ヒトリシズカ
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ヒトリシズカの感想・レビュー(350)
5つの殺人事件。一見無関係なこれらの事件の裏に浮かび上がる一人の謎の少女。彼女が引き起こしたこととわかっても何も手を打てない大人たち。もどかしい、早く捕まえないと!とひやひやしながら、これらの事件がどういう結末を迎えるのか、と興味をひかれつつ読み進めました。静加はどんだけ悪いヤツなんだ、人の心はないのかー!とイヤーな気持ちでしたが、最後に浮かび上がってきた意外な素顔と悲しい最後には同情してしまいました。なぜ母親と伊東警部の愛情は伝わらなかったのか・・・とやるせない気持ちになりました。
姫川シリーズとは一味違ったテイストで、人間の美しい怖さが読める。怖いけど、とても綺麗。その生き方に、一本芯が通っていて、憧れたてしまう。最初は、ただの短編集かなと思ったのだけど、実は全体が繋がっている。ある女が浮かび上がった時、これまでの人物の間にも繋がりが見えてくる。そして、小説の世界が一気に広くなる。ひとりの寂しい女の子を中心に物語りが語られる
タイトルで想像していたのとは全く違い誉田ワールド全開。 ジウに通ずるダークで悲しい話。 これは一気読み必死。 シズカという女の子の幼少から死までの話だと 最後に判る。よく出来た話。 お勧め度:★★★★☆3.9
読み始めたときは、「短編は物足りないな~」という感じでしたが、実は話がすべてつながっているという・・・!途中からぐいぐい引き込まれました。ラストも納得。謎は謎のままであるべきなのだ。
借り読み。短編集かと思いきや全編に『静加』が絡んでくる。進むにつれどんどん捲る手が止まらず一気に読み切った。静加を取り逃がした警察官然り、警察官も人間なんだな。澪に固執したのも自分を重ねたから。誰かが静加を捕まえることで救えなかったのが悲しい。
5つの殺人事件。その全てに関わっていた少女・シズカ。 幼いながらも、憎たらしいほどの冷酷さと悪知恵で、警察や悪人達の追跡をするりとかわしてしまう大人顔負けのシズカ。 小出しにされる彼女の生い立ちを知るにつけ、気の毒には思いつつ、早く捕まえてあげる事が彼女のためなのにともどかしかった。 なのに、あんな結末を迎えるとは・・・ 彼女の実父に、養父に腹違いの妹・・・この複雑な展開には驚かされましたわー。
やっぱり小・中学生の頃のシズカを救わなくちゃいけなかったんですよね。大人たちが。 哀しいお話でしたが、真実を追いながら一緒にシズカを追っているみたいで一気に読みました。
浦沢直樹の「MONSTER」みたいというのが第一印象。シズカはあちこちでどうやって食い込んでいったの?とか疑問はありますがドキドキしながら読めました。一話読むごとに彼女にじわじわと迫る感じがいい。いい出来映えだと思います。
「ハング」の時もそうでしたが,読み終わってから何気なく表紙を見ると,ぐぐぐっと胸に迫ってくるものがあります・・・。狂気なんて,本当にどこにでも潜んでいるんだなあ・・・。語られていない空白に彼女の壮絶な生き様が感じられ,彼女の執念とも言える想いに飲み込まれそうになりました。姫川シリーズもそうですが,例によって,周りの警察のおじさんたちがそれぞれいい味を出しているのに救われる想いがします。それにしても,何というか・・・暴力許すまじ!
