犯人に告ぐ
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犯人に告ぐの感想・レビュー(715)
2005年大藪春彦賞、「このミス」8位、本屋大賞ノミネートなど話題になっていながら、読んでいなかった一冊をやっと手に取りました。これは…すごい!前代未聞の劇場型捜査、巻島の刑事としてはやや独特過ぎる外見と毒をもって毒を制する内面、「バットマンに告ぐ」と言い放つ時の巻島の覚悟と葛藤。二段組みで厚い本なのに一気に読み進めなければ気が済まない!ストーカー気質でアナを落とすためだけに気持ち悪すぎる植草は吐き気がするほど…この汚れ役も見事。痛い目見てザマーミロで。「今夜は震えて眠れ」皮肉な正義の担い手…かっこいい!
再読です。この作品を読んで以来雫井さんに作品が好きになりました。初めて読んでから数年が経ったので再読したのですが、やはり面白かったです。なんといっても人物設定がしっかりしてあるので、どの登場人物にも引き込まれてしまいます。特に巻島は魅力的ですね。トヨエツ合ってます!
随分前に映画を見たのですが、豊川悦司さんが「震えて眠れ」と言うシーン以外は、すっかり忘れてました(;´`)忘れてたという事は、あまり……だったのかな、と思っていたのですが、原作めっちゃ良いですね!ハラハラドキドキだけではなく、感動もしっかり入っていて、上手い!と思いました。もう一回、映画見てみようかな。やっぱ、原作は先だな〜(´〜`)
想像と違ってて、それがいい人もいるんだろうけど、私はダメでした。 <ネタばれあり> 5章でいきなり有賀という名前が出てきて、「誰?何?」ってなってしまったし、その後も忘れた頃に有賀の描写が出てきて、なんだかついて行けず・・・また犯人とのやり取りよりも、警察内部でのやりとり(誰が、リークしているか?)がメインになってしまって、入り込めなくなってしまいました。 それなりには面白く読めるけど、帯などの評判に比べると、ガッカリな作品かな。
ある事件で失敗した巻島。別の事件で「劇場型捜査」に携わる。魅力的なキャラクターに導入部。しかしどうも途中から失速した気がする。「ワシ」も、「バッドマン」も中途半端だ。タイトルはとてもいい。
これは、自分の好みじゃないな・・・。 最初に読み始めたときは、おっ!骨太の作品だ!って思い、サクサクとページも進んだんだが・・・。 第二章に移ると、たちまち面白くなくなった。面白くない、と言うか・・・つまらん人物が登場し過ぎの感がある。 骨太の作品と贅肉でダブついた作品は、似ても似つかない。 この作品は、第二章以降、贅肉でダブついてる印象。 犯人逮捕に至る過程も劇画的で現実感に乏しい。☆3個
あぁ、長かった。でも途中ダレることなく読めたところは始終魅せられてたということかな。メディアを利用した公開捜査という設定が面白い。実際できるものなのかなぁ。植草課長の私利的な行動に対しての対応は気持ちよかった。過去の失態を背負った巻島のブレない心情がかっこよかった。
連休中に実家の本棚で発見した本。暇だったので読み始めたら、見事にはまりました。物語の時間の経過はあるにしろ二つの誘拐事件を中心に過去を振り払うために犯人を追う刑事が劇場型捜査へ。そこへ個人的な(どうしょうもない)動機で横やりを入れる警察官僚。 犯人逮捕はあっさりしていたが、そこまでの道のりに惹きつけられました。映画化もされていたと思うので見てみたいです。
長かったけど面白かった。一生背負っていかなきゃなんない重荷を抱えて生きるのは加害者も被害者も刑事だって同じなんだなと思った。
話題になっていた時期に手に取ったりしつつ未読だったこの本。主人公のキャラクターが立っていて人気の理由が分かったかも。内容は犯人よりも周囲の人間の心の有り様を映しているとこが良かったなぁ。しかし、ここまで色んな人間に邪魔される人もいないだろうにと思いつつ、描かれている風貌や性格ではアリだなぁと思える。捕まった犯人に違和感はあったけれど、犯人も「ワシ」も特徴も分からないままだから終わり方はこんなものなのかな。
児童誘拐事件が最悪の形を迎え、県警史に残る汚名を馳せた巻島は平警視として働き続けた。川崎市で相次ぐ連続児童誘拐殺害事件の捜査本部は打開策に一テレビ局の警察官の現場を追うドキュメンタリーでマスコミを利用し捜査を展開する劇場型捜査が上げられた。そのドキュメンタリーを受け、捜査の陣頭指揮を執ることになった巻島は・・。読み応えのある警察小説。面白かった。僅かな油断、判断ミスが取り返しのつかない事態を招く。けれど、人間が働く以上それは免れない。猛省し、学び、それを生かす事が大事なのだと思えた。
「痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ…それは単にその人が我慢してるだけですからな」このセリフが何だか心に染みました。痛みを知る者が強さと本当の優しさを持つんだな〜と。 登場人物が個性的かつ魅力的で楽しめました。
連続誘拐殺人犯の《劇場型犯罪》に対抗して警察は《劇場型捜査》を敢行。果たして吉か凶か? 徹底してメディアを利用する展開は面白いけど、なんとなくリアリティに欠ける感がする。あともう少し何かが欲しいような気がしました。津田長の存在にホッとします。<ネタバレ>→
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 08/28
よむよむ@灯れ!松明の火<文庫フリークさんに賛同>
プロローグが永瀬さんの『刑事の骨』とほぼ同じでびっくり!ってコチラが後か~ もっと犯人からの視線が欲しかったな。<ワシ>の存在も中途半端でもったいない気がする。
ナイス!
