無限記憶 (創元SF文庫)
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無限記憶の感想・レビュー(171)
「時間封鎖」がそれなりに完成されていた作品であったので、全く登場人物を変えての仕切りなおしは良かったと思う。割と展開的にはレトロ感漂う内容。オーソドックスに楽しませるよう話が進み、完結編への橋渡しか?楽しめましたが、新しさと言う点ではごっそりと失われた気がします。三作目の原題は「Vortex]とのこと。どのような「渦」を巻き起こしてくれるのか期待します。
前作で用意された世界設定のなかで、静かにすすむ思索小説かと思ったら後半どんどん加速して世界破滅へとすすむかのようなダイナミックな展開へ。個人的な記憶から宇宙規模の記憶へと拡大するスケール感もすごい。ただ他人を非難することでしか人間関係を築けない主人公はいただけない。
前作より時間の経過もなく数日間の出来事で、よりシンプルな作品。しかし、スピード感があり面白い。仮定体の謎に迫るが、謎は次回へ持ち越し。完結の次回作へ期待。
面白かった!前作『時間封鎖』は興味ある設定なのにつまらないことが気になって少々モヤモヤしたものが残ったのだけれど、第二作である本書は仮定体とのコミュニケーションを図ろうとする第四期の人々らと、それを阻止しようとする暫定政府の一委員会のメンバーの追跡劇が、何とも言えない緊迫感を持って伝わって来た。不満な点は、結局、仮定体の謎は次作に先送りされたことと、邦題のタイトル。このタイトル、ネタバレでしょう。本国でもまだ完結篇は刊行されていないようで、ウィルスンには早く仕上げてもらいたい。もちろん邦訳も間をおかずに。
前作の40億年と比べたら、今作は数日間の出来事ですからインターミッションというか最終作へのブリッジという印象。ですが、それなりに面白く読めました。480ページ
ミステリーロマンとしては完結した作品ではあるが、やはり食い足りない気で一杯になる。しかも、三部作最終は原書でも未だ刊行されずという。うーむ。
如何にも3部作中のブリッジという感じ。前作の時間経過の設定がなくても成立する。謎解きをちょいちょい挟んでくれないと読むのしんどいよ。第3部そもそも出ないかもだけど,皆さんの評価をちら見してからにするだろう。
『時間封鎖』よりも地味。前作は主人公達の成長物語であり、仮定体の登場、火星のテラフォーミング等、人類の試行錯誤の大筋に加え、ユーモア(特に主人公のジャズとSF小説に対する造詣などが挙げられましょう)などの枝葉も面白みに溢れていたのですが、本書は大人しい。四〇年(四〇億年)を書いたものと、数日間の事件を書いたものの差が出た。この『無限記憶』で最も興奮したシーンは、インド洋のアーチをタークが通過する瞬間だった。超巨大建造物の不可思議な機能、そして有り得ざる経験。思えばここが作中で最もSFらしい箇所でした。
仮定体の謎が垣間見え、さらにいくつもの疑問が生まれた 今回が三部作の第二部、軸(Axis)で、第三作のタイトルが渦(Vortex)…うわ、すげえ楽しみだ
読了。前作の続編だが、前作ほどのインパクトはなかったかな。その理由はたぶん、①こういう風味のSFだということがわかっていた②前作にもましてSF風味が薄れていた こんなとこかな。あと正直言って、飽きもきてると思う。Vortexも読むとは思うけど・・・あまり期待しないでおくかな。まぁ正体とか理由とか、気になることは結構あるんだが。
タイラーとジェイスンのその後(?)に、それぞれ彼ららしいなと。仮定体と交流できる可能性を持たされた少年に執着する博士の気持ちは少しわかる。なりかわりたい、せめて連れて行け。大きな憧れが歪む悲しさ。後半、仮定体の部品?や構造物の造形を想像するのが超ぞわぞわして楽しい。少しずつ見えてきた仮定体の設定が個人的に好きすぎる。関係ないけど SPIN・AXIS・VORTEX ってリング・らせん・ループみたいですね。
前作より評価低いみたいだけど、私は好きです。砂漠の逃亡劇ってベタだけど、なんかハリウッドB級見てるようなワクワク感があった。続きは本当に出るのか?
邦題で示されているような仮定体の本質が明らかになるようなストーリー。続編の噂もあるが、今回のような感じならあまり興味は湧かないのが正直な所。ドラスティックな展開を希望。
前作から約30年後、あのアーチの先にあった造られた惑星を舞台にした3部作の第2作。「時間封鎖」というアイディアを壮大なスケールで描いた前作と比べると、どうしても見劣っちゃうけど、それでも面白い。回想シーンを読みながら「タイラー、良かったなぁ」と少し泣けてきた。ジェイスンも思わぬカタチで登場するし・・・ということで、前作を読んでないと楽しめないのは間違いない。深まる仮定体の謎。著者はどんなオチを用意してるんだろうか。
「時間封鎖」の続編で、三部作の第二作目。 前作よりも、ストレートに物語がどんどん進んでいき、 大変読みやすい。 お話としても、大変面白い。 第三部完結編 Vortex が、待ち遠しい。
後半は想像力が試されるというか、仮定体の収集装置の数々を一生懸命思い浮かべながら読みました。薔薇はユーモラスで面白いけど、あの規模で1個1個掘り出して目で見て、というのも違和感があるような…。リーサの元夫がなかなかよいキャラクターで気に入った。前作主人公がどうなったのか気になっていたので最後までやきもきしました。記憶を使っているのは誰なのか、次回作も楽しみ。
『時間封鎖』に比べるとスケールは格段に小さくなってしまったけれど、少しずつ姿を現してきた仮定体に興味津々。灰の中から生まれてくる生命体?機械物?の無秩序さがかなり気に入った。(・・を救出しようと瓦礫を根で掘り起こす場面など、想像するとユーモラスで笑ってしまった)。目のある薔薇は不気味だった。早く完結編が読みたいです。
仮定体の謎が解明されるどころかむしろ深まっちゃってますけど…前作に比べてイメージしづらい部分が多かったような。決して面白くないわけではないですが。風呂敷はちゃんと畳まれるのだろうか。まぁでも続編が読めればそれだけで良い気もする。
前作を読まないとさっぱりだと思うので、時間封鎖は必読のこと。現実に存在するか未確認ではあるが、アーカシックレコードとかにも繋がる内容。前作ほど驚く仕掛けはないが、アーチの向こうの世界については細密に描かれている。原作は読んでいないが、翻訳が上手いんだと思う。さくさく読めます。
楽しみにしていた第2部。ですが、前作との毛色の違いに中盤まではなかなか気持ちが乗れず苦しかったです。アイザック側とリーサ側のストーリーが交わる中盤からぐっと面白くなって最後は一気に読みましたが・・・仮定体の謎に迫りつつもまた謎が増えてしまってすっきりしない。次作に期待! 前作に続き邦題が秀逸でした。
ちょっと特殊な「ファーストコンタクト」モノなのかもなぁ。なんか全体的な印象がハリウッド映画みたいでした。前作の壮大さから一転、細かい部分をメインにして書いてみた、ということのなのかもしれない。続編はいまだ影も形も見えずですが、2作を通した謎がきちんと解明されていればいいなぁと思いながら、気長に待とうと思います。
無限記憶の
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