フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
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フラット化する世界の感想・レビュー(141)
5年前以上の本であるため、今ではさらにITが進化し、IPad、スマフォが普及した世界では、少し古さを感じたものの、グローバリゼーション化によって生み出したフラットな世界を丁寧にわかりやすく教えてくれた。そして自分がIT業界にいるだけに、「ぬるま湯」の中にいる自分を戒められた。ただ、なんでもIT、なんでも携帯という世の中が本当にいいのかどうか、いまだに疑問。斎藤孝さんの本を読んだ後だけに、生産性ばかりを追及→知力の衰退が訪れるのでは、とちょっと思ったりした。
前半は、世界が如何にフラット化されているか、様々な事例を引いて解説。後半は、本当にこのままグローバル化を進展させて大丈夫?の疑問に対する提案が。リカードは正しい。今後アメリカ人は、より知的生産能力を養い、付加価値の高い産業に特化すべし。定型業務はオフショアし、頭脳労働を集約させる事でイノベーションが加速し、新たな産業分野が成長する、という論理。グローバリズムの賛成論者は、成功者を取り上げて明るい未来図を描いて見せる。一方で競争に敗れる人に対しては自己責任ということ?結局弱者切捨てな感が否めない、と思う。
名著なのは間違いないが、あまりにも多くのメディアで同様の事象がうたわれているため新鮮味はない(あくまで2011年現在読んだ場合)。さらっと1,2時間で流し読みするぐらいでいいのではないか。
いろいろ要因はあるがインターネットの力がすごいな~。フラット化していくという耳障りのいいワードを使っているのは、アメリカさんの都合がいいように貧困国を新興国としてフラット化させてるように思わせてるようにもとれる。どういう展開になるか、下巻が楽しみです。
導入部分はこの20年の変化を振り返って自分がこの時代にいることに震えるような感動を憶えた。すごい時代のなかを過ごしている。 今Greeceで起きていること、EU・USA・日本で起きていること、Occupy WallStreet Demo(Get Back Our Money From The One Percent)はどのように説明されるのか、今起きていることはマルクスがその著書に指摘したとおりだとも思う。そうではなくて富がSlideしている? さぁ、下巻をよむか。
2章の専門的な内容がこの本で一番勉強になったところかもしれない。コンピュータにしてもUPSやウォルマートにしても仕組みはわからないが日常的に利用して便宜を得ていた。仕組みがわかってないとこれを活用したことは出来ないので、世界のフラット化というテーマのもとでまとめてあって専門外のことでも最低限理解できた。
この本を読むと、なんでまだ大都市に企業が集中して、頭脳労働者が通勤しているのか理解できない。フラット化による問題は挙げてあるものの、「なぜフラット化しないのか」という視点ももっと欲しいところ。
グローバル化の影響がここまで来ていることを改めて実感した。フラット化の10の要因、すべてが好意的に捉えられるものでもないと思うが、流れは止められないであろう。第4章で今後整理されなければならない問題点が列挙されているが、簡単には解決できそうにない。下巻が楽しみ。
読み始めてから1カ月以上かかった。付けた付箋の数はハンパなく多い!世界がどう変化してきたのかをいろんな視点から述べています。もうこのフラット化する流れは止められませんね。しっかり勉強させていただきます。
世界は垂直なシステムがフラット化の影響で水平なシステムに移行しているという。フラット化を進めた要因も述べられている。また、これから個人がどのように対応する必要があるかも指摘している。これは分厚いから敬遠していたが、個人的におもしろい内容で苦もなく読めた。
フラット化する世界ではシリコンバレーやウォール街の人間とも戦えるが、同時にインドや中国の知識労働者と同じ条件で競争していかなければならない。自分だけに特化した能力を持っていかなければ単純労働者として低下傾向の賃金で生きていかなければならない。今の時代は上を目指す人には向いているが、現状に満足している人には緩やかな死が待っているように感じる。とにかく勉強しよう。 あと、サンデル教授が出てきたのには驚いた。
取材量が多すぎて恣意的とか、そうじゃないとかどうでもよくなった。この本のすごい所は数年後の今、2011年でも十分通用すること。マジありえん。
フラット化した世界の現状、その要因、そのなかで個人がどう生き抜くべきか。その要因として、インターネットの普及はなんとなく想像ついたけど、「ベルリンの壁崩壊」というのが印象的だったな。一番考えさせられたのは、その対応策。非代替的な存在になればよい。今まで「グローバル化」で生き抜ける人というのは語学・経済・法律全てに長けているような人材かと思っていたけれど、+αの工夫で十分非代替的な存在になれるらしい。さて、自分はどんな付加価値を提供できるだろう。
フラット化とは何か、なぜフラット化が起こったのかということから、それにどう対応していくのかという点に展開していく。特に最後の章は考えさせられる。ただ、すでに5年経過していて、賞味期限が近いかもしれない。
最初はインプットからはいる。なぜ世界はフラット化したのか?ここではフラット化の意味などよくわからないだろう。3部からはアウトプットである。フラット化が身近に感じられるであろう。その意味もよくわかってくるはずである。僕らはこの世界で何を見て何を感じてきたのか?ちょっとあたりを見回すとフラット化の産物がころがっている。そして僕らの前にどっと押し寄せてくる。常に先を見通す目、どこまでもズームアウトできる思考を僕は身につけたい。
コンピューターとインターネットで世界が変わった。ニュースを見る目が少し変わった。世界が小さくなったことをなんとなく体感する。本を読んで知的好奇心みたいな感情をもったのが久しぶりで興奮した。
第6章で語られる「新ミドルクラスに必要な人材」は自分自身のために,また部下教育のために非常に参考になる箇所です。しかし,これだけ超高速で変化するビジネスを語られると,「幸福」「存在」とは何か,等という形而上チックなことも併せて考えていかないとバランスが取れそうにありません。
前半の世界がフラット化した10の力も面白かったが、後半のフラット化した世界でミドルクラスの労働者がどのように生き残っていくか、という分析には非常に考えさせられた。
★★★★★ これは素晴らしい本。今までなんとなくネットの進化を傍から覗いてきたが、全ての出来事を一本に紐付けて語ってもらえると、ものすごい激動の時代だったと思える。てか、俺の仕事とられそうだなあ。頑張らなきゃなあ。
今までの時代とこれからの時代の違いを否応なしに痛感させられる。 今までの土台が劇的に変化し、自分をはじめとする若い世代は大競争時代に突入することを覚悟しなければならない。 今の稼ぎを向上・維持しようと思うならばセルフブランディングが必要不可欠である。更に下巻を読み進めたい。
インターネットが世界のフラット化のドアを開けたが、IT業界こそがフラット化の最前線にいてアウトソースが図られる皮肉。もはやすべてはGoogleの手の中ですか。
完全に取り残されている自分に気がついた。蒸気機関で十分だとうそぶいていた百五十年前の誰かと、きっと同じ顔を僕はしているのだろう。しかし、今何をしたらいいのか…。まさかウォルマートに買い物に行くこてではないだろう。下巻に期待して読み始めたらます。
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感想・レビュー:46件

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