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08/28 10:37
プロローグが永瀬さんの『刑事の骨』とほぼ同じでびっくり!ってコチラが後か~ もっと犯人からの視線が欲しかったな。<ワシ>の存在も中途半端でもったいない気がする。
ナイス!
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08/28 10:37
読み終わった、面白かった!!本読み始めて浅いですが、久々に先が読みたくて、今日はよ仕事おわれ~!って思いました。お昼にも読んでしまってお弁当半分残しました 笑 巻島という警察VS児童連続殺人犯 強く印象に残る植草、イライラするからこそ、解決に向けてどんどん読みたくなり、本当にいい本だったなぁ・・・。犯人を突き止めるまでの経過、捜査方法、TV、など、又、巻島さん以外のキャラクターも それぞれしっかり印象に残りました。読み終わっちゃって悲しい、次は阪急電車を読みます♪ おすすめの本でした。
面白かった!どんどん引き込まれた。けど犯人を暴くのがメインではなかったのでラストはちょっとスッキリしなかった。唯一スッキリしたのは植草のことかな。「このバカ男なんとかしてくれ」と思ってたので。
最初、登場人物が一気にでてくるかんじで?だったけれど、なかなか面白かった。ちょっと長かったせいか、犯人逮捕があっけなさすぎた感あり
初雫井さん☆ あまりにも緻密な描写で、文字を追うだけで、自然と頭の中に情景が浮かんでくるカンジ。まさにエンターテイメント小説。すごい臨場感だった。なので、6年前の巻島刑事の「他人の子なんて~」のセリフには「・・・なッ!」まるで自分がその場にいるような衝撃をくらった。だけど、巻島の気持ちが解らなくもない自分がいる・・・。
はっきり言うと期待外れだったかな…話がなかなか進まないしページ数が多い割に大した展開というか盛り上がりもなかったように思う。ラストもあっけなかったし。植草の恋愛話とかあんなに長い必要があったのかと疑問に思う。 巻島のキャラもいま一つ魅力にかけていたように感じる。巻島の考え方とか何がしたいのかなども分かりづらかったからか、好きになれなかった。ラストでしか人間味を感じられなかったのも何だか残念だった。劇場型捜査という設定は新鮮だったと思う。 (辛口でごめんなさい。でも私と同じ様な感想の人いないかな?!)
1章の緊迫感が凄く良かった。このまま行くのかと思いきや、ガラッと設定が変わって劇的公開捜査へと。これも斬新な感じでよかったです。最後の方はすっきりしますし。逮捕は以外にあっけない。途中の「○○の自殺」には「あれ?この人だれだっけ?」でした。
すんごい面白かったよおおおお。いくつかの物語が交差してる感じで、それがうまいこと絡み合ってて、なるほど巻島が主人公だもんな!一つの事件というより"巻島刑事の話"として爽快だった(´▽`)大満足。数日前の初・雫井の火の粉より13倍面白かった!さいごちょっともらい泣きしてしもたし。で、雫井さんに「失笑」の誤用を誰か教えてあげてw他のもまた絶対読みます。
トヨエツというより役所広司で読んでました。
巻島が最後に犯人に告ぐ言葉はかっこよかったが、逮捕はあっけなく終わった。植草をどうするかは楽しめた。始まりは読みにくかったが途中からは一気に読めた。津田長と本田に癒された。
★8 姿の見えない犯人を見つける為、TVを利用した劇場型捜査を展開する。全体的に感情移入するとストレスが溜まる話だが、巻島が猛獣使いになってからは少し余裕を持って読めた。しかし中盤以降「警察VS犯人」の図式に「世論」が割り込んでくる様が、巧妙に集団心理や情報操作の恐ろしさを伝えており面白かった。【ネタバレ】印象に残ったのは最後の謝罪のシーン。6年前の誘拐事件の被害者の母親に謝る所は胸にこみ上げるものがあった。またこの謝罪によって巻島自身が一番救われたように思え、小さな救いに感じた。
この警察小説の何が秀逸かって、冒頭の展開ですよ。奥さん!まさに事件なう。から物語が始まるのでガッツのめり込めますお。その分後半スピードダウン感。
連続児童殺人事件―姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。史上初の、劇場型捜査が始まる。「逮捕はもう時間の問題だ。逃げようと思うな。失踪した人間は真っ先にマークする。今夜は震えて眠れ」巻島のこのセリフはかっこいいが、オチがちょっと。。。
バッドマンを名乗る犯人による劇場型犯罪に対抗して、警察は劇場型捜査に乗り出した。その顔を務めるのは過去にワシの事件でスキャンダルを起こして一線から退いていた巻島だった。はじめに想像していたようながっつりなハードボイルド路線とは少し違いました。刑事ものは敬遠していたのですがストーリーや巻島のキャラクターで引き込まれました。植草は公務員の自覚を持って真面目に仕事して下さい。
初めは堅苦しい雰囲気に読みにくさを感じたが、次第にじっくり読み進めていく愉しさを覚えた。やたら責め立てるマスコミや何も判ってない無責任な世間の声なんかに度々腹が立った。女の為に情報を流した馬鹿な植草に対する巻島の態度がかっこよかった。最後少し救われた気がした。
はぁ…やっと読み終わった…という印象。犯人があっけなく捕まっちゃって拍子抜け。なんでこの人ってわかったのか、さっぱり理解できませんが、話の内容的に、それはどうでもよかったのかな。敵は内部にあり。ですね。
犯人に告ぐの
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感想・レビュー:150件












































