楊家将〈上〉 (PHP文庫)
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楊家将〈上〉の感想・レビュー(387)
なんとも痛快です。楊業と7人の息子、敵国である遼(契丹)の耶律休哥を始めとする将軍も魅力的。読んでいて、昨年、九州国立博物館で見た契丹の企画展を思い出し、草原の王朝のイメージがかなり具体的に涌いてきました。これは、お勧めですね。
読友さんの間に静かなブームが起こっているので再読。確かこれが初めての北方さん。あまりの面白さに衝撃を受け、続巻の「血涙」の文庫化を本屋さんに行く度に確認していた時を思い出しました。「血涙」を待つ間に北方・南北朝ものに手を出し、あれよあれよという間に嵌っていった訳です。楊業・耶律休哥という完成された漢とこれから成長してゆく楊業の息子たち、どちらも魅力的。それぞれの「戦」に対する考え方も性格や生い立ちに相まって面白い。なかなかドラマチックでロマンチックな展開もあり、ワクワクしながら、さあ下巻へ!
新年会で話題に出て、久しぶりに読みたくなり・・・4年振り? 熱い、熱いねぇ~漢だねぇ~。この時代も「塩」こそが権力・・・ ほっほ~(笑)
軍人たる者、また将たる者の生き様について。安定感抜群の物語ですね。耶律休哥がかっちょええ。 「戦と死は、古い友のようなものでしょう」
『水滸伝』から遡って来たので大まかな流れは知っているのだけれど、鮮やかな戦いぶりを見せるもののふ達に大興奮! 楊家の七兄弟の書き分けが見事で、その戦い方も個性が際立って面白い。敵である白き狼こと耶律休哥の恬淡とした姿勢も素敵。宋の内部が一枚岩ではない所はまさに内憂外患の根で、これがゆくゆくは『水滸伝』の腐った政へと繋がってゆくのかと思うと感慨深い。唯一気に入らないのが、扈三娘を髣髴とさせる瓊峨姫。母親とは彼我の差がある愚かな小娘に、お気に入りの四郎がこれからも関わるとしたら厭だなぁ。
通勤時や移動時にちょくちょくと読む。面白い。駅を乗り過ごすこともしばしば。ずっと戦っているか、訓練しているかだけなのに(笑 この手によくある謀略や政治劇は少ない。そして、戦の描写がスポーツライクに書かれてるせいもあり、とてもすがすがしく感じられる。特に、楊家の野戦料理がすごく美味しそう。キャラクタもすがすがしい奴らばかり。とくに蕭太后。普通、太后とかは陰湿でわがままな役回りだが、とても、理知的に書かれている。そして、耶律休哥へのなんというツンデレっぷり(笑 北方先生、萌えキャラもいけますよ、きっと(笑
Mzoさんの推薦図書であり、実は初北方作品。軍人一家の長である楊業を中心に、遼と宋のオトコの闘いを、実に軽快に快活に描いている。なるほど〜いろんなところに好敵手かぁ〜自分の中に血がたぎるぜ。瓊峨姫のように馬を駆り、中原を走りたい。チーム北方に感謝。次下巻行きますって何?『血涙』に続くんかい?策士だな?えむぞー!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(5)
- 12/22
ふむふむ、で、この先どうなるのかな?
これほど、面白いとは。「水滸伝」と同じ位面白いです。楊業と息子たちの戦い。北漢から宋へ移る、楊家。そして遼の白き狼、耶律休哥との息をのむ戦い。楊業はもちろんんですが子供たちのなかで四郎と六郎が気になりますね。長男、延平もですが。四郎が過酷な調練を繰り返すなかで一時、酒と楊家の羊の料理で兵たちを休ませる場面。戦ではにないこんな場面で何故かほろりと来る。宋とそして楊家と遼の今後がどうなっていくのか楽しみです。燕雲十六州の奪還なるのかそれとも遼が押し返すのか、興味はつきないです。
「水滸伝」を読み終え、「楊令伝」へ進むための繋ぎとして、軽い気持ちで読み始めました。・・・が、これが思いの外面白くて。「三国志」「水滸伝」と並んで今年のマイベスト本にランクインしそうな勢い。北方さん、本当に何者!?(笑)宋に帰順した軍人・楊業と7人の息子達の戦いを描いた作品。7人もいたら描き分けが難しそうなものですが、皆個性的で誰一人として同じ印象の息子がいない。頼れるお兄ちゃん・延平、心に暗いものを抱えた四郎、どこか茫洋とした六郎、直球勝負の戦上手な七郎。そして父親楊業の存在感!戦の描写が素晴らしい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(31)
- 11/28
初・北方謙三作品。面白いーっ出てくる人物がもう皆様「漢」でいらっしゃる…!中国の歴史戦国モノは映画や漫画やアニメやゲームでも知っていましたががっつり小説は久しぶりでした。そのため登場人物の把握や戦場の情景などついて行けるか心配でしたが読み始めたらもう夢中でした。登場人物の『己を律する誇りと忠義』が毛穴から伝わってくる感じでぶるぶる震えました。早く下巻を読もう~!
