舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145))

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舞姫タイス 145巻の感想・レビュー(7)

霊と肉の相克とか、多神教と一神教の論争とか難しいことは確かに書かれているがそこは多分フランスの主眼ではないと思う。1890年という、まさに世が近代に向かって大変化に向かう時期に、古書店の息子として知的放蕩を尽くしたフランスが、小難しい議論に溺れて人間を見失っていく時代の空気を嘲笑っているのではないか。冒頭パフュニスは、タイスを「改心させるために」砂漠の庵を出てアレクサンドリアに向かう。そこからもう既にして言い訳である。宗教と理性のフィルターからじっとりと滲み出てくる「人間」を感じることが大事だと思う。

02/03:三森
01/05:trash
05/26:duino
情痴を極限まで描いたアナトール・フランスの傑作。聖人と言われるパフニュスの心理に肉迫し他を寄せつけない迫力。彼の内面の葛藤と偽善を容赦なく突き付ける。フランスは書斎の人であるだけではなく、したたかさを持った作家であることがわかる。せっかく入手しやすいのだから多くの人に読んでほしい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - --/--

--/--:二三五

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10/14:しまった

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12/12:ともよん
04/30:hazama
07/02:9094
舞姫タイス 145巻の 評価:86 感想・レビュー:3
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