任天堂 “驚き”を生む方程式
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任天堂 “驚き”を生む方程式の感想・レビュー(302)
数日前に3DSを買い、タイミングよくNHKの特番でダウンタウンの松ちゃんと宮本さんの興味深い対談を観た後、任天堂という数ある日本企業の中で、特に際立った特徴と業績を誇る『任天堂』という企業について、改めてちゃんと知りたいと思って読んでみました。DS,Wiiの成功→現社長 岩田聡氏→宮本茂氏→横井軍平氏→前社長 山内溥氏という流れで、任天堂の『強さ』『プライド』などがどう育まれてきたかを読みやすく、上手にまとめてある好著だと思います。山内氏の「身の丈を知りなさい」という言葉が読了後も余韻として残っています。
一番強く感じたのは,よい哲学を持っているから成功したのではなく,成功したから良い哲学なのだ,ということ.山内前社長にしても,成功しなければ,強権的なワンマン社長の一人に過ぎなかった訳で,成功したからこそ,その行いが全て正当化されるのだ.
任天堂の歩みを、任天堂を代表する人々の目線から辿る(辿り方は現在→過去→現在)ことで、任天堂という会社の理念や信念が心に伝わる本。
娯楽産業であるからこそ、人が不愉快に思うことを恐れ、落としても叩き付けても壊れないゲーム機器を作る。
そんな敏感さがあったからこそ、ゲーム業界の危機(人のゲーム離れ)に、一番早く気付いたのだろう。
現在、Nintendo3DSが不振で値下げ等の対策を取っているが、きっと任天堂ならば復活するだろう。
任天堂が"娯楽"という世界で戦ってること。娯楽はその世代によって考え方が変わり、ヒット商品を出すのが難しい世界。その中で、PSやXboxと違った高機能路線ではなく、シンプルさで勝負したのがDS
枯れた技術を活かし、いかに人をニコニコさせるかを追及してきた任天堂。Wiiでは毎日電源を入れてもらえるように工夫し、チャンネルを作って、リビングで存在感を示せるようにしてある。DSでも押入れに入れられないように、無線を使って外に持ち出す意義を作ってある。PS3を圧倒しても、なお娯楽品として追求を緩めない姿勢がすばらしい。ただ次世代機ではどうなるかホント分からないけどね。
任天堂の辿ってきた歴史を人物を中心に書かれています。この本で語られることが最後に行き着くのは結局「任天堂らしさ」とは何か、ということに尽きると思います。任天堂が娯楽屋であること、そのブレない芯と培ってきた伝統を受け継ぎ、世間に驚きを与え続ける企業としての現在に至るにあたって、どんな人物が、どういう意図で今の任天堂を形作ってきたのか。それがわかると思います。
wii,DS、売れに売れた両機を生み出した過程からここに到る任天堂の歴史が書かれた本。画質や性能を欲してないユーザー、ゲームから離れたユーザー、ゲームを邪魔物扱いする母親、この人たちにどうやってニコニコ遊んでもらえる娯楽を提供するかを考えて出来た物だと知る。社員にも愛され、ユーザーにも愛される会社はそうそうない。
173ページ「家電屋さんはインターフェースという部分で何かをサボっている。でも僕らは、一番そこを真摯に考え、一番厳しい環境で戦って来ましたから」宮本さんのお言葉
あまり表に出てこない任天堂がどういう会社かが紹介されています。娯楽産業はハイリスクハイリターンなので、どうやってメガヒットを出すかということなんでしょうね。高機能が必ずしも面白いゲームなのではない。面白いゲームは驚きの中にあるんでしょうね。 http://blog.goo.ne.jp/itchy1976/e/acbb3959997a15f96c16d9aa3b3d1741
ソフト型というキーワードがある。このキーワードからいくとDS3Dはどちらかと言えばハード型の思考の元に作られている気がする。枯れていない新しい技術をそのままDSに投入しただけといえばそうだから。3Dが枯れて別の使われ方ができれば面白いかなと最近の動向と絡めてみる
とても勝手な印象だけど「京都」的な奥ゆかしさと伝統の重みを感じる会社だなと思った。また、ファミコンやDS、Wiiに代表されるようにハードの会社というイメージがあったのだが、ソフト重視のスタンスには驚かされた一方で、読み進めるうちに強く納得する一面に気づいた。任天堂には、派手さのない強さがあると感じた。
ずば抜けた業績を上げる企業はやはりどこか『異常』なDNAを持っているものだ。娯楽に対する真摯な取り組みが今日の成功を呼んだのであろう。現在の好調がどこまで続くかはわからないが、今後の任天堂の動きから目が離せなさそうだ。
