母恋旅烏 (双葉文庫)
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母恋旅烏の感想・レビュー(250)
ユーモア路線、でも時々シリアスバージョンに変化。 荻原浩ならではの展開力は、筆力があるから。サスガです。 特に、芝居内容の描写は非常に上手で、必要最低限の描写ながら、読者の空想力を刺激すること間違いなし。 だからユーモアありき、笑いばかりの「緩い」作品になってないのでしょうね。 やっぱり、この人の作品は面白いと思います。
なんかこう、荻原作品の多くに感じ取れる、読み進めていくにつれ視野が広がる俯瞰的なところが好きです。演者の話だけあって、大きな拍手を送りたいです。
良かった。子供逹3人がそれぞれ成長していく所は嬉しくなった。父親もダメ親父なんだけどなぁ、憎みきれない感じ。一旦は離れても、いやだからこそ?強くなって、何かあれば集まる。これも立派な家族のカタチなんだなと面白いました。
気まぐれ呑気なダメ親父のせいで、レンタル家族の派遣から旅一座へと暮らしが転じる家族。「ぼく」「父さん」「姉ちゃん」「兄ちゃん」の目線で代わる代わる日常が描かれ、少しずつ家族に変化が起こっていく。この家族には「母さん」がもちろんいる。でも「母さん」目線で描かれた章がない。そのことが母さんの真意を推測させ、私たちも花菱一家と同じ気持ちになれる。
荻原さん得意の笑って泣けるユーモア小説。 2本立て邦画の喜劇映画のような、手堅い職人監督のような技が発揮されていて、外すこと亡く読了までしっかり楽しめました。
好きだな~こういうお話。始めの派遣レンタル家族だけで一作書いてほしい。大衆演劇のドタバタ感が伝わってきました。清太郎さんのアドリブ巧い!美穂子さん、帰ってきますように・・・。
★★★★B 家族から抜け出す者、戻ってくる者、いろいろであるが、旅一座という特殊な形態で、この母が姿を消したのは思いもつかない展開であった。
家族って必ずしも一緒にいることが幸せではないのかもしれない。最初は反発から家を出た長男長女がある意味大人になり結果的に父を助ける展開に温かい気持ちになった。
お約束の展開が見えつつも、惹きこまれた本ででした。知的障害を持っている(と、現代社会のカテゴリー上で勝手に判別されている)寛二目線からの物語がほとんどですが、寛二の素直な感情に教化されてゆく周りの人達にとても好感が持てました。それぞれのキャラが立ちつつも寛二目線からみたラストのヒヨコじゃないと自負した件に一番感動しました!!
ドタバタ劇と、ホロリとくる人情もの。荻原作品にはこの2つがあるから読んでて温かい気持ちになる。ラストはお母さんが戻って来ると予想してただけに、少し意外だった。
確かに家族離散の物語となってはいるが、なんだろう、この読後の充足感は。レンタル家族や大衆演劇を通じて決して仲の良くない家族がそれでもギリギリの絆を保ちつつ、そして各々の成長を描いている。後半の父の活躍っぷりが気持ちいいが、個人的には何よりも寛二にやられた。おそらく知的障害を持つ自閉症スペクトラムなのだろうが、その寛二に対しての著者の愛情深さが感じられる。やはり荻原浩は深いなぁ。
大衆演劇の役者一家のドタバタぶりに相変わらず笑わせてもらいつつも、家族って何だろうとふっと考えさせられる本でした。時間をおいて再読したら、また感じるものが違うかも。失ってしまったものはあるけれど、それでも前向きなラストシーンはこの作者一流のものだよなぁ。「母さん、見てるかい。」…今回もヤラレちゃいました。
面白かったけどラストは目頭が熱くなった。どん詰まりからの復活劇。勇気を出して一歩踏み出せば人は目指す方向に変わって行けるんだ。不器用ながらも欲しい物に向かって手を伸ばし続ける登場人物たちがとても良かった。
うまい具合に、笑いあり涙ありの人情劇に仕上がっているように思う。前半部分は、父と長男 or 父と長女の絡み部分、後半部分は、寛二の成長具合が見ものだと思う。http://blog.goo.ne.jp/itchy1976/e/8a613ab5e012f1dac048466508118816
荻原さんらしい笑いあり涙ありの人生劇場です。実際にレンタル家族を利用する方がいるとは知っていたけれども…。それぞれになんとも言えない孤独感がありますね、やっぱり…。ひょんな事から劇団に戻る一家。そしてそれまでにも家族の中でも意外な別れがあったりする訳ですが…。そんな事にも負けずにゴーイングマイウエイで突き進む劇団が、とっても楽しくって笑えました!
前半、おっさんがキオスクで買って、帰りの電車で読むような作品だなあ~なんて思っていたけれど、終わってみれば、そう悪くもなかった。自分じゃ買わないけど。
知的障害のある「僕」が主人公。駄目な父ちゃんに綺麗な母ちゃん。18歳の子持ち姉ちゃん。登校拒否の兄ちゃん。そんな家族が折りなすコメディ。レンタル家族をやったり、旅一座に入ったり…。主人公がとても愛らしく、家族に可愛がられているのが伝わる。荻原節が炸裂。最後は大団円。気持ちのよい作品。
文庫の帯に「評判も耳にしていたのに、手に取らなかったのはうかつであった・・・」と書かれていたが、僕も荻原浩の本を目にしていたのに手に取らなかったのはうかつだった。それほど、この本はインパクトがある。大衆演劇、家族構成、様々な人格の登場人物、愛あり、笑いあり、ギャグと、悲哀、頑固親父、そしてちょっとおつむの弱い主人公、もの悲しい部分はあるけれど、それでいて生きる力を感じる。母が家出したきりという設定は、珍しい設定かも・・・。サウスバウンドの奥田との共通点も感じた。旅芸人という設定が演歌的な人情の世界を浮き立
レンタル家族の物語が続くと思いきや。旅回り一座に復帰してからがまた面白かったです。荻原さんのこのジャンルらしさが詰まった作品です。面白さと爽快感の混ざったこのジャンル、ハズレが無いです。
この作者の描く登場人物はどこか暖かい。家族のドタバタした話やったけどみんなキャラがたっていて面白かった。人情物を書くと上手いね。格好つけずにホカホカした暖かさのある作品だった。
レンタル家族という設定が斬新。その設定のままで進んでも良かったがあっさりと方向転換。劇団ものになる。しかし、その方向でも十分面白く、二度楽しめる作品。
母恋旅烏の
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感想・レビュー:41件














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