晩鐘〈下〉 (双葉文庫)
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晩鐘〈下〉の感想・レビュー(186)
なにも知らされずにただ不遇な人生を歩んでいる主人公大輔が切なくそして哀しく思えた。そのせいで性格まで歪んでしまっている。小学生なのに性欲もあり過ぎ!! 叔母と思っていたのが実母!、実父は殺人者!ということを知り、自分の人生を受け入れられなくなった大輔の結末。 真裕子はやなヤツになってきたなぁと思ったが、建部さんと一緒になって元に戻ってくれそうなので安心した。 重く…長い…超大作でした。
01/24:ゆっけ
01/17:こと
12/29:guu
『風紋』の続編。被害者の娘・真裕子と、加害者の息子・大輔を中心にストーリーが展開する。ひとりぼっちになる恐怖から、母と同じ道をたどるように元彼へのストーカーや不倫をする真裕子。そんな彼女を支えようとする記者・建部。すれ違いからばらばらになっていく真裕子の家族。そして、建部の家族への言葉…真裕子と建部とのやり取りが力強くて、胸を動かされる。被害者・加害者ともに親が子供に影を落とす様子が描かれているわけだが…その帰結に胸を痛められた。
11/20:みにぶ
…暗っ!まさか、後日談でこう落とすとは思っておりませんでした。しかも前作の加害者家族側を…。警鐘になるのか、悪影響が出るか、どちらにせよ、インパクトというか破壊力抜群で読後のショックも大きかったです。大輔、結構神経細かったんだな。一方絵里は最後までキャラが掴めなかったな…。…場面転換が急なのはもうこの人の書き方なのだなとあきらめてましたが、時折、語り部の転換で混乱が。人称が入り乱れるというか、『え?誰視点?』という箇所で少しページを戻ったり。あと相変わらず淡々と時間が進むとこも戸惑ったかも。→
11/03:hana
10/28:さいちゃん
10/25:k24
10/20:なおみ
10/15:ようこ
10/15:ようこ
10/14:GORIO13
10/14:SeaZoo
10/08:まめ
時間の止まった遺族が人との触れ合いで再生してゆくのに対し、事件に責任の無い犯罪者の子供が周囲の大人によって傷つけられ破滅に向かう、なんとも対照的で辛かった。 確かに大輔には犯罪者としての「血」を感じたが、彼には科せられた呪縛から救われて欲しかった。あんな環境じゃ無かったら、側にいたのが彼女じゃ無かったら、あの記事が無かったらと何度思ったことか。 悲しみと憎しみの連鎖は止まることがないのでしょうか? 「風紋」「晩鐘」は間違いなく傑作だと思います。
10/02:水さん
10/01:りえこ
傑作『風紋』と同様に、ものすごい読み応え、著者の気迫が伝わってくる小説ではあるのですが、小学生が被害者であり、加害者である性犯罪、殺人を犯した男の息子が生まれながらの殺人者のような性欲と思考回路を持つ少年という救われなさ、誰も殺人を犯していなかったはずの家に集中的に襲ってくる不幸、と最後まで救われなさ過ぎる話が多すぎて、ここまで書いてもらわなくても、被害者家族も加害者家族も大変なのはわかるよ、と言いたくなりました。 結局のところ、私が幼稚なのかもしれませんが、小児を対象としたセックスの描写は許せません。
09/28:ユカリ
大輔は絵里に殺意がなかったこと、親の罪を知り、自分の今までの犯罪とは言えない罪(?)をそれなりに反省していたことは、少し安堵した。この本は私のこれからの日常にいつまでも離れないと思う。
09/21:すかる
★★★★★ 長い話を作者も非常に丁寧に描いていて、ものすごい読み応えだった。心に負った傷は、人とふれあっていくことでしかいい方向にはいかないものなのだと思った。義弟の俊平君がいい子で嬉しくなる存在だった。
真裕子と義理の弟とのやりとりにほのぼの。母親が置手紙をして行ったことで、「お母さんは私のことを考えていてくれた」思うシーンでは涙が出ました。良かったね。幸せになってほしい、と思いました。しかし、大輔の方の話の救いのなさ・・・。途中、まだ小学生の彼が従妹や同級生を犯すシーンは嫌悪感でいっぱいでした。そして、絶望的な終わり方でした。笹塚家があまりに不幸すぎて、読んでいて辛かったです。
最後まで重たい話でした。被害者家族に何とか明るい未来が見えたのが救いでしたけど、加害者家族は辛すぎます・・。一つの事件が起こす波紋の大きさ強さがよくわかる作品でした。
08/08:ガチャ
08/04:すぎとまこ
07/18:しょこりん
07/18:turbo
07/13:ころ
07/10:QP
07/07:うらくら
07/05:Nao.@中国女
上のコメントに1400ページに近いのページ数を恐れてはいけないと書きましたが、この小説の内容は恐ろしい、もしくは、畏れるべきものです。犯罪加害者と被害者の家族のその後を乃南さんは、描ききったと思います。たとえそのラストが読者からみると救いのないものであったとしても。内容が内容だけに積極的にお勧めはしませんが、「風紋」「晩鐘」は日本の小説史に残るべき傑作又は問題作だと思いました。「風紋」では家族が帰りをただ待つしかなかった少女。「晩鐘」では携帯電話が普通に普及しているところに、7年という年月を感じました
被害者側の家族のその後が救われた感じだったのが、本当に良かったと思う。でも、加害者側の家族は…。加害者本人は、自分の家族の崩壊に、今度こそ心底殺人を犯したことを後悔したんじゃないだろうか。とても読みごたえのある小説だった。
晩鐘〈下〉の
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感想・レビュー:39件














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