超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)
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超弦領域 年刊日本SF傑作選を追加
超弦領域 年刊日本SF傑作選の感想・レビュー(256)
本格SFから少し不思議な話までほぼはずれ無し。どれも面白かったですが、中でも小川一水『青い星まで飛んでいけ』と津原泰水『土の枕』が好きです。伊藤計劃はあの映画をこの視点で観てみるもの面白いかも、と思いました。
おもしろい、その上読みやすい。という恐ろしいSF短編がつまったアンソロジー。構成も素晴らしく中程の非小説パートがいいアクセントになって、多種多様な作品が綺麗に収まっている。気がする。適当にめくった時のはずれなし感は手持ちの傑作選(2007-2010)中で一番か。最後の3編の並びには無敵感さえ漂う。『時空争奪』、『青い星まで飛んでいけ』には何度読んでもやられるんだろうな。--新購--
作品の質もさることながら多様な形式の作品があり、前作よりも面白かった。最後の三作は直球の良作。津原泰水の作品はSFではないと思うが、非常に力量のある作家だと感じた。
樺山三英「ONE PIECES」、津原泰水「土の枕」、最相葉月「幻の絵の先生」、小川一水「青い星まで飛んでいけ」がよかった。津原泰水はゾッとする巧さだし、小川一水はその設定だけで大好き。
『ノックス・マシン』なる軽めなSFから始まり、『土の枕』〜『眠り課』というバリエーション豊かな中盤、そして終盤はストレートなSF、と様々なタイプの作品を楽しめる1冊。前年版よりさらにおもしろかった。
最近のSF作家って円城塔と伊藤計劃しか知らないので、ちょっと探してみようか?と手に入れた本。残念ながら、この二人しか読みたいSF作家はいなかった。しかし、SFでなければ好感触な作家は何人か覚えたぞ。まあそういうために手に入れたわけで、そういう意味では成果はあったかな。津原泰水、倉田英之。後記の「二〇〇八年の日本SF界概況」、野阿梓氏が新刊出してたのね、ちっとも知らなかった。やおいはねぇ、あそこは抜きでいいのにねぇ、でもいつか手に入れよう。
「虚構機関」が図書館になかったのでこっちを先に読んでみた。ライトノベルっぽいノリのはちょっと苦手だけれども(笑)、おおむね楽しめた。出だしの法月綸太郎氏もそうだけど、最後の小川一水氏・円城塔氏・伊藤計劃氏の3連発は効いた。特に伊藤計劃は……「ハーモニー」に通底する、「何をもって生命とするか」というテーマは、伊藤計劃という命そのものが紡いでいたものだけに、相変わらずずっしり来る。そして、各作品前の編者の言葉を読んでみて考えるに、やっぱり自分がけっこうグレッグ・イーガンにハマれそうな気がしてきた(笑)。
今回も楽しかった。読んでた時は派手な印象はなかったのにじわじわ存在感を増すのが「分数アパート」。外でその手の二階建てアパートを見つけ、住人がドアを開けて入って行くのを見るたびに、「あああ…」と思ってしまう。
SFアンソロジーって、色々なタイプの奇想天外な物語がたくさん読めて、お得感あるな。漫画まで入っていたのには驚いた。好きだったのは『笑う闇』。続きがぜひ読みたいのは『アキバ忍法帖』。
山田風太郎のパロディやマンガから日記や短歌にいたるまで、SFの融通無碍さを楽しめた一冊でした。一番のお気に入りは『時空争奪』かな ぁ。
なんと言っても、法月綸太郎の『ノックス・マシン』。あとは樺山三英の『ONE PICES』、小林泰三の『時空争奪』とか前半が良かった。そして好きな小川一水の『青い星まで飛んでいけ』が面白かった。倉田英之はR.O.Dの続きを早く書いてくれ!
