んでいて気分が悪くなるほどでした。未成年犯罪について、復讐について、臓器移植について、色んなテーマがてんこ盛りでした。叙述もあって、完全に騙されました。筆者が「持っているものを全てを出した」と仰っているのも納得です。手に汗握る展開、圧倒的なリーダビリティ。読み終わったときの後味の悪さは貫井氏らしいです。響子さんと渉の悲しい最期に涙しました。
あいかわらず読みやすい貫井徳郎さんの本。モデルの杏ちゃんオススメ!というタグがついてた。
オチ的なとこの意外性はあんまり感じられなかったけど、犯罪被害者心理の描写がとてもうまく惹きつけられた。
あと、カバーはサンアドの葛西薫さん。いいデザイン。
3部作の締め括り。分厚い文庫も通勤3日くらいで読破できました(^_^)v
環の素性がもうちょっとわかればなぁ…と思ったけど、倉持の過去にはびっくり。なるほど。
つ、ついに殺人症候群を読み終えました。倉持さんは、こんな過去があるんだと驚きました。暴力が多くて、気持ちが悪かったです。でも、続きを気になると思って、読み止まらなかったです。後半は、あまり気味が悪くて、恐ろしかったです。「復讐…被害者…加害者…殺人」と考えても、正しいのかは、わからなくなります。刺激が強い小説だったので、読んで良かったかな?と思いました。最後は、続きが気になるので、あまりスッキリしないかもしれません。
【ネタバレ注意!】貫井さんのいつもの作品のように長いのだけれど、それを感じさせることなく読めた。内容は重いが面白かった。「復讐は可か?」みたいなテーマだと思う、なかなか答えづらいのは承知だが、筆者なりの回答がないのは残念。非常に難しいけど。 思い返すと、警察内部に法で裁けぬ悪人を退治する秘密組織があるとか、托鉢僧がその組織にいるとか、警官、実は復讐請負人(殺人)でしたとか、看護婦、実は新鮮な心臓を狙う殺し屋でしたとか、ブッ飛んだ設定なんだけど妙にリアル。と感心した。
このシリーズ一の疾走感のあるストーリー展開で本の分厚さを物ともせずに読み終えました。 でも 報いだとはいえ人が死にすぎ。 最後の結末も暈されてるし、なんとなく欲求不満が募ります。 シリーズ完結だけど、後日談を書いてほしいな。
9 すごい。本は分厚いけどスラスラ読めました。倉持…なんだかチーム解散が切なすぎました。いつかまたこの4人とあいたいです。
最初から最後まで読みごたえのある量・中身も重量級の本です。渉と響子は「白夜行」「幻夜」の主人公に通じるものがありました。前半は緊張感があったのですが、後半はやや強引な展開だったことが残念です。
これは大作。今回は、職業殺人者を仕事人が追うという、なんとも皮肉な設定、前の2作にあるどことなく軽い雰囲気はなく、全編にわたってハード。貫井さんの特徴のでた読み応えのある作品
「倉持―――!!!」(泣)な、症候群3部作の最終巻。
『失踪』『誘拐』の前2作も決して明るい話ではなかったけれど、まだ某必殺シリーズ(笑)のようなスカッと感があった…と思います。
今回は「正義の為の殺人の是非」という重いテーマで、被害者や関係者の立場を考えると、殺人は悪だと分かっていても複雑でした。
読むのが辛い因果応報な場面も多々ありますが、煽り文句通りに700ページをノンストップで、一読の価値ありの大作!!
ただ読後感は悪いというか、とても寂しいです(泣)
凄い三部作でした。 余り貫井徳郎が有名でないのが不思議です…
とにかく三部作を通して凄く面白かったにつきます
他の作品も読みあさりたいと思います
前に読んだ作品よりはずっと面白い。文章が読み易いのでどんどん読み進めることができたけど、読み進めるのは苦しくもあった。こういう話を読むと善悪は立場によって変わってしまう揺らぎやすいものだと思う。それでも、殺人は殺人だと容赦のない描写にそう突き付けられた気がした。
4つの物語が巧に交差する。お話の構成や掴みは本当に鋭くて確かに止められないんだけれど・・・。苦しかった。読んでいてどんどんつらくなった。現代に持ってきた必殺シリーズ、と大雑把に捉えたけれど内容は厳しい。貫井さんは「殺人」に対してする側にも追う側にも非情に厳しい人だと感じる。「慟哭」でも感じた・・・それが命を奪うということだろう。
症候群シリーズの三作目で700ページを越える長篇であったが、長さを感じさせない一冊だった。臓器移植を待つ我が子の為に人を殺している母と法では裁かれない犯罪者を裁いている職業殺人者、そしてそれを追う刑事と環グループが絶妙にリンクしていくストーリーに圧巻。三部作中のベスト作品。
殺人症候群の
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感想・レビュー:80件














ナイス!
