マーケティングで言う所のポジショニング戦略が効いた実例として参考になる。しかしその成功は任天堂の持つ娯楽に徹する覚悟や誇りがあってこそ。その影には当然失敗があり、その積み重ねがあるからこその成功という事で、単純に技術や消費者目線が云々という話ではなく、歴史や人脈といった血の通ったストーリーが胸を打つ。
企業研究を兼ね、少し前に読破。図書館で借りたのですが、やはり購入すべきでしょうか…とりあえず、ゲーム業界に興味がある人は読んで損はないかと。
例えば、WiiなりDSなりのゲームを始めようと思ったときに、説明書を読んでから始める人は稀だろう。まずプレイしてみる。すると説明書を読まなくても操作方法がわかる。娯楽は遊び手が不愉快になるモノやわからないモノはすぐに使わなくなる。「わかりやすさ」には作り手のノウハウが詰まっている。ゲームでは当たり前の感覚かもしれないが、これってかなりすごいことだと思う。パソコンやテレビなどの家電製品に対して、我々は少なからずストレスを感じながらも(しぶしぶ)使っている。パソコン立ち上げにかかる時間なんて最たるものだろう。
なかなか面白かった。最初にどんなコンセプトでもってプロジェクトを立ち上げるかで勝敗が決まる気がする。まぁ、それを具現化出来るのがまたすごいのだけれど。(3DSは本書に書かれているような信念で作られているのか?ちょっと踏み外している気がする2011年2月現在)
Googleが独創的なサービスをいろいろ出してきていると言われることがあるが、そんな遠い国の企業を見なくても、日本にこれだけ素晴らしい企業があるということ。確かにゲームは生活に絶対必要というわけではないから真っ先にきり捨てられそうだが、実際はそうはなっていない。不況でも人々に何らかの魅力を与え、それを手に入れるために頑張ろうとさせてくれる何かがあるのだろう。私の場合は、この本を読んで一番ほしくなってしまったのはMacBookでしたが…(すでにWiiもDSも持っているので)。
ゲーム業界の中でひときわ異彩を放つ任天堂が、現在の地位を築くに至るまでの歴史的流れと、その背景にあるものづくりの哲学を岩田氏や宮本氏らへのインタビューも交えて紹介しています。認知症の予防などにも使われている「脳トレ」やフィットネス器具として福祉施設に導入されている「Wii」など、これまでのゲーム業界では考えられなかったような独自の路線を切り開いているこの会社ですが、彼らが一体何を考えてものづくりをしているのか知ることができました。DSの試作品を作る宮本氏の様子など、開発中のエピソードも面白かったです。
本の中にも出てきたけど、読んでいてアップル社のスティーブジョブスさんのスピーチが頭をよぎりました。誰が何と言おうと、好きなことを情熱をもってやり続ける。そしてその好きなことっていうのは、ゲームで人々を驚かせたり、楽しんだりしてもらうこと。これこそ究極の顧客志向です。娯楽業界で働いている人たちが魅力的なのは必然だったんですね。
快進撃の理由と任天堂の歴史を追った一冊。DSもWiiも絶好調だった時期に書かれた本なのでややバイアスがかかっているかも。これらのハードは「お母さんに嫌われない」など、今までとは全く違う考え方で設計されているのが分かる。社長が岩田さんに代わって任天堂も変わった気がする。次世代になってもこの勢いが続くのか興味深い。
★★★☆☆ Wiiの開発に際しての話。お母さんに嫌われない、という見方になるほど。 場所やリモコンのコード、容積など、お母さんが嫌がる、怖がる要素を排除。 iPadを3歳のこどもがつかって、YouTubeを見てるというのを聞いたが、シンプルさ、誰もが直感的に楽しめるインターフェイスの設計力には任天堂、Apple、ともに通ずる物がある。 怖さや複雑さ、面倒臭さの排除、これに加えて喜びと驚きを提供するというプロデュース精神を見習いたい。
企業のものづくりの執念がうかがえる一冊。このDNAが末端まで浸透しているといたら恐ろしい会社です。ただ、ゲーム会社であることへの拘りが今後どうでるかは難しい。
構成が面白い.岩田宮本→横井→組長 と話が現在から過去へ流れていくので任天堂の本質をわかりやすく追うことができた.任天堂が『飽きられる』ことに対抗し,『役に立たない』ものを作っている限り私は任天堂から目を離さない.
任天堂 “驚き”を生む方程式の
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