前巻同様さまざまなタイプの短篇が収録されていて楽しめた。SFかどうかわからないものも含めて読んでいて面白いし、正直言ってわけのわからないもの、つまらないものもある。だれもが傑作と言っている伊藤計劃「From the Nothing, With Love.」もいいけれど、読み終わっていちばん印象強かったのは岸本佐知子「分数アパート」だったりした。推薦作のリストは参考になって、嬉しい掲載。
樺山三英と伊藤計劃目当てで読んだ。あくまで「傑作選」なので当たり前だが、作家によってまるでカラーが違う。凄まじく難解な書き下ろしあり、シュールな日記あり、どこからどう見ても純文学あり。普段SFはあまり読まないが、あらゆるジャンルを包摂する『無節操さ』こそSFの強みなのだと思う。
岸本佐知子さん目当てで借りた短編集。が、どれも元になってる理論(数学とか物理学/^^;;)は理解できなかったり、SFの造詣が深く無い私でも、それぞれ違う趣、面白さがあり楽しめました。日下氏大森氏の前説で、楽しんで読んだら良い的な勢いを付けてもらえた様な気がします。そういった意味でも、非常に秀逸な短編集かもしれません。
読了。「ノックス・マシン」と「青い星までとんでいけ」が面白かった。というか、だけが、面白かった。他の例えば、「分数アパート」のようなよくわからない話も面白かったと言いたいんだけど、そう言うには私のSFに対する理解が幼稚すぎるのかも。まぁそれならそれで構わないけど。他の面白くなさ(あえてこう言うが)に比してノックス・マシンと青い星まで~のおもしろさが際だった、私にとってはそんな本。その2作だけを以て、読んで良かったと言えたと思う。
今年に入って『NOVA1』 『虚構機関』 そして本書『超弦領域』と一気読み。というか 実際は結構時間がかかった。円城塔・伊藤計劃の出現はやっぱり日本SFのエポックだ(今回の伊藤計劃作品は前巻のあの話とリンクしてるんですがこれは読んでのお楽しみ)。今後「伊藤計劃」的な方向性での発展が可能なのか 本来先頭を走るべき本人の夭逝が本当に悔やまれる。しかし この短編集の白眉は何といっても『分数アパート』。これが本当に初出なのかというアイディア。「作品化」希望。
小林泰三「時空争奪」予想と違うオチ、藤野可織「胡蝶蘭」分け前こわい、岸本佐知子「分数アパート」確かにこれはSF、Boichi「全てはマグロの~」感動バカSF、小川一水「青い星まで~」巧いのにときどき噴いて困る。巻末の短編推薦作リストよいな。
「虚構機関」より面白いと思う。「全てはマグロのためだった」のあとがきは泣ける。伊藤計劃の007とアレを合わせてSFにする力業は見事。「青い星までとんでいけ」とか「ノックス・マシン」とか,年間傑作選の名に恥じない。
良作がそろっていてお得な短編集。個人的には岸本佐知子の発見が一番の収穫。「全てはマグロのためだった」は雑誌掲載時に読んでいて、とても好きだった。小川一水、円城塔、伊藤計劃は最後の三篇を一気読みする贅沢がうれしい。伊藤計劃はハーモニーが大好きなだけに本当に惜しまれる。
面白かった!去年のも読む 好み:「ノックス・マシン」「土の枕」「幻の絵の先生」「全てはマグロのためだった」「笑う闇」「From the Nothing, With Love.」
「青い空まで飛んでいけ」「ノックス・マシン」「From the Nothing,With Love」「全てはマグロのためだった」が好み。それと解説が堅苦しくないのが良かったです。
去年よりも打率があがっていて、楽しませてもらいました。「ノックス・マシン」「土の枕」「From the Nothing,With Love」辺りが好き。あと「時空争奪」が凄い。ついでに「アキバ忍法帖」は本当にどこがSFなのかサッパリですが(笑)、こんな機会でもなければまず出会えなかったので読めてよかったです。SF愛的には、Boichi氏の『著者のことば』が熱くて応援したくなりました。よいアンソロジーで満足♪
読み終わったとたんに前作の虚構機関を買いに行っていた。こりゃいいアンソロジーだ。個人的に好みだったのは津原泰水と伊藤計劃と小川一水。特に伊藤計劃は007のパロネタなんだけど、肝心のSF部分を映画の俳優代わりネタから引っ張ってくるか!と脱帽。小林泰三のも良かったんだけど説明と現象が矛盾していることが気になった。
久々に読んだ意味のあるアンソロージー。編者が生きている。腕前の見せ所。これは凄い。意味のわからんものもいくつかあるがわからないものも包含できるのがSF、だと私は思う。純文学と呼ばれるものも対局にあり、巡り巡って差異がわからんのだが同じ状況だと思う。私はどちらも楽しめるよ。
超弦領域 年刊日本SF傑作選の
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感想・レビュー:102件














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