「三国志」、「水滸伝」は、日本でも有名な物語ですが、この物語は、本作品が世に出るまでほとんど知られていなかったそうです。中国では、他の二つと並び劣らない人気を誇るそうです。読み終えて感じたのは、どちらかというと「三国志」に似ていると思いました。ただ、この作品には、「三国志」の「登場人物が多い」、「国が乱立している」など、一読では理解しにくい複雑さがなく(それだけ奥が深いとも言えるが・・・)、直球勝負の英雄伝だと思いました。
人物を描くというゆり,出来事を淡々と描いているという印象を受けた。私的には,もっと登場人物を知りたいなぁ。耶律休哥と楊業が丘の頂で向かい合う光景は圧巻。敵でありながらも,互いを認め,尊敬しあうって素晴らしい。いやぁ。軍人ってかっこいいなぁ。好きやわぁ〜
予想以上に面白い。騎馬での戦いの時の様子など、頭の中に戦いの様子が鳥瞰図として見えてくるくらいの描写で、ハラハラドキドキ。剣士について描いた津本陽の小説を読んだ時の衝撃くらい衝撃を受けた。北方謙三の紹介には「ハードボイルド小説を発表しながら」と書かれていることが多いが、ハードボイルド小説とは一体どんなジャンル何だろう?よく分からないが、男らしさ満点の小説なんだと思う。この小説もそんな匂いがする。それにしても楊一族はみな凄いな。
北方謙三の歴史物と言うことで,相変わらず男が生き様,死に様の格好良さを競い合う話といった感じ.上巻は,まだ話が大きく動かず,それぞれの登場人物を描写がメインと言えるだろう.ここで徹底的に魅力的に描写し,死に様で輝かせるのが北方謙三な訳で.
水滸伝のときに敵側だった宋の話でしたが、楽しめました。この頃の宋は良かったんですね。相変わらず楊業やその息子たちといった主要人物の戦闘は面白いです。遼の耶律休哥との戦いに期待大です。
積読を遂に解消。
私の最も好きな時代です。北宋の版図を侵そうとする遼、その行く手を阻む武将楊業。
雄将として、一家の長として、外様の武将として、父として…。千年前の男達の生き様は、敵味方を超えて心揺さぶらされます。
最初の20ページくらいで涙がぶわっと出る感じ。さすがなんでも良い意味でハードボイルドに仕上げる感はハンパない!ちょっとした戦になる感じもすごく臨場感あって土地名とか人の名前とか読めなくても楽しめると思う。(三国志とか人名沢山出てきても苦じゃない人は)途中、楊家の7人兄弟のうち誰と付き合ったらいいかなと不埒なことを考えながら読む。最終的に長男の延平かなー。
久しぶりに純粋に楽しめる「北方版英雄伝説」だ。楊令伝の後半や、史記はなんか理屈っぽくて爽快感が乏しくなってきたところだったが、楊家将は、北方版三国志や水滸伝の頃に感じた、熱い英雄活劇で、登場人物全てに感情移入出来ちゃうんで、みんなに負けて欲しくないって感じ。後半も楽しみ。 イメージキャスト 耶律休哥:AKIRA(EXILE)
いろいろあってとことん没頭できる本を読みたくなり再読。楊業とその息子七人がそれぞれに違う個性を発揮しつつ、しかしその誰もがひたすら無垢な「漢」である。それにしても、自分が没頭したい時にいつでも本気で没頭できる本を1つでも持っていることは幸せなことだと実感。
四郎の不器用な生き方と延平の優しさが絶妙でした。闘いはやはり常に緊迫感があってドキドキしますね☆…水滸伝も読み返したくなりますね。
北方謙三はいつでも読ませてくれる.水滸伝、三国志は多少かじったことは会ったが、楊家将は全くの未知の世界.武将として、父としての楊業の生き方、奥行きのある、そして懐深い考え方に心打たれる.そこで、育つ異母兄弟
楊家将演義という中国で有名な古典作品を北方謙三さんが書いた今作。日本ではあまり知られていないですね、僕も知りませんでした。三国志や春秋戦国と違い、結末を知らないので、次はどうなるのかとワクワクしながらページを読み進めることができました。今作も北方節が炸裂しています、どうすればこんなに格好良い人物描写ができるんだろう、主人公一族の絆の強さや誇り高さにも惚れ惚れします。続編が出ているので、すぐに買いに行かなきゃ。あまり詳しくない国や時代の歴史小説って先が読めなくて面白いですね、次はローマ史に挑戦しようかなあ。
青面獣楊志や楊令の源となる楊家の物語。戦うために生まれてきた漢たちの凛とした存在感は健在。久しぶりに北方ワールドを満喫しました。愚直とも思える忠実さも脈々と受け継がれてるんだなーと納得。
「楊家将演技」をベースにしたオリジナルストーリーなんですね。女将軍たちが華麗に活躍するのを期待してたんだけど。楊家の将軍たちが魅力的です。そして臨場感あふれる戦闘シーンがなんともいえずいい。惹きこまれます。
騎馬の戦闘が魅力的に描かれていてかっこいいですね。そして案外印象にのこったのは遼の太后、楊家の四郎、六郎もいいですね。
楊家将〈上〉の
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感想・レビュー:83件
















