一話完結の6つの短編集かと思ったら、それぞれが一人の行方不明になった“静香”をめぐるひとつの話。主役でありながら、その姿を表に現さない。それだけに、話と話のつなぎは読み手が想像しながら、進めることになる。多くを語らずして、おもしろみが増す…そんな印象をもった。誉田さんの作品は初読みでしたが、他の作品も読みたいと思います。
一つ一つの事件が最後で繋がる感じは面白かった。でもシズカさんの心情面がハッキリしない部分が多いのが残念。最後でもっとタネ明かしがあると良かったかも。
子供なら、やはり実の親や兄弟って気になるし会ってみたくなるものなのかなと…。そして幼少期等の生活環境は人格形成に与える影響が大きいというのも頷ける。ただ、まともな幼少期を過ごした者には理解出来ないだろう。
少し物足りない感じがしました。シズカは何故に殺人鬼と化してしまったのか… 人生が どうして狂ってしまったのだろうか… 複雑な物語でした。今までとは一味違った誉田さんの作品でした。
なんで静香はここまで…。壮絶すぎる幼少期~少女期を過ごしてしまった。絶対に誰か助けられたのに。静香も求めればよかったのに。短編集?と思いきや、全てが繋がって、それも17年間ものお話になってて。最期は腑に落ちない結果ではあるけれど、ほんとに「17年かかって何を解き明かしたのか、どうするべきだったのか」と思う。
スゴいものを読んでしまったなぁと。東野圭吾の『白夜行』『幻夜』と雰囲気は似ていて、静加の心の中は読み手が補完することになり、自分のイヤな部分、黒い部分で補ったり、人間の恐ろしさ、残酷さで補ったりして、自分がヤバくなってきました。(笑)
すごい面白かったです。シズカは最強の犯罪者だけれど、何故か嫌いになれないとゆうか悪い奴だと思えない。境遇もあるけど、最終話での行動のせいもあります。誉田さんの作品はやっぱり姫川シリーズじゃないものの方が好きです。ただ、この作品は東野圭吾の『白夜行』とか『幻夜』とカブっているような気もします。
天才犯罪美少女シズカを巡る連作集。もう少し、深いところまで書き込んで欲しかった気もするけど、あえてサラッとした筆致を目指したのかも。ちょい物足りない感じもします。
さくっと一気に読んでしまいました。最後の話で、シズカが、一気に大人になっていてちょっとびっくり。途中、シズカにかかなり反感をもったけど、終わり方は、ちょっと可哀想だったな。
少しずつ、つながって行く短編作で普通に面白かった。シズカが犯罪を犯し続けた背景があまり描かれていなくて、気になる。関わった刑事達も近い気持ちでしょうか。最後は哀しかったなぁ。
大人しそうな内容が感じられる題名からは想像できない展開の話でした。途中まで読んで主人公は『白夜行』の雪穂のような感じの悪女に思いましたが、妹とのエピソードを通じて人間味のある女性として描かれ、最後はホロッとさせられました。救いがあってよかったです。
題名に惹かれて読みました。これは植物の“ヒトリシズカ”からきてんのかな?なかなか面白かったです。少女の狂気的かつ知能的な犯罪は、東野さんの『白夜行』を思い出しました。各々の警察官がもうちょっと個性的であったらもっと面白かったと思います。
またもや、相関図を書き込みながら、読み進みました。読み終わってすべてがきちっとあるべき場所に落ち着き、唯々納得させられました。警察という何か特殊な集団という意識とやはり感情に左右される 生身の人間には変わりないとが入り乱れさくさくと読めました。途中で読みやめるなんて考えられない。こういう作品に出合えて本当に良かったです。
とても悲しい一人の女性「静香」の話。「私」支店で語られるいくつものストーリーが、読み進めるにつれ層を成して新しい景色を見せてくれる。とても巧いのだけれど、静香の抱えていた哀しみが書ききられていないためか、あっさりしている印象。もしかしたらあっさりと深い哀しみを描くことも作者の策だったのかもしれないけれど。
ただのサイコ小説かと思ったら違った。やはり誉田哲也さんは巧者だねえ。しかし、シズカのキャラに整合性がないような気もする。はじめの方のゾクゾクするような薄気味悪いシズカに期待していたのに。書いているうちに、よけいな思い入れが湧いちゃったのかな?
シズカと言うキャラを煮詰めきれず作品にしてしまった印象。ラストのシズカがなんだかちょっと…… そして、色々立場や環境が違う警察官が出てくる短編連作なのは良かっただけに残念。でも、誉田さんらしさもよくでてたし、専門性も程良くあり、面白く読めたのも事実(^皿^)
まず、目次の各短編タイトルの当て字に「ヤンキー!?」と思いました(笑)
6人の警察官(元警察官の探偵も含む)視点で語られる、各事件を操っていたかのような“静加”。最後に全ての事件が繋がった時、彼女の抱えた闇の深さに呆然としました!
子どもは、親を選べませんからね(泣)
大家のおばあさんといる時だけ、年相応の少女に戻った彼女の姿がとても哀しかったわ(泣)
ぞくぞくした!でも最後が交通事故でってゆうのは最初に盛り上がっちゃった分、ふわって感じだけど、シズカの考えは分からないままで良かった気がする☆シズカ=謎でいい☆
ヒトリシズカの
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感想・レビュー:130件














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